はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
かわいく華やかに春をいろどる桜も満開となりました。
桜の花びらが舞うととてもキレイですが、あとすこしで見れなくなってしまうことを思うとさみしく思います。
満開に咲きほこる華やかな桜を楽しくながめたいですね。
暖かくなり、お花見やおでかけをする機会が増えたのではないでしょうか。
明るい日ざしのしたに出ると心も軽く太陽の光を浴びたくなりますが、気をつけたいのが紫外線です。
今日は先日皮ふ科の先生から教えていただいた紫外線やブルーライトによる光老化のことと、その対策方法についてくわしくご紹介します。
紫外線・ブルーライトによる光老化と若い世代に急増している血管腫について
先日2か月に1度おとずれている皮ふ科へホクロを取りに行きました。
通いはじめて1年になりますが、上手くいけば今回で施術も終わるのではないかと思います。
ホクロがなくなってくると、べつのところが気になるのは人の性でしょうか。
ここもそこもといろいろなところが気になります(苦笑)
その気になるものの中でとくに気になっていたのが、赤い小さな斑点です。
髪の生えぎわに2つあったのでホクロといっしょにレーザーで取ったのですが、つぎはべつの髪の生えぎわやほかの場所へとあとからあとから増えているように思います…。
これについて皮ふ科の先生に相談をしたところ、おどろくようなお話をうかがいました。
若い世代に急増する紫外線・ブルーライトによる血管腫の増加について
髪の生えぎわにある小さな赤い点が血管腫です。
年齢を重ねるにつれ、顔や首・デコルテ・背中などに小さな赤い点ができることがあります。
これは血管腫といい、血管が拡張したり増殖したりすることによってできる良性の腫瘍になるそうです。
私の母や弟は若いころから体にできているのですが、私もここ数年ほど前から上の写真のように顔に出てくるようになりました…。
血管腫という名のとおり、潰れると出血することがあります。
私も血管腫をレーザーで取ったさい出血したことがあります。
血管腫ができる人の特徴について皮ふ科の先生に教えていただいたところ、
・40代以上の方
・皮ふがうすい方
にできやすいとおっしゃっていました。
私の場合は加齢によってできやすくなっており、私の母と弟については皮ふがうすいためできやすいとも話されていました。
ちなみに弟はこちらの皮ふ科を受診していませんが、母が私といっしょにこちらの病院にかかっていてそのように説明を受けことから、弟も皮ふが母に似てうすく繊細なので若いころからできやすいのだと思っています。
上の写真の場所にある血管腫は目立たないのと処置をしだすときりがないので今回は取りませんでしたが、先生によると、
血管腫は、若い子の間でも増えてきてるんや。
と話されていました。
若い世代にできる血管腫の原因について
血管腫は、ホクロと同じように意図してできるわけではありません。
そのため私のように顔にできるととても気になりますし、でき方によっては血豆のようにぷっくりと大きくふくれてしまうものもあるため気が気ではありません。
私だけが悩んでいるのかと思っていましたが、血管腫を気にして受診される方やレーザー治療を受ける若い世代の方が増えてきているそうです。
これについて先生もその原因を調べているそうですが、
どうも目から入る紫外線とかブルーライトが関係してるみたいやわ。
どういう因果でできるのかはまだ分からないけど、スマホやパソコンを使う人が増えてるからそれも原因なんかもしれんなぁ。
とおっしゃっていました。
紫外線は殺菌作用があるので無くなってしまうと大変ですが、弊害があることを思うと何とも言えない気持ちになります。
「光老化」について
光老化や血管腫の原因となる紫外線やブルーライトを防ぐ対策方法をご紹介する前に、「光老化」についてご説明します。
余談ですが、紫外線に当たり過ぎると皮膚がんを発症するリスクも上がります。
適度に紫外線を浴びることは肌のかゆみを抑えたり*殺菌作用があるため体に有効ですが、過度に浴びることは老化やがんの原因になるためオススメできません。 *マツコの知らない世界「かゆみの世界」より参照。
また紫外線は、光老化だけでなく疲労を蓄積する原因にもなります。
長時間外にいると疲労感が増すのはそのためです。
ちなみに私はヘルペスをわずらっており、疲れやストレスがたまったり体の免疫力が下がると顔にヘルペスが出ます。
そのため疲労を蓄積する紫外線を浴び過ぎないよう気をつけて過ごしています。
ではつぎに紫外線やブルーライトを防ぐ方法についてご紹介します。
光老化の原因である紫外線やブルーライトを防ぐ方法について
紫外線やブルーライトによる光老化を防ぐ方法について皮ふ科の先生におうかがいしたところ、
これから紫外線量が増えるから日やけ止めクリームを塗ったり日傘とか帽子を使うように。
あと血管腫を防ぐのに、サングラスとかブルーライトをカットするメガネでパソコンとか携帯を見るようにした方が良いで。
とおっしゃっていました。
私は年中日やけ止めクリームと日傘を使っていますが、ブルーライトをカットするメガネはここさいきん使っていなかったのでその日から使うようになりました。
メガネを持っているのに使っていなかった理由についてはのちほどご説明しますが、その前に日やけ止めクリームの効果やオススメの日やけ止めアイテムをご紹介します。
日やけ止めクリームの効果について
一般的な化粧下地やファンデーションには、紫外線をカットする成分がたいてい含まれています。
ですが紫外線量の高くなるこれからの時期には少し弱いので、日やけ止めクリームをベースメイクに合わせて使うことがオススメです。
日やけ止めの成分としてかならず表記されているのが、SPF値とPAです。
これらはなにを表しているのかというと、
です。
ちなみにSPF値は50、PAは++++がもっとも高くなります。
これは余談ですが、私がまだ20代前半のころはSPF値が125というとんでもない数値の日やけ止めクリームがふつうに販売されていました。
SPF値が高いとUV-B波の防止効果はとても高いのですが、肌への負担もとても強くなります。
私はそんなことも知らずにたくさん使っていましたが、白塗りをしたように顔が真っ白になりクレンジングをしてもなかなか落ちないので落とすのに苦労したことを今も覚えています。
(今は笑い話にしていますが(笑))
肌への負担がとても強くなることから私が20代後半に入るころにはSPF値は50までと決まったようですが、SPF50も肌への負担は強いのでしっかり落としてあげてください。
バッグに入れておくと便利な日やけ止め
日やけ止めクリームは、朝塗って夜までその効果が続くほど持続力は高くありません。
そのため途中で塗り直す必要が出てきます。
とはいえメイクの上から日やけ止めクリームを塗り重ねると、ベースメイクがヨレてしまいます。
そこで持っておくと便利なのが、スプレータイプの日やけ止めです。
スプレータイプなのでメイクをした上からサッと顔に吹きかけて使うことができます。
そのためメイク崩れもなく、しっかりと日やけ止めをおぎなうことができるのでとても便利です。
また水にも強いので海でのレジャーにもオススメです。
私もむかし海へ遊びに行ったときに持って行きましたが、海に入っても入らなくてもササッといつでも日やけ止めを顔に付けたすことができたのでまったく日やけせずに済みました。
外での撮影ではメイク直しの後、お客様のお顔にサッとひと吹きして日やけ止めをおぎなっています。
そしてスプレータイプなので体や髪など全身に使えるところもうれしく、バッグに入れやすいサイズなので紫外線量の多い時期はいつも持ち歩いています。
ではつぎにブルーライトを防ぐオススメのメガネについてご紹介します。
ブルーライトを防ぐメガネについて
私はブルーライトを防ぐメガネを持っていますが、長年使っていませんでした。
その理由は、
・顔が重く感じる
・メイクが崩れる
・鼻あて部分がかゆくなる
・鼻あて部分に濃いシミができる
からです。
このなかでもシミができる原因になることがとても苦手で使っていませんでした。
そのことを皮ふ科の先生におはなししたところ、
そうやなぁ。
でも今は鼻あてのないメガネがあるみたいやわ。
と教えてくださいました。
そこで探してみたところ、ブルーライトカットメガネで有名なJINSから販売されていることを知りさっそく買いました。
【JINS】 SCREEN Nose Padless
JINSはショッピングモールをはじめいろいろなところでショップ展開していますが、このノーズパッドレスメガネは大型店舗にしか置いておらず試着もできません。
そのため仕事終わりに大型店舗へ向かいました。
(私は行く前にお店へ電話してお店に置いているかどうかを確認しました)
お店の方にさっそく聞いてみると、商品はバックヤードで保管されているとのことでたくさん持って来てくださいました。
試着もできるのでいろいろと試着させていただいて、一番フィットしやすく私の見た目にしっくりくるものを選びました。
写真を見ていただくと分かるようにこのメガネには鼻あてがありません。
では鼻あてがなければどこでメガネを支えるのかというと、フレームを折りたたむ部分にある突起部分で支えます。
これは「シーソーパーツ」と名付けられていて、この突起部分をこめかみに当ててメガネを装着することでテコの原理がはたらきメガネがずれ落ちることを防ぐ設計になっています。 *JINSのホームページより抜粋。
このメガネは色が6色展開になっており、フレームはスクエアとボストンの2種類の形があります。
私は試着をしてボストン型のフレームの方を選びました。
また色はブラウンと黒に近いブラウンとで迷いましたが、黒に近いブラウンを選びました。
名前のとおりフレームの色が、少しグラデーションになっているのが見ていただけると思います。
ブラウンをかけると目元の印象は明るく華やかになりますが、メガネのフレームはメイクのアイライナーとおなじはたらきをしてくれるため濃い色の方が目鼻立ちがよりハッキリします。
なので私は、ブラウンデミグラデーションを選びました。
ちなみにこのメガネのレンズは、ブルーライトカット率40%です。
そのためレンズが少しブラウンがかかっています。
あとこのメガネは、度数のあるレンズは対応していません。
度数のあるものもあれば買いたいのですが、鼻あて部分がないぶん安定感が少ないため落ちる可能性を考えると販売できないのではないかと思います。
JINS SCREEN Nose Padless を使った感想
ズレ落ちないかという不安は少しありましたが、シーソーパーツをこめかみに当てて装着すると、フレームが鼻に当たることなどもなく安定して使えるのでとてもおどろきました!
スマートフォンを使うときは少し目線が下がるので鼻の方に下がってくることはありますが、下に落ちることはありません。
この点は普通のメガネと変わりありません。
そして鼻あてがないことで顔が重く感じることや鼻あて部分に感じるかゆみがなくなったのでストレスもなくなりました。
フレーム部分の不快感や痛みなどもなくとても快適に使えています。
またメイク崩れもしないので、宅配便や急な来客にもメイク崩れを気にせず応対できるのもうれしいです。
あと肩や首のコリも少しだけマシになったように思います。
これは私の思うことですが、鼻あてがあることでメガネの重さが顔の中心にくるためなにかしら肩や首にも力が入ってコリがひどくなっていたのかもしれません。
皮ふ科の先生に教えていただかなければ調べることもなかったので、また病院へ行ったときに先生にお礼をお伝えしたいです。
まとめ
紫外線はシワやシミの原因となる「光老化」のはたらきがあり、ブルーライトは体に疲労を蓄積するはたらきがあります。
そしてこれらは、近年若い世代の方にも増えている「血管腫」という老化によるイボにも関係しているのではないかと皮ふ科の先生がおっしゃっていました。
光老化や血管腫などによる老化や体の疲労感を防ぐ対策として、
・紫外線防止効果の高い日やけ止めクリームを使う
・日傘や帽子を使う
・ブルーライトカットメガネを使う
という方法があります。
ただメガネは、鼻あての部分が長時間肌に当たっているとその部分がシミになってしまう可能性があります。
そこで有効なのが、JINSから販売されている鼻あてのないメガネです。
このメガネのおかげで鼻あてが肌に当たる不快感を感じることなく、目の害になるブルーライトを半分近く防ぎながら紫外線やブルーライトによるシミやシワを予防できるようになりました。
スキンケアやダイエットともつながることかと思いますが、日々のケアはすぐには効果が出なくても後からかならず効果が出てきます。
また習慣化して続けることでその効果を長く継続させることもできるようになります。
5月は紫外線量がもっとも多いと言われています。
ぜひ紫外線対策をして、あなたのためのアンチエイジングをしてください。
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