はじめまして。
安心感のある丁寧な対応と豊富な経験で、あなたの理想を叶えるお手伝いを。
旅する出張ヘアメイク・エアブラシメイクアーティスト「AimBle」の小川敬子です。
ここ数年、ノンシリコンのシャンプーやヘアケア製品が注目され、「シリコン=髪に悪い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
ですが、髪のダメージや切れ毛・からまりが気になる方にとって、じつはシリコンは強い味方になる成分です。
今回は、「シリコンって本当に悪いの?」「どんな風に使えばいいの?」といった疑問に、実体験をまじえてお応えします。

このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘア&エアブラシメイクアップアーティストです。
大阪府生まれ。
TONY TANAKA BEAUTY SCHOOL卒業後、ヘアメイク事務所で経験を積み、2015年に独立。
ブライダルヘアメイクの技術と経験を活かし、CMやメディア撮影から結婚式のヘアメイクまで幅広く活躍。
ACA エアブラシメイクアップディプロマ取得。
シリコンは本当に悪者?いいえ、使い方次第で髪の強い味方に!

一時期大流行した「ノンシリコン」のヘアケア製品。
現在も根強い人気がありますが、シリコンは悪い成分というわけではありません。
髪に手ぐしやブラシを通すと髪が引っかかったり切れてしまうのは、なんらかのケアをしなければ、悪くはなっても改善することはありません。
とくに髪が長い方やダメージが気になる方は、シリコンによって髪の表面をコーティングすることで、
といったメリットが得られます。
では、なぜ「シリコン=悪」という印象が広まってしまったのでしょうか。
「シリコン=悪」というイメージが定着した理由とは?

私自身、15年ほど前にヘア製品の開発に携わっている美容師の知人から、
「シリコンは、髪と頭皮に良くないから使わない方が良いよ。」
と教わったことがあります。
シリコンは、水に強く落ちにくい性質があります。
そのため、過剰に使用すると髪や頭皮に残りやすく、
といったデメリットが起こる可能性があります。
*ルベルのホームページより一部抜粋。
こうした短所が一人歩きし、「ノンシリコン=安心」「シリコン=悪い」という極端なイメージが広まったのではないかと感じています。
シリコンとノンシリコン、私はこう使い分けています

私が現在使っているヘアケア製品は、3種類のシャンプーとトリートメント、ミストやミルクなど数種類。
日によって使い分けていますが、基本的には、
・シャンプー:ノンシリコン
・トリートメント:シリコン配合
という組み合わせです。
私が愛用している熱ダメージを軽減し、傷んだ髪を補修するオススメのシャンプー&トリートメントは、以下をご覧ください。

またトリートメントの前に使うヘアミストは、ノンシリコンタイプを使用しています。
これは、髪の内部に美容成分をしっかり浸透させるためです。
その理由として、シリコンはコーティング力があるため、最初に使ってしまうと美容成分の浸透を妨げることもあるからです。
また、シリコンが髪に付着し過ぎることを防ぐためでもあります。
私もかつては完全に「ノンシリコン派」でしたが、シリコン配合のトリートメントを取り入れるようになってからは、手ざわりも劇的に良くなり、切れ毛もかなり減少しました。
成分表をチェック!シリコンの見分け方


やっぱり私はノンシリコンを使いたい。
という方もおられると思います。
ですが、シリコン配合かどうかは、ボトルを見ただけでは分かりにくいですよね。
私の知り合いの美容師さんが、シリコン成分の見つけ方をこのように教えてくれました。
「〇〇メチコンと付いているものは、シリコンが入っているんですよ。」
と。
シリコンが配合されている製品には、以下のような表記があります。
・ジメチコン
・アモジメチコン
・フェニルトリメチコン
です。
これらはシリコン成分の代表格なので、ノンシリコンにこだわりたい方は、ぜひ成分表をチェックしてみてください。
髪を守るには、「選び方」より「使い方」が大切です

私自身、ノンシリコンにこだわっていたころは、

髪に負担をかけていたのかも…。
と今では感じています。
ある日、公私でお世話になっている美容師さんにこう言われました。
「シリコンはべつに髪に悪くないですよ。悪みたいに言われてるけど、むしろ引っかかりやすい髪には必要なものですよ。」
その言葉をきっかけに考え方が変わり、適度にシリコン製品を取り入れるようになりました。
すると、髪の引っかかりや切れ毛が改善し、手ざわりや見た目もとても良くなりました!
ノンシリコンにこだわっていたころは、どれだけ髪に負担をかけていたのかと思うと、自分の髪に申し訳なくなります。
シリコン配合のヘアケア製品は、
- 使いすぎに注意する
- 湯洗いとシャンプーでしっかり落とす
この2点に気をつければ、髪を守り、美しさを引き出す強力なパートナーになってくれます。
髪も肌と同じように、ていねいなケアを続ければ必ず美しくなります。
大切なことは、お手入れの仕方と製品の使い方。
髪の手ざわりや切れ毛が気になる方は、シリコン配合のヘアケア製品も使ってみてくださいね。
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