はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
私がフリーランスとなったころからメイクがナチュラル志向に変わっています。
当時はとくにアイメイクがナチュラルになっていましたが、そのぶん真っ赤なくちべにを使ったりチークで色っぽさやかわいらしさを強調したりと、リップやチークのメイクで全体的なふんいきを出すメイクが流行っていました。
ですが2020年からはじまったコロナ禍をきっかけにマスクをつけなければならなくなったことでまたアイメイクに注目が集まるようになりました。
ただコロナ禍以前のようなナチュラルメイクでは、マスクをつけたときにとても顔の印象をうすく感じる方が多かったのではないでしょうか。
今日は「ぼかす」テクニックを使って自然なのに目が大きく印象的に見えるメイクの仕方をご紹介します。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
流行りのナチュラルなアイメイクについて
Make : Yukiko Ogawa (AimaBle)
10年ほど前のアイメイクは、黒のリキッドアイライナーでしっかりと太くアイラインを引いて黒色に近い濃い茶色を使ってアイシャドウを入れ、マスカラを塗った上からつけまつげを重ねるといったメイクがとても流行っていました。
従来のリキッドアイライナーではアイラインに太さや濃さが生まれにくいため、ボビー・ブラウンやMACといったコスメブランドからジェルアイライナーが発売されるようになったのもこのころです。
時を経て私がフリーランスとなるころには、そのおもかげもなかったかのようにアイメイクがどんどんナチュラルになっていきました。
そのぶんポイントメイクに取り入れられるようになったのが、真っ赤なくちべにやチークを使ったメイクです。
イガリシノブさんが考案された「おフェロメイク」が爆発的に流行ったのもこのころです。
そしてコロナ禍は、自宅以外ではマスクをつけることがマナーの1つとなる時代になりました。
ところがマスクをつけることによって出てきた問題が、目と眉しか見えないということです。
コロナ禍よりも前までは口紅やチークで色っぽさやかわいらしさを出せましたが、マスクをつけなければならなくなったことで眉とアイメイクでしか全体的なふんいきや印象を人にあたえられなくなってしまいました。
今はメイクがナチュラル志向に変わったということを上にも挙げましたが、アイライナーも茶色を使う方が多いと思います。
またアイシャドウもうすい色の茶色やベージュ系を使う方が多いのではないでしょうか。
ですがいままでとおなじアイメイクでマスクをつけると、
ちゃんとメイクをしているのにスッピンと思われることが増えた…。
と悩む女性が増えているそうです。
ではどこをどのようにしてメイクをすれば自然なのに印象のあるアイメイクができるようになるのでしょうか。
メイクの仕方を変えるだけでナチュラルなのに印象のある目元になります
Hair & Make : Yukiko Ogawa (AimaBle)
マスクをつけることがマナーとなってから、メイクの仕方に悩んだりあわてて化粧品を買いに行かれた方も多いのではないでしょうか。
今まで使っていた茶色のアイライナーを黒に変えたりボリュームが出るマスカラをなんども塗ってみたり、アイシャドウの色を濃くしてみたり…。
でも化粧品を買い替えただけでは目元の印象は強くなっても、あなたの中では濃すぎるように感じてしまったりどこかしっくりこないように感じているのではないでしょうか。
その理由は、化粧品ではなくメイクの仕方を変える必要があるからです。
上記のように化粧品だけを変えると目のりんかくを強調しすぎたりまつ毛だけが濃くなってしまったり、こなれ感とはほど遠い一昔前のようなメイクに仕上がってしまいます。
ではどのようにしてメイクをしていけば良いのでしょうか。
メイクの順番を変えるだけで自然なのに印象的なアイメイクに仕上がります
アイメイクの基本的なメイクの順番は、
1.アイシャドウ
2.アイライナー
3.ビューラー
4.マスカラ
です。
たいていの方が、この順番でアイメイクをされているのではないでしょうか。
このメイクの順番を少し変えるだけでナチュラルなのに印象的な目元にすることができるようになります。
アイメイクの仕方について
まずはじめに使うのは、アイシャドウです。
アイホール全体に入れる色は、まぶたのくすみをはらう意味もあるので明るめの色がオススメです。
通常は目のキワに少し濃い色のアイシャドウを入れますが、さきにビューラーをしてまつ毛をしっかりと上げます。
なぜならば先にビューラーをすることで、アイライナーがうすくなってしまうことを防ぐことができるからです。
そしてビューラーをしたあとにアイラインを入れてます。
このとき黒は使わないでください。
なぜかというと、目のりんかくを強調しすぎてしまうからです。
茶色のアイライナーを使ってアイラインを引きます。
つぎに先の細いアイシャドウ用チップに茶色のアイシャドウをとって目のキワへ色を入れます。
このように順番を変えてアイシャドウをアイラインのあとから入れることでしっかりと引いたアイラインの効果をやわらげることができるため、目元の印象を自然なのに印象的にすることができるようになります。
使う茶色のアイシャドウは、写真下側の茶色のアイシャドウくらいの色みがオススメです。
カネボウ アイカラーデュオ 19
そして最後にマスカラをつければナチュラルで印象的なアイメイクの完成です。
まとめ
時代や流行りとともにメイクもどんどんと変わります。
そのためマスクをつけているときと外したときとで見た目の印象に大きなちがいが出ても少し残念ですし、反対にスッピンのように思われても悲しいです。
メイクは使う化粧品選びも大切ですが、テクニックも大切です。
とても簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてください。
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