コットンを使った方が良いオススメの化粧水と毛羽だたない付け方について

はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBleエマブール」の小川敬子おがわゆきこです。

先日わたしの親友が某SNS上で、

親友

ていねいにスキンケアをしようと思って良い化粧水とコットンを買ったんやけど、パッティングするとコットンが毛羽だっていっぱい顔に付くねん。
朝はバタバタしているだけにすごくストレスで…。
どうしたら良いんやろう。

とつぶやいていたので解決策を伝えました。

親友以外にもコットンの毛羽だちで悩んでいる方がいらっしゃるかもしれないので、今日はその解決策とコットンを使った方が良い化粧水の種類についてご紹介したいと思います。

1 コットンを使った方が良い化粧水の種類について
2 コットンの毛羽立ちを抑える化粧水の使い方について
- 2.1 コットン全体をぬらしてから化粧水を使う
3 まとめ

コットンを使った方が良い化粧水の種類について

コットンが毛羽だたない化粧水の使い方をご説明する前に、コットンを使った方が良い化粧水と、手で付けた方が良い化粧水の種類についてご紹介したいと思います。

化粧水には、大きく分けて2つの種類があります。

・振るとシャバシャバとした水状の化粧水
・とろみのある化粧水

この2つに分かれます。

今回の話の中心でもあるコットンを使った方が良い化粧水というのが、振るとシャバシャバとした水状の化粧水になります。

ではなぜコットンを使った方が良いのかというと、

・化粧水をコットンにふくませてパッティングすることで、肌の奥へ美容成分を入れこむことができる。
・パッティングによって毛穴の収縮作用を高めることができる。
・手に取るとこぼれやすいため。

です。

化粧水をコットンにふくませて肌に付ける場合、優しい力でパンパンと軽くパッティングをして化粧水の中にふくまれている美容成分を角質層の奥へ行き渡らせます。

このときコットンを使って肌の表面をなでて化粧水を付ける方法も考えられますが、なでるとコットンによって肌の表面で摩擦が起きてやわらかくなった角質がはがれやすくなってしまい、肌のターンオーバーを必要以上に早めてしまったり、肌の表面を傷つけてしまう原因となってしまいます。
また化粧水が肌を伝って流れ落ちてくるのでこの方法はおすすめしません。

パッティングをして化粧水を肌の奥深くまで行き渡らせると、次第に肌の表面が冷たくなってきます。
これは、毛穴が閉じてきている合図になります。

毛穴は温まると開き、冷えると閉じるという性質をもっています。
そのためコットンを使って化粧水をパッティングすることで肌の表面が冷えていき、毛穴がどんどん閉じていきます。

上記の理由から水状の化粧水は、コットンを使うことがとても望ましいです。

ただ上にも挙げましたが、肌に強いかさつきやかゆみなどがある場合は、コットンとパッティングによる刺激がより強いかゆみなどを引き起こすこともあるため、このような肌の状態のときはとろみのある化粧水を使って手で保湿することをオススメします。

ちなみにとろみのある化粧水を手で使う理由としては、とろみがあるので化粧水がコットンにすべて吸収されてしまい、肌の奥へ化粧水を入れこむことができないからです。

とろみのある化粧水を肌へ付ける場合は、

・化粧水を手に出す
・両手で化粧水を包みこんで温める
・冷たさがなくなったら肌全体へなじませる

という手順で付けてください。

手で化粧水を温めることで美容成分が溶けてやわらかくなり、より肌の奥へ行き渡りやすくなります。
ぜひ試してみてください。

では今回の本題である、コットンの毛羽だちを防ぐ化粧水の使い方についてご紹介していきます。

コットンの毛羽立ちを抑える化粧水の使い方について

コットンを使って化粧水を使ったときにコットンが毛羽だつという方は、上の写真のようにコットンへ直接化粧水を落としていると思います。

ではなぜこの方法だとコットンが毛羽だつのかというと、化粧水を落としたところ以外はコットンが乾いた状態になっているからです。
この状態のままパッティングをすると、パッティングをして化粧水が肌へ入っていくとコットンの中の化粧水の量はどんどん減るため、コットンが乾燥して表面が毛羽だってしまうというのがその理由になります。

ではどうすればコットンが毛羽だたず化粧水を肌へ浸透させることができるのでしょうか。