はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
先日の雨からさらに気温が下がったように感じます。
足先が冷えたり手が冷たくなったりと冷え性の方にはつらい時期ではないでしょうか?
あなたは朝、体温を測っていますか?
新型コロナウィルスのこともあって検温が義務になっている方もいらっしゃると思いますが、私は8年前から基礎体温を測るようにしています。
8年前までは平熱が35℃台ととても低かったのですが、いつも手や足が冷たかったり毎年年末年始は風邪をひいたりと今思い返してみると低体温による冷え性でとくに冬場はつらかったように思います。
当時は結婚式場でブライダルヘアメイクについていましたが、アシスタントとメインスタイリストを兼任するようになってからは朝は4時に起きて仕事へ行き、帰宅すると23時を回っていることがとても多く食事も1日に1食しかとることができなかったため体重が1か月で5kg以上減ってしまっていました。
過度の睡眠不足・栄養不足・体重の減少。
どれをとっても健康的ではなく、とても不規則な生活を送っていました。
冷え性の多くは生活習慣の乱れが原因とよく言われていますが、私もこの点に関してはとても痛感しています。
自然療法士として仕事をしている方が食生活などの改善アドバイスをされていたのですが、
と、とても注意されたことを今も覚えています。
このときの言葉がきっかけで体調管理として基礎体温を測り、生活習慣の見直しと温活を始めました。
低体温になると足先や指先が冷えやすくなってつらいですが、それよりもおそろしいのはガンになりやすいことです。
なぜ低体温になると病気やガンにかかりやすくなるのかというと、
という理由だそうです。
私はこのことを自然療法士さんから教えてもらったのですが、ちょうどこのころ乳がん検診に引っかかったところだったのでとてもゾッとしました。
結果は良性ででしたが、それ以降毎年検診は欠かさず行くようになりました。
そのころから食べるものに気をつけ温活にはげむようになりましたが、その甲斐あって35℃台だった平熱も今は36℃以上になりました。
おかげで風邪も引きにくくなり、足先は冷えることもありますが手はいつもポカポカしているのでお客様にメイクをさせていただくと、
とおっしゃっていただくことがとても多くなりました。
前置きが少し長くなりましたが、今日は私の低体温と冷え性を改善させた方法についてご紹介します。
低体温と冷え性を改善した「温活」方法について
季節を問わず温活は、今もずっと続けています。
そのおかげもあって風邪を引きにくくなり、体の不調も改善されています。
私が日々行っている温活方法について下記にご紹介します。
朝一杯のお白湯を飲む
この方法は、私の親友が勧めてくれたものです。
朝起きたとき人の体は、コップ1杯分の水分が失われているといわれています。
そのためのどの渇きに関係なく、コップ1杯の水を飲んで水分を補給することがのぞましいそうです。
朝は仕事に出る準備であわただしくなりがちなため常温の水を飲んでいましたが、朝起きてすぐの人の体は体温が下がっているため、お白湯を飲んで水分の補給といっしょに体温を上げてあげると良いと親友から教わりました。
お白湯の作り方と正しい飲み方について
ではここで正しいお白湯の作り方をご紹介します。
です。
余談ですがお白湯を沸かすときに鉄瓶を使うと素材である鉄をいっしょに摂ることができるので貧血を改善してくれます。
またあるていどの時間お湯を沸騰させるためカルキが抜け、とてもまろやかなおいしいお湯になります。
話は少しそれましたが、お白湯を飲むときは50℃前後まで冷まして飲みます。
沸騰させてすぐは、熱湯のため飲みづらく高い効果を期待できません。
50℃くらいまで冷ましたものをゆっくりと飲むことで内臓が温まり、体の芯から体を温めることができます。
とはいえいそがしい朝の時間にお湯を沸かしてゆっくりと飲むことはとてもむずかしいです。
そのため私はお白湯にはなりませんが、電気ポットで沸かしたお湯を水で割って水を飲むときよりも少しだけ時間をかけて飲むようにしています。
お白湯ほどの効果はないかもしれませんが、常温の水を飲むよりもずっと体が温まります。
お白湯を飲む1日の目安について
お白湯を飲む1日の目安は、700~800mlといわれています。
仕事のときはお白湯を外出先で作ることができないため、私は水筒に入れて持ち歩くようにしています。
この方法であれば水分補給のときにお白湯を飲むことができることとゆっくりと時間をかけて飲むことができます。
また夏の暑い日は常温の水を飲んだり持っていくことが多くなりますが、撮影スタジオでの撮影のときは空調が効いて冷えやすくなるためお白湯を持っていくようにしています。
続いてお白湯以外に行っている温活方法をご紹介します。
食べ物はなるべく加熱調理する
毎日の食事にもとても気をつけるようになりました。
以前は栄養素をバランスよく摂るため緑黄色野菜や豆類など食材の種類ごとに表を作り、そこにチェックを入れてどの栄養素が足りていないのかやどこでその食材をおぎなうのかを考えていました。
このチェック表を使っていたころは、自分の食生活がどれだけ偏っていたのかを目で見て実感できたのでとても良かったです。
そして食材は、なるべく加熱調理をするようにしています。
ビタミンやミネラルをおぎなうために野菜をとらなけばなりませんが、サラダにして食べることが冷え性だった当時の私はとても多かったです。
サラダはとてもおいしいですが、冷たい野菜を体の中へ取り込むためとても体を冷やしてしまいます。
そのため電子レンジやタジン鍋を使って野菜を1度蒸し、それをサラダにして食べています。
野菜に多くふくまれるビタミンは水溶性のものが多いため、ゆでると栄養素がお湯の中に抜け出してしまいじゅうぶんな量のビタミンをとることができません。
蒸すことでしっかりと野菜の中にビタミンを閉じ込めたまま野菜を調理することができるので、栄養を補給しながら冷え性の改善をうながすことができるようになります。
また海藻類は味噌汁に入れたり、トマトやキュウリなどの体を冷やす効果のある夏野菜も加熱して食べることができる料理に使い、そのまま食べるときは1度常温に戻してから食べています。
入浴で体を芯から温める
日本人はさいわいなことに湯船につかる文化があります。
今はシャワー浴の方も多いようですが、私は1年中しっかりと湯船につかるようにしています。
なお入浴は、朝と夜で適正温度がちがいます。
夜は38~40℃のぬるめのお湯に入ると寝つきが良くなる。
私は夜お風呂に入りますが、38℃ほどの湯船に10分以上つかるようにしています。
このとき足先から心臓のほうに向かって下にたまった血液とリンパ液を押しもどすようにマッサージをしています。
こうすることで血流が改善されて体全体がとてもよく温まるので汗をしっかりと出すことができ、体の中にたまった老廃物を汗といっしょに体の外へ出すことができます。
また夜の睡眠で熟睡をするためには、一度お風呂で体をしっかりと温めるのが良いとされています。
お風呂から上がると体温がどんどん下がります。
眠気は体温が下がることで促進されますが、最初から体が冷えている状態では体温の下がりようがありません。
そのため夜の入浴でしっかりと体を温めておくことがのぞましいといわれています。
まとめ
私は運動が苦手なため温活において特別な運動はしていませんが、食事・入浴・睡眠という生活習慣を徹底的に見なおし改善したことで3年が経つころには平熱も36℃以上を維持できるようになりました。
そして気づけば毎年必ずひいていた年末年始の風邪もひかなくなっていました。
お白湯を飲み始めたころは、
と半信半疑でしたが、平熱が36℃以下にならず風邪もひきにくくなり仕事でもお客様に心地よく過ごしていただけたりと良い効果が出ていることをとても実感しているので、
と強く思っています。
これからも自分のためではありますが、お客様にスキンケアをよりリラックスして受けていただけるように温活を続けていきます。
☆
☆
”美容サロンがあなたの玄関先へ!”
ヘアメイクを通じて
『たくさんの人たちに心のこもった技術を届ける』
という想いを込めて仕事をしています。
ご自宅の扉を開けるだけで
美しさと最高の笑顔を体感いただけます。