下めシニヨンスタイル

ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。

 

11月に入ってからは急に気温がグッと下がりましたね。
今年はラニーニャ現象の影響で冬がいつもの年よりも寒くなると言われています。
昨年の同じころは半そでで仕事をしていたので、そのころをふり返ると今年の気温の低さをとても実感します。

成人式前撮り
昨年11月に堺・大仙公園で撮影をした成人式前撮りの様子です。

この写真だけを見ていると同じ11月には見えないですよね。
今年は急に寒くなったので早々に私も衣替えをしたのですが、朝が早かったり夜の帰りが遅くなる日があるため準備をしておいて良かったと思っています。

 

寒くなってくると首まわりが寒く感じられるので髪を下ろす機会が増えます。
ダウンスタイルは毛先を巻いておけばそれなりにスタイルがまとまるため手間がかからずとても楽です。
ですが、冬も服装や行く場所によっては髪をアップにしたりアレンジをしておいた方が、オシャレ感が上がったり機能的であったりする場合があります。
今日は冬の服装に合わせたおすすめのヘアアレンジについてご紹介していきます。

 

このブログの信頼性について

このブログを書いている私はヘアメイク歴18年のフリーランスのヘアメイクアップアーティストです。
9年間、結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
現在フリーランスとしてCMなどのメディア撮影や個人撮影など、さまざまな現場でヘアメイクアーティストとして活動を続けています。

ではご紹介していきます。

冬のファッションとヘアアレンジについて

ニットのセーターはアップスタイルでこなれ感をアップさせましょう

寒くなってくると大活躍するのがニット素材のトップです。
あたたかく、保温性も高いため厚着をしなくても快適に過ごすことができます。
ニット素材の服は綿などの服とくらべると、生地にすこし厚みがあります。
今は厚みの出にくいものもありますが、1月から3月ころのもっとも寒い時期は厚手のニットを着ることも増えてきます。

ニットのようにすこし厚みのある服を着る場合は、髪をアップにすることで全体のバランスがとても取りやすくなります。

フクシル ファッションショー

厚みのある素材の服は上半身にすこしボリューム出るため、髪をアップにすることで体の面積が広く見えるようになります。
それによってより顔が小さく見えるようになり、全体的にバランスの良いスタイルに見せることができるようになります。

私が着ている服(写真中央)のようにえり周りが開いているデザインであれば、ポニーテールや下めのシニヨン(おだんごスタイル)でおくれ毛を出してあげると、かわいらしさやこなれ感・若々しい雰囲気が出しやすくなるのでおすすめです。
反対にハイネックのニットの場合はすっきりとまとめたシニヨンスタイルがおすすめです。

下めシニヨンスタイル

ハイネックのニットやスタンドカラーのショートコートなどは首元が厚手の素材ですべてかくれてしまうため、おくれ毛を出さずにすっきりとまとめた方がより小顔効果を得ることができます。

またアラフォー世代以上の年齢になってくると、女性ホルモンの減少とともに髪質が変化しクセやうねりが強くなるため、空気の乾燥によって髪が広がりやすい状態になっていることから、おくれ毛がワァと広がってまとまりにくい状態になりやすくなります。
おくれ毛がまとまらず広がっているととても老けた印象に見えてしまうため、ファッションがキレイにまとまっていてもおくれ毛ひとつでとても残念な印象になってしまいます。

 

長そでのワンピースやブラウスは、ハーフアップやポニーテールでスッキリとした印象に

冬の結婚式やちょっとしたパーティーなどでは長そでのワンピースを着たり、ブラウスやオールインワンと言った服を着る機会が出てきます。
このようなファッションも前述したようにシニヨンスタイルでアップにしても良いのですが、ハーフアップにすることですこしカジュアル感を下げることができるようになります。

ハーフアップ
Hair:Yukiko Ogawa(AimaBle)

写真のように毛先をこまかく巻くことではなやかさを出すこともできますし、毛先だけを内巻きにしたストレートにするとお上品な雰囲気を出すことができるようになります。
ワンピースやオールインワンの素材や色に合わせて、髪を下ろす部分をどのように仕上げるのかを決めるだけで印象がまとまりやすいためとてもおすすめです。

これは余談ですが、結婚式では食事をする場面が多くなります。
そのため顔まわりに髪が落ちてきやすいダウンスタイルよりも、食べやすい髪型のアップスタイルの方が好ましいとされています。
そういった意味でも、ワンピースやオールインワンを着るときは、ハーフアップやシニヨンなどのスタイルにしておくことが求められます。

 

ブラウスの場合はえりのデザインに合わせてヘアスタイルを決めると印象がまとまりやすくなります。
ブラウスはえりやそで口、ボタンなどにデザイン性を出しているものが多いため、ダウンスタイルにしてしまうとせっかくのえりがすべてかくれてしまい、デザイン性がうしなわれてとてももったいないです。

丸いデザインのえりであればシニヨンスタイルにしておくれ毛をすこし出したり、ハーフアップにすることで女性らしいエレガントさやかわいらしさをより強調させることができるようになります。
反対にすこしシャープなデザインのえりやスタンドカラーの場合は、耳の高さかそれよりも少し低めの位置でポニーテールをすることによってこなれ感やマニッシュさ(男性性)を出すことができ、シャープでかっこいい雰囲気に仕上げることができるようになります。

アップスタイル

ブラウス系のトップスは首まわりにデザイン性の高いものが多いため、
髪を下ろしてしまうとデザイン性がうしなわれてしまいやすくなります。

 

おくれ毛はトップスの色に合わせて出すか出さないかを決める

冬になると黒やグレー・紺色といった暗めの色や、反対色である白といったモノトーンカラーのものが一気に増えます。
ここ数年黒髪が流行っていたりしますが、黒のハイネックニットを着ておくれ毛を出してもニットに髪の色がなじんでしまい、おくれ毛がほとんど目立ちにくくなってしまいます。
このような場合はスッキリと髪を上げた方があごのラインがキレイに出るので、全体的なまとまりが良くなりおすすめです。
*ただし、おくれ毛がみじかく服にかからない場合は下ろしておいても大丈夫です。

反対に白の服であったり、毛先にインナーカラーが入っているなどのような場合はおくれ毛を出してあげることで、かわいらしさや女性らしさを強く引き立てることができるようになります。

アップスタイル

 

まとめ

冬になると耳や首まわりがとても寒くなるため、ダウンスタイルばかりで過ごしてしまいそうになりますが、ときにはポニーテールやシニヨンスタイルなどのアップスタイルにすることで、全体的な印象がとてもオシャレに見えたりスタイルのバランスが良く見えるようになります。
また、着る服の色や素材によっては小顔効果を高めてくれることもできるためとてもおすすめです。

冬になると着るものだけではなく、マフラーやストール、アウターなどの小物類や着るものの種類も増えます。
夏場よりもファッションの幅を広げやすくなる季節なので、合わせてヘアスタイルもアップにして、よりオシャレを楽しんでみてください。

 

 

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