成人式 民法改正

民法改正による2023年度の成人式は20歳で行うのか18歳で行われるのかについて

はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBleエマブール」の小川敬子おがわゆきこです。

 

5日前に成人式は終わったばかりですが、当方はありがたいことに2023年度の成人式ヘアメイクのご予約が確定しました。

3年前から1日1組様限定でのご予約とさせていただいていますが、こんなにも早くご予約をいただけるのは初めてのことなのでとてもありがたく思うばかりです。
来年の成人式も喜んでいただけるよう技術をみがいて臨みます。

 

ところで民法改正によって2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられます。
成人年齢が引き下げになると飲酒やクレジットカードの利用など、さまざまな点において大きな変化が出てきます。

これは成人式の開催についてもおなじことがいえます。

今日はこのことについて触れていきたいと思います。

 

 

エマブール

このブログ信頼性について

このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。

現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。

それではさっそくご紹介します。

 

 

民法改正によって大きく変わること変わらないことについて

民法改正 成人式 年齢


民法改正により202241から成人年齢が18に引き下げられます。

成人になるとそれまではできなかったことができるようになりますが、反対に喫煙きつえんなど心配なことも増えます。
法改正によって変わることや成人式について現在分かっていることを挙げていきたいと思います。

 

飲酒喫煙について

飲酒や喫煙については、いままでと変わらず20からです。
理由は、健康上の影響です。

 

アルコール依存症やがんの発症リスクを早めてしまう可能性があることを考えるとなっとくのできる点です。

また飲酒や喫煙以外に、

・競馬や競輪などのかけごと
・大型、中型自動車運転免許の取得
・養子をむかえる

といったことも20歳にならなければできません。

では、年齢が18歳に引き下げられることで可能になることとはどのようなことでしょうか。

 

成人年齢18歳なることできるようなること

成人年齢が18歳になると以下のことが可能になります。

 

■成人年齢18歳なるできること

・クレジットカードを作る
・携帯電話の契約
・ローンを組む
・賃貸契約を結ぶ
・10年有効のパスポートを作る

などです。

*よりくわしい詳細は、Impress watchの4月から18歳で「成人」。来年以降の成人式はどうなる?をご覧ください。

 

私もあらためて知って勉強になる部分が多いですが、成人することによってできるようになることはどれも、大きな責任をともなうことばかりだと感じています。

クレジットカードを作ってローンが組めるようになったからといって自由にカードを使っていては、いずれ返済ができなくなってしまいます。
またパスポートは、免許証や保険証とおなじように身分証となる大切なものです。

成人することでさまざまな権利を得ることができるようになりますが、同時に責任がともなうようになることもしっかりと理解しておく必要があります。

 

このようにさまざま点において権利を得られるようになりますが、気にかかることとして大人になったことを祝う成人式の対象年齢です。

この点について分かっていることを挙げていきます。

 

成人式20歳行うのか18歳行うのかについて

成人式 民法改正


私も今年開催された成人式では20歳をむかえられたお嬢様のヘアメイクを担当しましたが、来年度からどうなるのかについて成人式のヘアメイクにたずさわっるものとしてとても気になります。

現状、各自治体ではどのような対応が考えられているのでしょうか。

 

成人年齢引き下げによる各自治体対応について

2023年度以降の成人式への参加対象者は、

「検討中」としている青森市と三重県伊賀市をのぞくすべての自治体が、これまでどおり20歳を対象に実施することがわかりました。
*NHK NEWS WEBより抜粋。

 

この記事を読んだときに少しホッとしました。

20歳からいっきに18歳まで年齢が引き下げられると2023年に成人式に出席するはずの20歳の方や今年19歳をむかえる方たちは、成人式に参加ができないのだろうか?という風に思ったからです。

もしくは2023年度に18歳と20歳をむかえられる方たちが、いっしょに成人式に出席ができるようになるのか。

この動向がとても気にかかっていました。

というのも成人式のヘアメイクにたずさわる美容関係者にとっては、いっきに予約人数が2倍に増えるからです。

 

現状のヘアメイクや着付けについても予約時間が早いところでは早朝4時からはじめられているところがありますが、予約人数が2倍になると技術者の人数を増やすか成人式の開催を午前と午後にわけて行うなどの対策が必要になってくることが考えらます。

成人式の開催を2部制にするなどについては自治体の仕事になりますが、コロナ禍の現状では技術者の人数を増やすことは人の密集状態をつくってしまうためとてもむずかしいです。

 

上記のように各自治体が今までどおり20歳の方たちを対象に成人式を開催するに至った理由に納得しています。

 

成人式対象年齢今までおなじ20歳対象にした理由について

各自治体がこれまでどおり20歳を成人式参加への対象年齢にした理由は、

・受験や就職の準備や時期とかさなり、出席者が減ってしまう。
・飲酒や喫煙が可能になる20歳の節目に大人としての自覚をうながしたい。
*NHK NEWS WEBより抜粋。

という理由からだそうです。
とてもうなづける理由です。

 

私個人の意見は先にも挙げましたが、もし成人式参加の対象年齢が18歳になってしまった場合来年20歳や19歳をむかえる方たちがとても不安な思いをしてしまう可能性が出てきます。
また美容業界や着物業界など、多くの業界が対応に追われとても大変な状況になります。

ただ三重県伊賀市は成人年齢の引き下げを踏まえ、成人式の対象を18歳とする方針を決めていますが、どのようにして成人式を開催するのでしょうか…。

 

対象年齢引き下げて開催する三重県伊賀市成人式について

三重県伊賀市の成人式は、変わり目となる来年度の開催について18歳、19歳、20歳の3つの年齢が対象となることから来年の

1月8日に20歳
3月19日に19歳
5月4日の「みどりの日」に18歳

と日程をわけて成人式を行うそうです。

 

2024度以降は18歳のみを対象としますが、受験や就職活動への影響をさけるため新成人の多くが高校を卒業したあとの5月の大型連休中に開催することにしているとのこと。
*NHK NEWS WEBより抜粋。

 

これは個人的な意見ですが、ゴールデンウィークはブライダル業界の繁忙期でもあります。

ここに成人式が重なると、成人式用のヘアメイクや着付けのできるヘアメイクアップアーティストや着付け師の人数が足りなくなるのではないかという心配が考えられます。

このあたりについての問題解消も大きな課題になってくるのではないかと思います

 

まとめ

成人式の歴史にくわしい専門家やこれから成人式をむかえられる方など多くの方からいろいろな意見が出ているようです。

現状多くの自治体がこれまでどおりの開催となるようですが、青森市のように「検討中」とする自治体や三重県伊賀市のように対象年齢を引き下げて成人式の開催を行う自治体が今後増えるかもしれません。

急な対象年齢の引き下げは大きな混乱をまねくことが予想されるためないとは思いますが、念のため自治体からの案内に目を通しておかれることをおすすめします。

私も来年の成人式ヘアメイクのご予約をいただいていますが、今後の動向を見守っていきたいと思います。



”美容サロンあなた玄関先!”

エマブールは、成人式当日や成人式前撮り・卒業式の袴用ヘアメイクを1日1組様限定として承っております。

長年の経験から時間的制約により細かいご要望にご対応することが難しい状況を経験し、

ヘアメイクの時間からゆっくりとお過ごしいただきたいという思いを持ってヘアメイクを手がけております。

 

お客様の大切な日を丁寧にサポートし、

笑顔と安心感へとつなげることを心がけております。

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