はじめまして。
わたしは大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。
「梅雨の時期や雨の日は、髪がうねったり広がったりするのですごくゆううつになる…。」
そのような方が多いのではないでしょうか。
わたしもくせ毛なので、梅雨の時期はとくにヘアスタイルに気を使います。
梅雨も終盤に差しかかってくると気温も30℃を越える日が増えるため、とてもむし暑い日が多くなります。
そのため女性はとくに髪をアップにする方が増えますが、このブログを読んでくださっているあなたもおなじではないでしょうか。
今日は湿度の高い日のアップスタイルで気をつけることや、後れ毛や髪のひろがりをおさえる方法についてご紹介したいと思います。
このブログの信頼性について
このブログを書いているわたしは、ヘアメイク歴19年のヘアメイクアップアーティストです。
9年間、結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいてはセントラファエロ・アンジェルミエールにて、5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在フリーランスとして、CMなどのメディア撮影からメイク講師など、さまざまな現場でヘアメイクアップアーティストとして活動をつづけています。
それではさっそくご紹介していきます。
雨の日のアップスタイルで後れ毛や毛先が広がりにくくする方法について
梅雨時期に入ると髪をアップにする方がとても多くなりますが、気になるのが髪のうねりや広がりですよね。
そのなかでももっとも老けて見えてしまうポイントとして挙げられるのが、後れ毛です。
後れ毛は出し方でやわらかい雰囲気をつくり出したり、反対に大人っぽい雰囲気をつくり出したりと、さまざまな印象を作りだすことができるようになります。
また、あか抜けた印象やオシャレ感を出すことができるため、後れ毛は欠かせないという方も多いです。
ではどのようにすれば髪のうねりや広がりをおさえることができるのでしょうか。
後れ毛のうねりや広がりをおさえる方法について
Hair : Yukiko Ogawa(AimaBle)
オシャレな印象を出すためには欠かせなくなっている後れ毛。
ですが湿度が高くなるとクセが強く出てしまい、うねりがひどくなったり毛先が広がりやすくなります。
これをおさえる方法として挙げられるのが、
・ハードスプレーを使う
・後れ毛をたくさん出さない
という点です。
ここ数年のヘアアレンジでよく取り上げられるスタイリング剤が、ヘアオイルやバームですよね。
わたしも仕事だけでなく、自分のヘアスタイルにも欠かせないアイテムになっています。
ヘアオイルやバームは髪にまとまりをもたらすだけでなく、ぬれたような質感を出すことができるためとても人気のあるスタイリング剤です。
また水と油はおたがいに混ざらず、油は水をはじくという性質をもっています。
そのため雨や湿度といった水分への耐性も高くなります。
そのヘアオイルやバームですが、わたしは雨の日のヘアアレンジにおいてはオイルよりもバームの方をオススメしています。
その理由としては、オイルよりもバームの方が油分が多いので、オイルよりも髪をまとめる効果や水分をはじく力が強いためです。
ヘアオイルは油分が液状になっているのに対し、バームは油分が固形になっています。
分かりやすく食材でたとえると、サラッとしたサラダ油よりもラードの方がベタつきが落ちにくくありませんか?
それとおなじです。
わたしも経験があるのですが、ヘアオイルのばあい、時間が経つと油分が蒸発して髪が広がりはじめます。
これはとくに乾燥毛の方に多いのですが、髪が乾燥してパサパサの状態になっていると、オイルが髪の表面から中へとどんどん浸透していきます。
そうすると表面についていたオイルが髪の中にすべて吸収されてしまい、表面がパサパサの状態に戻ってしまうため髪が広がりはじめます。
反対にバームのばあいは油分が固形であるため、油の濃度が高いぶん、髪の中に吸収されにくくなります。
そのためオイルよりも長時間髪の表面を油分でコーティングすることができるので、髪がパサついたり広がったりすることをおさえることができます。
Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
ただ、とても湿度の高い日や大雨の日はバームだけではどうしても湿度に負けてしまい、髪がうねったり広がったりしてしまいます。
そのためバームを使って後れ毛をまとめた後、ハードスプレーを後れ毛にしっかりとふりかけて使うことで、バームごと髪を固めることができ、より髪のうねりや広がりをおさえることができるようになります。
ちなみにハードスプレーを使うときの注意点ですが、かならず20cmほどはなした場所からスプレーをふりかけてください。
そうすることでスプレーが霧状に噴出され、髪がバリバリに固まってしまったり白くなることを防げます。
またスプレーを使うときはお洋服につかないよう、タオルを肩にかけてから使うことをオススメします。
あともう1つの方法としては、いさぎよく、後れ毛を出さずに髪をまとめてしまうのもオススメです。
本題の趣旨から外れてしまいますが(笑)
2・3年ほど前からヘアアレンジの流行りとして、髪をルーズに崩したり後れ毛を出したりせず、キレイにまとめるヘアアレンジもとても流行っています。
Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
バームをつけたりハードスプレーを使うことで、後れ毛や髪全体のまとまりはかなり良くはなるのですが、それでも50%を越えるような高い湿度の前には効果も落ちてしまいます。
そのためわたしはむし暑い日や雨がたくさん降っている日は、後れ毛を出さなかったり、いつもはポニーテールにしてまとめるのですが、下めのシニヨン(おだんごスタイル)にしてしっかりとまとめ、なるべく髪全体の切れ毛が広がったり毛先のうねりが出ないようにしています。
まとめ
雨の日や湿度の高い日に後れ毛やポニーテールの毛先が広がったりうねらないようにするためには、油分の高いヘアバームでしっかりと髪をコーティングしてからハードスプレーで固めておくと、広がりやうねりをおさえられるということについてご紹介しました。
また反対に、いさぎよくおくれ毛を出さず、キレイに髪をまとめてしまうのも今のヘアアレンジとして取り入れられているためオススメです。
髪をアップにするとオシャレさやはなやかさが引き立ちますが、湿度の高い日にルーズに崩したり後れ毛をたくさん出してしまうと、どうしても湿度にはかなわないため、時間とともに髪が広がったりうねりはじめてしまいます。
大雨の日や湿度が50%を越えるような日は、キレイに髪をまとめてしまったり、小雨の日や湿度が低いようであれば、バームとハードスプレーを使いながら後れ毛を出したヘアアレンジを楽しんだりと、その日の湿度やお天気に合わせてアレンジの仕方を変えることがオススメです。
そうすることで湿度による見た目の印象を損なうことがなくなるだけでなく、ヘアアレンジのバリエーションを増やすことができたり、オシャレの幅を広げることにもつながります。
アップスタイルにすることが増える季節ですが、アップスタイルにすることが楽しい季節へと変わっていただけるとうれしいです。
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