ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。
あなたは年齢とともに「毛穴」が気になってきていませんか?
仕事の終わりに女性カメラマンさんとすこしお茶をしていたときに、
と、なやまれていることをおうかがいしました。
20代のころは毛穴の開きなんて気にすることはありませんでしたが、気がつくとぽつぽつとホホに小さな穴が…。
毛穴をかくそうと思うあまりファンデーションをかさねるようになっていくのですが、それでも毛穴が目立つようになってきます。
女性カメラマンさんだけではなく、あなたもおなじなやみをお持ちではないでしょうか。
今年はとくに寒さをきびしく感じますが、毛穴を小さくするのにはこの寒さがとても有効です。
この寒さを利用して、しっかりと毛穴ケアをしていきたいところです。
今日は毛穴ケアにオススメの方法と、なぜ冬の寒い季節が毛穴ケアにオススメなのかについてご紹介していきます。
*この記事は5分ほどで読むことができ、読んだあと「今日からやってみよう♪」と思えます。
それではご紹介していきます。
毛穴ケアは真冬の寒い季節に徹底しておこなうことがオススメです
毛穴ケアを徹底的におこなうのであれば、気温の低い真冬がオススメです。
なぜかというと、毛穴は開いたり閉じたりと収縮運動をするからです。
毛穴は暑いところにいくとひらき、寒いところへいくとキュッと閉じるという性質をもっています。
毛穴のこの収縮運動は、人のからだを守るためにとてもたいせつです。
たとえば夏になるとたくさん汗をかきます。
汗は毛穴から出てくるのですが、この汗が蒸発することによってからだから熱をうばいさり、体温を下げるはたらきがあります。
毛穴から汗がでなければ、からだのなかに熱がこもってしまい、熱中症などのような危険な状態をひき起こしやすくなります。
また冬になると毛穴は寒さでとじてしまいますが、これによって汗がでることをおさえ、からだから体温がうばわれることを防いでいます。
真冬に汗をかきつづけてしまうと体温がどんどんと低下し、低体温症をひき起こしてしまうからです。
このように毛穴は人が生きていくうえでとてもたいせつな役割を果たしています。
そのため毛穴はなくてはならないものですが、お顔でぽつぽつと目立つのはとても気になるしイヤですよね。
そこで寒くなると毛穴が閉じるという習性をいかして、この時期にしっかりとケアすることで毛穴を小さくすることができるようになります。
ではどのようにケアをしていけば良いのでしょうか。
お風呂でしっかりと汗をかく
毛穴は気温によって開いたり閉じたりと収縮運動をします。
そのためこの収縮運動をしっかりとさせて機能が低下しないようにしなければなりません。
なぜならばこの機能が低下すると、開いた毛穴が固くなり、閉じにくくなってしまうからです。
人のからだもいっしょですよね。
年齢とともにからだが固くなると、動きがわるくなったりします。
この収縮運動を活発にすることのできるタイミングが1日に1度やってきます。
それがお風呂にはいることです。
お風呂にはいると湯気が浴室内にこもるため、湿度と室内の温度が高くなります。
このときにしっかりと毛穴を開くことで汗をたくさんかきます。
そのあと浴室内から脱衣所へ出るといっきに気温が下がるため、毛穴もそれに合わせてしっかり閉じようとします。
お風呂にはいることはからだの汗やよごれをおとすだけではなく、デトックス効果を得ることもできるのですが、毛穴を閉じるための運動をすることができることも考えると、美容にとってもとても良い効果を得られるということです。
たださいきんはシャワーでサッと入浴を済ませてしまう人が増えていますが、シャワー浴ではデトックス効果や毛穴の収縮運動を高める効果は期待できません。
38℃ほどのお湯に10分ほどしっかりとつかって汗をかくようにすることがオススメです。
なおこれは余談ですが、お風呂につかる時間は15分以内にしましょう。
たとえ38℃のぬるま湯であったとしても、15分以上の入浴ははんたいにからだを目覚めさせてしまうので、睡眠の質がおちてしまうそうです。
*睡眠外来の医師によるお話です。
38℃のお湯に10分ほどつかることで、毛穴の収縮運動ができるだけでなく、デトックス効果や質の高い睡眠時間を得ることができるので美容面でとても最高の時間になります。
化粧水でしっかりと肌をパッティングして毛穴を閉じましょう
お風呂からあがると浴室内と脱衣所の気温差によって毛穴はいっきに閉じますが、からだが芯からあたたまっているのでまた毛穴が体温を下げようと開きはじめます。
そのためスキンケアのときに毛穴が開かないよう、しっかりと閉じてあげる必要があります。
このときに有効なケアが、化粧水によるパッティングです。
あなたはどのような化粧水を使っていますか?
シャバシャバとした水状の化粧水でしょうか。
それともすこしとろみのある化粧水でしょうか。
また、手でつけているのでしょうか。
それともコットンを使ってつけているのでしょうか。
わたしのおすすめとしては、
・とろみのある化粧水は手を使って浸透させる。
わたしは2種類の化粧水を使ってしっかりと保湿をするようにしています。
そのなかでもたいせつにしているのが、最初に化粧水でしっかりとパッティングをすることです。
化粧水のパッティングとは、コットンを使って肌の奥に化粧水をたたきこんでいく作業です。
たたきこむといっても痛くなるようなたたき方はしません(笑)
コットンを使って化粧水でパッティングをすると、毛穴から化粧水が肌の奥に入りこんでいきます。
このときパッティングの振動によって化粧水がより肌の奥に入りこみます。
そうすることによって肌の内側と外側から肌が冷やされていくため、どんどんと毛穴が閉じていきます。
これは、毛穴は冷えると閉じていくという習性をもっているからです。
しっかりと肌をパッティングすると、顔をさわったときにとてもひんやりと冷たく感じるようになります。
この状態になれば、「毛穴が閉じましたよ」という証です。
肌がとてもうるおうだけでなく毛穴が小さくなるので、肌の表面がつるんとなめらかになり、透明感とツヤも出るようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
高いお化粧水を使ったりなにかとくべつな道具を使ったりするのではなく、毎日の生活のなかで毛穴は小さくすることができるんです。
そして毛穴のケアをしながら睡眠や健康、肌の状態もとても良くなっていくのでまさに『三方良し』です。
どの方法もとても簡単なことばかりですのでぜひ試してみてください。
ご質問などがございましたらお気軽にご相談くださいね。
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