はじめまして。
わたしは大阪・堺市でヘアメイクアーティストとして活動をしている「エマブール」の小川敬子です。
立春が過ぎ、アパレルや食器などを取りあつかっている雑貨屋さんでは、春らしいデザインの商品を見かけることがでてきはじめました。
お化粧品も春を意識した色づかいのアイシャドウや口紅などを見かけるようにもなってきました。
あなたはお化粧品を買うときに、テスターを使ってお化粧のことを調べていますか?
コロナ禍に入ってからはテスターを使うことにたいしてすこしとまどってしまいますが、わたしとしてはできるだけテスターで色の発色などを確認することをおすすめします。
今日はその理由についてご説明していきたいと思います。
*この内容は3分ほどで読むことができます。
それではさっそくご紹介していきます。
アイライナーやアイブロウ用品も買う前にテスターを使った方が良い理由について
アイシャドウや口紅などのお化粧品を買うときは、なにか雑誌で気になる商品を見つけたり、化粧品売り場を歩いているときにふと目に留まったからなどさまざまな理由があります。
わたしもあなたとおなじ理由で買うことが多いです。
百貨店などの化粧品売り場へ行くと、ビューティーカウンセラーさんがいるので気になるお化粧品の説明を聞きながら、使い方を教えてもらったり、じっさいに色をつけて見せてもらうことができたりします。
またアイシャドウや口紅のばあいはプチプラコスメであったとしても、ならんでいるテスターを手にとってじっさいの発色を見ることが多いと思います。
ところで、アイライナーやアイブロウ用のお化粧品を買うときに、あなたはテスターを使っていますか?
アイライナーやアイブロウ用のお化粧品はあまりテスターを使わずに買ってしまう理由について
アイライナーやアイブロウのお化粧品は、パッとえらんだものをそのまま買ってしまいがちになります。
なぜならば、色が黒・茶色とほぼ決まっているためです。
*カラーライナーはのぞく。
そのため、いままで使っていたメーカーとはちがうところのアイライナーなどに買い換えるときも、色の確認だけをしてそのまま買ってしまいがちになります。
とくに筆の太さにあまり差のないリキッドアイライナーによく起こりがちです。
わたしもむかしはこのようにして買っていました。
テスターを使わずに購入すると起こりうる失敗について
テスターを使わずにお化粧品を使ったばあいに起こりがちなことが、
・使いにくい
という点です。
わたしもおなじ経験をしたことがありますが、ほんとうに後悔しますよね。
これはわたしが仕事で使っている茶色のリキッドアイライナーをためし書きした写真です。
どちらも茶色のリキッドアイライナーを使って描いたものですが、メーカーはちがいます。
おなじように描いたのに色の濃さと太さがちがうことにお気づきになられたでしょうか。
そうなんです。
見出しに「茶色」と書かれていても、メーカーによって濃さや筆の太さがちがいます。
かりに筆の太さがおなじであっても、ブラシの毛質の硬さによって、描いたときの太さが変わってきます。
またペンシルアイライナーやジェルアイライナーについては、芯に使われている油分の配合量のちがいによって、色の濃さや描いたときの太さにちがいがでてきます。
あと今回ためしてみてわかったこととして、おなじウォータープルーフの表記がされていてもメーカーによってクレンジング後の落ち方に差があるということです。
上はクレンジングをするとスッとキレイに落とすことができましたが、下はうすく残っていました。
これによって、下の線を描くときに使ったアイライナーには、皮脂くずれにも強いオイルプルーフの成分も配合されていることがわかりました。
このためし書きによって、季節や撮影内容に合わせてアイライナーを使い分けることができるようになったので、テスターがあるのであれば使った方が良いということをあらためて実感しました。
今回はわかりやすいようにとリキッドアイライナーを使ってためし書きをおこないましたが、これはアイブロウペンシルにもおなじことがいえます。
アイブロウペンシルもいまはリキッドタイプのものが販売されていたり、芯のかたちや太さがメーカーによってもちがうからです。
芯がとてもほそいアイブロウペンシルであったとしても、芯にふくまれている油分が多いと眉尻がすこし太くなりやすくなります。
またおなじメーカーから販売されているアイブロウペンシルも、色の展開がとても多くなっています。
そのため自分の髪やひとみの色に合わせて色をえらぶのか、もしくは自分の見た目の印象をどのように見せたいのかでえらぶのかでも大きく変わってきます。
あなたの好みに合わせて幅広く色や芯の太さをえらぶことができるだけに、テスターを使ってしっかりとほしいものを見きわめていくことは、メイクの仕上がりをより良くするうえでもとてもたいせつになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テスターを使うことにすこし抵抗を感じやすいときではありますが、あなたが描きたい眉やアイラインを思いどおりに描くためには、テスターを使ってしっかりとえらぶお化粧品を見きわめていくことがたいせつになります。
またこれはアイライナーやアイブロウだけではなく、ファンデーションやコンシーラーといった、おなじ色でありながら色の展開が多いお化粧品についてもあてはまります。
またテスターをお店側が置いてくださっているのは、納得のいくお化粧品をえらんでほしいという思いがあるからです。
もしあなたがお化粧品を販売していていたとして、テスターを使ってお化粧品を買っていかれたお客様が、えらんだ色や使いやすさをとても気に入ってよろこんでくださっていたらうれしいですよね。
わたしもお化粧品は仕事で使うものも自分のものも、テスターがあればそれを使って納得のいくものを買うようにしています。
それはメイクの仕上がりをイメージどおりに作りだしていきたいからです。
あなたが今後お化粧品を買うときにこの内容がお役に立てているとうれしいです。
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