はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
先日眉メイクのオンラインレッスンを開催しましたが、眉のメイクはとてもむずかしいですよね。
私はヘアメイクアップアーティストとして活動をしていますが、納得のいく眉が描けるようになるまでかなり時間をついやしました。
ですが、眉のメイクもポイントをつかむとキレイに描けるようになります。
今日はそのポイントについてご紹介します。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
眉をキレイに描くための3つのポイントについて
眉のメイクがなぜとてもむずかしいのかというと、骨格にまたがって眉毛が生えているためです。
目やホホ・口といったパーツはほぼ顔の真ん中にありますが、眉は顔の真ん中からこめかみの方へまたがるように生えています。
ですが鏡ごしに映るあなたの顔は顔の正面しか映らないため眉も顔の真ん中にあるように錯覚してしまい、本来なだらかに下がるはずの眉尻をまっすぐ描いてしまったりなどすることで眉のバランスが取れなくなり、眉を描くことをむずかしく感じるようになるのが原因です。
また眉毛は眉頭から眉の中間までは毛がたくさん生えていますが、眉の中間から眉尻に向かうにつれて毛量が少なくなります。
そのため眉毛の生えている眉頭側から描いた方が書きやすいのでそちらから描き始めてしまいがちですが、毛の生えているところばかりがどんどん濃くなり毛の少ない眉尻側はとてもうすく仕上がってしまうため、眉全体の濃さにばらつきが出てしまったり時間が経つと眉尻だけが無くなっているという状態になってしまいます。
ではどのようにすればキレイな眉を描けるのでしょうか。
眉をキレイに描くポイントについて
眉をキレイに描くポイントは、
1.眉尻側から描きはじめる。
2.眉頭よりも眉尻を濃く描く。
3.眉山から眉尻にかけては少し下がるように描く。
ことです。
さきほども挙げたように眉は、眉頭側に毛が多く眉尻に向かうにつれて少なくなっていきます。
そのため毛量の少ない眉尻側(正確には眉尻側の眉中)から眉頭に向かって描いていくと、眉尻側が濃く眉頭側がうすくなるというキレイなグラデーションを出すことができるようになります。
2つめは、毛の生えている眉頭側はメイクをしなくてもいいほど眉の形や濃さがハッキリとしていますが、眉尻はしっかり描かないと形や濃さがハッキリしません。
ですが、眉頭をガイドラインとして描いた方が描きやすいのでそちらから描いてしまいがちになります。
こうすると眉頭側の毛にばかりアイブロウパウダーが濃くついてしまうため、どんどん眉頭側ばかりが濃くなっていき眉尻側はうすく仕上がってしまいます。
そのため眉尻側から眉頭へ向かって形や太さを決めながら描いていくか、眉尻から描くことがむずかしい方は眉尻側だけ濃い色のアイブロウパウダーやアイブロウペンシルで描いて色を濃くすると、時間が経っても落ちにくくグラデーションのキレイな眉に仕上げることができます。
そして3つめは、眉山から眉尻は少し下げて描くこと。
このときのポイントは、眉頭よりも眉尻を下げ過ぎないことです。
Hair &Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
眉頭から眉中にかけての部分とはちがい、眉山から眉尻にかけては骨格がなだらかに下がっていきます。
そのため眉尻もおなじように下げなければ、横から顔を見たときに線が一本伸びているような不自然な眉に仕上がってしまいます。
眉山から眉尻を下げて描くことで骨格が引き立ち、小顔効果が出たり眉全体に立体感を出すことができるようになります。
まとめ
眉毛は、眉頭側が濃く眉尻へ向かうにつれて毛がうすくなっていくことや眉山から眉尻にかけて骨格が下がっていることは言われるとあたりまえのように感じますが、じっさいにメイクをしているときに意識しないことばかりであり雑誌やyoutubeなどの動画においても説明のないことなので気づかずにいることが多いです。
眉メイクにかぎらずほかのポイントメイクにおいても、言われると当たり前だけど言われてあらためて気づくことを意識しながらメイクをすることでメイクが上達します。
今日のメイクから少し意識や見る目を変えて眉を描いてみてくださいね。
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