(*このページは2024年3月21日に更新されました)
はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
とつぜんですが、あなたは目の下のクマをカバーするときにどのような化粧品を使っていますか?
多くの方がファンデーションやコンシーラーと答えられるのではないでしょうか。
私もコンシーラーを使ってカバーメイクをおこなっていますが、ここ数年のナチュラルメイクブームの影響か筆ペンタイプのリキッドコンシーラーが増え、クリームタイプのコンシーラーがとても少なくなったように感じています。
その中でも何色かのコンシーラーがセットになっているパレットタイプのものはとても少なくなりました。
つい先日以前から気になっていたアディクションのコンシーラーパレットを購入しました。
今日は、私がどうしてこのコンシーラーパレットを選んだのかという理由とどのようにして使うのかについてご紹介していきたいと思います。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
アディクション スキンリフレクト フレッシュコンシーラーを選んだ理由と使い方
私は昔からシミやクマなどのトラブルをカバーするさいはコンシーラーを使っています。
その理由としては、長時間トラブル部分を美しくカバーしてくれるためです。
今はエアブラシメイクの技術を取得したためシミや吹きでもののカバーはエアブラシを使っていますが、クマのカバーメイクにおいてはコンシーラーを使うようにしています。
私がなぜクマのカバーにコンシーラーを使っているのかというと、
・クマの色や濃さに合わせてコンシーラーの色や濃さを調節することができる
ためです。
クマには大きくわけて種類が3つあります。
もう少しくわしく説明をします。
青クマは血行不良によって起こります。
重力の影響もあって人の血液は足には流れやすく、頭に流れるためには重力に逆らう必要があるため時間がかかります。
そのため時間の経過とともに血の巡りが悪くなり、クマが青く浮き上がってくるという仕組みです。
茶グマは、目をこすったときの摩擦による皮膚への刺激で肌が茶色く変色してしまうことでできることが多いです。
そのほかの原因としては、アイシャドウやアイライナーがキレイに落ちきっていない状態がつみ重なることで肌に色素が沈着していくことも挙げられます。
灰クマは加齢により筋肉が弱ってたるみ、それによって目の下の涙袋がふくらんだりくぼみが深くなることでできます。
私が今回購入したアディクションのコンシーラーは、4色のコンシーラーがセットになったパレットタイプのものです。
アディクションのコンシーラーパレットは3種類あります。
1番人気色は、もう少し明るい色のコンシーラーがセットになったものでピンクベースになっています。
1番人気のある色と今回購入した色とでとても迷ったのですが、結局この色を買うことにしました。
その理由は、
・濃いシミのカバーにも対応できる
・メンズメイクにも使える
からです。
茶グマは名前のとおりクマの色が茶色くなっています。
茶色は黒に黄色を混ぜて作りますが、ピンクベースのコンシーラーでは黄色みの強い茶グマはカバーしきれません。
ですがここ数年クマのカバーとしてだけでなく、ピンクベースのコンシーラーを使うと肌に透明感を出すことができることもあってイエローベースのコンシーラーが少なくなり、圧倒的にピンクベースのコンシーラーが増えました。
(*コンシーラーパレットの話です。)
また使い勝手の良さから筆ペンタイプのコンシーラーも増えましたが、人の肌色が人によってそれぞれちがうようにクマの濃さも人によってちがい日によってもちがいがあります。
そのためたくさんの方のクマをカバーするためには色を混ぜて作ることがもっとも適しているので、私はこのコンシーラーパレットを購入しました。
このコンシーラーはじっさいにはもっと暗い色をしています。
そのため色の濃いシミもキレイにカバーしやすく女性よりも肌の色が濃い男性のメイクにも適しています。
撮影の現場では男性モデルさんのメイクをすることもありますがそのときにも役立ちます。
Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
アディクション スキンリフレクト フレッシュ コンシーラーの使い方について
このコンシーラーは4色展開になっています。
右上 ハイライト
左右下 コンシーラー
と少し使い方にちがいがあります。
左上はオレンジベースのクリームコンシーラーになっています。
オレンジは赤に黄色を混ぜて作りますが、赤と黄色の要素を補正してくれるので茶グマはもちろん青クマのカバーとしても使いやすいです。
ですが、これだけだと目の下が濃く目立ってしまうので下の左右2色のコンシーラーを重ねてトーンを明るくしていきます。
色白の方は、お手持ちのコンシーラーを重ねると肌色に合わせやすくなります。
またベースメイクをうすくナチュラルに仕上げたい方は、リキッドファンデーションや化粧下地で割るとうすづきの仕上がりにすることができます。
ちなみにこのコンシーラーを使うときはクリームタイプなので指にとっても良いのですが、ぼってりと重くつきやすくなるのでできればコンシーラーブラシを使うことがオススメです。
コンシーラーブラシの毛は、ナイロン製のものの方が取る量を調節しやすく使いやすいです。
右上のハイライトは写真からは伝わりにくいですが、こまかいパールが入っています。
クリームタイプなので伸びもよくとても使いやすいです。
スティックタイプのハイライトのようなぬれたツヤ感を出すことはむずかしいですが、光沢感のあるツヤやかな質感の肌にすることができるので乾燥肌の方やアラフォー世代以上の方にとてもオススメです。
このハイライトは、コンシーラーブラシではなく指にとってポンポンと軽くたたきこみながら使うと肌になじみやすくなります。
使う場所としては、ほお骨の上・鼻筋・おでこといった高さのある部分に使うと効果的です。
まとめ
クリームタイプのコンシーラーは厚塗りになりやすく思われてしまったり何色も色が入っているととても使いづらく感じられやすいですが、肌の上に色を重ねて調節したりコンシーラーを混ぜて色を作ってからクマをカバーすることができるので使ってみると案外こちらの方が使いやすくが良く感じていただけるかと思います。
また化粧下地やリキッドファンデーションと混ぜることで色を明るくしたりうすづきにすることもできるのでとても便利です。
エアブラシメイクと合わせて使うことでより美しいベースメイクやメイクの仕上がりを実現していきたいです。
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