化粧品

ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。

 

寒さが増してきました。
今年の冬はラニーニャ現象の影響でとても寒くなるそうです。
寒くなると気がかりなことが「空気の乾燥」です。

気温が下がるにつれて湿度がどんどん低下していきます。
それにともなって肌をはじめ、のどなどの粘膜や内臓も乾燥しやすくなるため、のどが渇きやすくなったり風邪をひきやすくなったりします。

体は一番水分・酸素を必要とする内臓を優先にそれらを送り込むため、必要度の低い肌や手先や足先はとても乾燥したり冷えやすくなったりします。
マスクをしていると多少呼吸で保湿をすることはできますが、マスク自体に肌の水分をもっていかれるので効果としては微々たるものです。

 

肌の乾燥でおそろしいのがシワが増えやすくなることと、肌のツヤがうしなわれてしまうことです。
シワは増えてしまうぶんだけ老けて見えてしまうので作らないようにすることが大切です。
そのため、こまめな水分補給やスプレータイプのお化粧水・美容液を使って肌を乾燥から守る対策をとることがとても望ましいです。

そして肌のツヤ感がうしなわれてしまうことも老けて見えてしまう原因の1つ。
ですがこれはお化粧品の力を借りればおぎなうことが可能です。
今日はお化粧品を使った肌のツヤを長時間もたせる方法と、そのお化粧品についてご紹介します。

 

■このブログの信頼性について

このブログを書いている私はヘアメイク歴18年のフリーランスのヘアメイクアップアーティストです。
9年間、結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
現在フリーランスとしてCMなどのメディア撮影や個人撮影など、さまざまな現場でヘアメイクアーティストとして活動を続けています。

では早速ご紹介していきます。

 

冬の乾燥肌にツヤ感を出すおすすめ化粧品とその使い方について

化粧下地で肌の乾燥を防ぎ、ツヤ感を出すお化粧品と使い方について

肌のツヤ感を出すことも大切ですが、なによりも肌の乾燥を防ぐことができるともっといいですよね。
まず最初に下地でできる肌の保湿力を高め、ツヤ感をあたえるおすすめのお化粧品とその使い方についてご紹介します。

 

まず最初にご紹介するのはオイルが入った化粧下地です。

化粧下地

オイルカプセルが粒子状になって配合されている化粧下地です。
色は自然な肌に近い色をしていますが、とても水っぽい質感になっているためカバー力はありません。
肌に付けるとカプセルが破れて中に入っているオイルが溶けだし、肌の表面にぬれたようなうるおい感のあるツヤを出すことができるようになります。

オイルが入ってはいますがベタベタとしたイヤな感触はありません。
サラッとしていて伸びが良く、とてもここちよい質感になっています。

年齢を重ねるとともに皮脂が作られにくくなることで肌表面がかさつき、ツヤ感のないとてもマットな仕上がりになりやすい肌へと変わっていきます。
オイルが入っている化粧下地はその皮脂の役割を果たしてくれるので肌表面に皮膜を張り、肌になめらかなツヤ感をあたえるだけでなく、肌の水分が蒸発してしまうことも防ぐ効果があります。

使い方としてはスキンケアのあとでファンデーションの前に使うことがおすすめですが、コントロールカラーなどを化粧下地として使われている場合は、乳液に混ぜてお顔全体に伸ばして使うと時間短縮を図りながら、コントロールカラーの効果を落としてしまうことがなく使うことができるのでおすすめです。
また、ファンデーションに混ぜて使うことで(すこしカバー力は落ちてしまいますが)肌のなめらかさとうるおいの質感を出すことができるようにもなります。

ただし注意点があります。
オイルが入っているため皮脂と混ざりやすくなり、メイク崩れがしやすくなります。
マスクが当たる顔の下半分や皮脂が出やすいTゾーンは、うすく塗ったり使わないようにするなどして工夫をすることでメイクを1日中長持ちせ、ツヤのあるうつくしい肌を持続させることが可能となります。

 

次におすすめするのが肌の保湿力を高める保湿剤です。

化粧下地

 

お化粧品売り場では「モイスチャライザー」という名前で販売されていることが一般的です。
名前のとおり「モイスト=うるおい」をあたえるための下地になります。
この保湿剤を使うことで、肌の表面にオイルとはちがったみずみずしいツヤ感をあたえることができ、肌の水分量をおぎなうこともできるようになります。

保湿剤は肌の保湿を目的としているもののため、これ自体にカバー力はありません。
またスキンケアの1種としても使うことができますが、パールやラメの入っているものも多いので化粧品と同じようにして使い、メイク落としを使って落とすことを私はおすすめしています。

こちらはすこしクリームのようなコクのある質感をしているため、ファンデーションに混ぜてしまうとファンデーションのカバー力がかなり落ちてしまう可能性があります。
そのためスキンケアの最後に使用するか、乳液に混ぜて使うことをおすすめします。
ただ、パールが入っているものなどは化粧下地の上からツヤを出したいところへ部分的にうすく重ね付けをすることで、さらにツヤ感を出すことも可能です。

 

私もこの2種類の化粧下地は冬から春にかけての湿度が低い季節と、40代以上の方のヘアメイクをするときはかならず持って行くようにしています。
なめらかでうつくしい自然なツヤ感を長時間維持することができるのでとても重宝しています。

 

お化粧品でツヤを出すお化粧品と使い方について

さきほどご紹介した化粧下地とはちがい、お化粧品でツヤ感を出す場合は部分的に使用することがほとんどです。
なお化粧下地のように保湿力を高めたり、肌を乾燥から守るような効果はありません。
ただ、化粧下地以上にしっかりとしたツヤ感を出すことができるようになり、1日中ツヤを持たせてくれるため、肌のツヤ感がうしなわれやすい冬場には欠かせないお化粧品になります。

ツヤ感を肌にあたえてくれるお化粧品にもいろいろな種類がありますが、いちじるしくツヤ感の失われる冬の季節にオススメなのがスティックタイプお化粧品になります。

化粧品

パウダータイプのツヤを出すお化粧品もありますが、パウダーに肌表面の水分を吸収されてしまい肌自体の乾燥がすすんでしまうため、湿度の低くなる時期にはおすすめできません。
反対にスティックタイプは油分が多いので肌を乾燥させてしまう可能性はほとんどありません。
また油分が多いぶんパールだけのきらきらとしたツヤ感だけではなく、すこしぬれたような質感をあたえる効果も高いことから、みずみずしい肌の質感を生み出すことができるようになり、若々しいベースメイクに仕上げることもできるようになります。

 

まとめ

冬から春にかけての一番湿度の低くなる季節は、いかに肌がかさついていないように見せることができるのかがもっとも大切になります。
そのためにはスキンケアでしっかりと保湿をしておくことも大切ですが、保湿した肌の状態を長時間もたせたり、乾燥をさせにくくすることも大切になります。

ファンデーションだけでは肌のかさつきをおぎなうことがむずかしいのですが、化粧下地やお化粧品と組み合わせることで、真冬でもうつくしいなめらかな肌の状態を作り上げることができるようになります。
なお、上記のお化粧品すべてを使う必要はありません。
ご自身のお肌の乾燥具合や悩みに合わせてうまく使ってみてください。
乾燥肌の悩みが解消されるとうれしいです。

 

 

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