はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
肌にツヤ感を与えたり立体感を出すときに使うお化粧品がハイライトです。
Hair&Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
あたらしく仕事用にパウダータイプのハイライトを購入したのですが、今日はそのハイライトの使用感や肌に付けたときの効果とハイライトを使うことで得られる効果や長所と短所についてご紹介したいと思います。
MAC・ミネラライズ スキンフィニッシュ ライトスカペード
来週初め、ある大きなイベントが開催されるのですが、私はそのイベントにご登壇される方のヘアセットとメイクを担当させていただきます。
舞台に立たれるためメイクをする上で遠くに座っている方がご覧になっても、お顔立ちが分かることが大切になります。
肌の質感をなめらかで美しくつややかに仕上げるうえでハイライトの存在は欠かせませんが、私が求めている質感を叶えてくれるお化粧品はないかと探していたところクリスチャン・ディオールでビューティーカウンセラーをしていた友人が、
言っている質感にすごく近いはず。
と勧めてくれて購入したのが、『MAC・ミネラライズ スキンフィニッシュ ライトスカペード』でした。
MACのハイライトの使用感と仕上がりについて
私が今回購入したハイライトはパウダータイプのものになります。
私がハイライトの仕上がりに求めていたことは、
・ぎらついた仕上がりにならないこと。
・メイク崩れしにくい。
・長時間発色がもつ。
という点です。
じっさいに使ってみたのですが、友人が教えてくれたとおりパールの粒子がこまかいのでとてもなめらかで自然なツヤ感のある肌に仕上がります。
イメージとして求めていた質感だったので大満足です♪
今回購入したハイライトは全5色の展開になっていますが、ハイライトとして使うことのできる色はこのライトスカペードのみになります。
ほかのタイプは色がハッキリとしているため、チークやシェーディングカラーとして使うことがオススメです。
ハイライトとして使うことのできるこのライトスカペードには、ピンク・イエロー・ブルー・オレンジといった淡い色合いの顔料がマーブル模様になって織り交ぜられています。
そのためツヤ感が虹色に発色するだけでなく、肌の色を問わず美しいツヤ感を肌に出すことができる点が魅力的です。
そしてパールの粒子もこまかいためぎらついた質感にならず上品な仕上がりになります。
そのうえハイライトにふくまれているパールが光を乱反射させるため毛穴を目立ちにくくする効果を得ることができるのもうれしいところです♪
また今回のイベントだけでなくブライダルや撮影などにおいても大切なこととして、発色が長持ちしメイクが崩れにくいことが挙げられます。
イベントが始まるとメイク直しに入ることができませんしヘアメイクが終わったあとは引き上げることもあるため、そのような場合においてメイクが崩れやすかったり発色が長持ちしなければメイクのクオリティが下がってしまいます。
とくに今はマスクを付けることが必要であるため、肌にマスクが当たることで今までよりもメイクが崩れにくくなっています。
そういう意味でもメイクが崩れにくいということは必須条件になります。
その点このハイライトはパウダータイプであるため皮脂と混ざってメイクがよれたり崩れるということがとても少なく、長時間ツヤ感を持続させることができるのでさまざまな現場において重宝することを実感しています。
パウダータイプのハイライトの長所と短所について
なにごとにも長所があれば短所がありますが、お化粧品にもそれは当てはまります。
パウダータイプのハイライトの長所としては、
・ムラになりにくい
・メイク初心者の方にも使いやすい
・ふんわりとした自然なツヤ感に仕上がる
そのようなことからメイクに馴れていない方や初めてハイライトを使う方にもとても使いやすいです。
・冬場はかさつきを感じたり乾燥しやすい
そのため湿度の低くなる秋から冬にかけては、肌が乾燥しやすくなったりかさつきを感じることが出てきやすくなります。
そのような質感を求めるのであれば、スティックタイプや練り状の油分が多いハイライトを使うことをオススメします。
パウダータイプのハイライトの使い方について
パウダータイプのハイライトを使うときは、チークブラシを使って肌に乗せていきます。
指で塗ることも可能ではありますが、最初に指を置いたところにボテッと色が乗ってしまったり伸ばしたときにとてもムラになりやいため色を均一に発色させにくく時間もかかるのでおすすめしません。
私はハイライトを乗せるときに使うチークブラシは、なるべくブラシに厚みが少ないものを選んで使っています。
理由としてはブラシの毛量が多いとパウダーの含みが多くなるため、肌に乗せて伸ばしたときに粉飛びしやすかったりふんわりとした発色になりやすいためしっかりと発色させたいときに何度もかさね塗りをしなければならないからです。
そのような理由で厚みの少ないチークブラシを使ってハイライトを入れるようにしています。
ハイライトを使って得られる効果とオススメの方について
ハイライトを使うことによって見た目の印象で得ることのできる効果としては、
・肌がきれいに見える
・毛穴やシワを目立ちにくくする
・立体感を与える
そのためハイライトを使うことで肌に生き生きとしたツヤ感を出すことができるようになり、見た目の印象がとても若く見えるようになります。
なおその効果の恩恵として、シワによってできる影を飛ばしうすく見せることもできるようになります。
*ただし知識とちょっとしたテクニックが必要です。
まとめ
私は数年前までラメの効いたパールパウダーを使ったハイライトを主流にしていたのですが、ここ数年はベースメイクのツヤ感の変化に合わせてスティックタイプや練り状のハイライトを使ってみずみずしいぬれたような質感を感じることのできるベースメイクに切り替えていました。
ですが新型コロナウィルスの流行にともないマスクが必要となった今の生活においてメイクの崩れやすさを感じたり、それによるメイクの手直しが欠かせなくなってしまったことから不便さを感じ、あらためてパウダータイプのハイライトを見返すようになりました。
そのうえでパウダータイプのハイライトも質感や粒子のこまかさ・発色といった点を見直すようになったのですが、MACのハイライトは使い方に合わせて自然なツヤ感に仕上げたりしっかりとしたつややかな肌に魅せることができたりと仕上がりの調整がとてもしやすいため、撮影やイベントはもちろん和装のメイクにおいてもお料理の隠し味的に肌に仕込みやすく、とても重宝し欠かすことのできないコスメ(=化粧品)となりました。
ハイライトは1つ持っていると肌をなめらかに美しく仕上げることができるだけでなく、年齢を若く見せる効果があったりメリハリのあるお顔立ちに仕上げることもできるためとても便利です。
今後の仕事においてもメイクの仕上がりがよりクオリティの高いものとなるはずなので買って良かったですし、勧めてくれた友人に感謝するばかりです。
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