はじめまして。
わたしは大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。
数年ほど前から肌にぬれたようなツヤ感を出す「ツヤ肌」メイクが流行っています。
ですがツヤ感のあるメイク自体は今のはやりにかぎったことではなく、かなり昔からツヤの出し方を変えながら、メイクアップの方法としておこなわれています。
今日は肌のツヤ感で変わる見た目の印象と、肌の仕上がりのちがい、そしてオススメのお化粧品についても触れていきたいと思います。
このブログの信頼性について
このブログを書いているわたしは、ヘアメイク歴19年のヘアメイクアップアーティストです。
9年間、結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいてはセントラファエロ・アンジェルミエールにて、5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在フリーランスとして、CMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざまな現場でヘアメイクアップアーティストとして活動をつづけています。
それではさっそくご紹介していきます。
肌のツヤ感で変わる見た目の印象と仕上がりのちがいやオススメの化粧品について
ここ数年のベースメイクのツヤ感として、水にぬれたようなみずみずしい質感が流行っています。
ですがツヤ感メイク自体は年代ごとにツヤの仕上がりを変えて、ずっとメイクアップの世界で取り入れられています。
まずはツヤ感のちがいによって、メイクの印象がどのように変わるのかについてふれていきたいと思います。
ツヤ感による肌の仕上がりのちがいについて


Model : Sakura
Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
上の2枚の写真はおなじモデルさんですが、肌のツヤ感にちがいのあることが分かるでしょうか?
左の写真は流行りのみずみずしいツヤ感、右の写真は光沢感のあるツヤ感に仕上げています。
ここ数年流行っているぬれたような質感のツヤ感メイクは、Dewey Skin(デューイ・スキン)というメイクアップの方法で、わたしが渡米していた9年前にニューヨークで流行っていたベースメイクです。
当時知り合った女性が雑誌やニューヨークのファッションウィークでメイクアップアーティストとして活躍されていて、その方から、
これから日本やヨーロッパなどでも流行るはずなので、かならず覚えてね。
と、教えてくださいました。
彼女が教えてくれたとおり、今の日本でこのデューイ・スキンメイクはとても流行っていますが、ニューヨークの最先端のメイクがかなり遅れて入ってくることを実感するばかりです。
デューイ・スキンが流行る以前のツヤ感メイクが、右側の写真のメイクです。
こちらのツヤはSimmer make-up(シマーメイク)といって、光沢感のあるツヤ感になります。
デューイ・スキンの方はみずみずしく、さわると吸いつくようなしっとりとした仕上がりのメイクになるのですが、こちらは光沢感のある、かがやいたツヤ感に仕上がるのが特徴です。
2つのツヤ感はおなじツヤ肌でも、仕上がりがちがうことをお分かりいただけたかと思います。
つぎにツヤ感による印象(見え方)のちがいについてご紹介していきます。
ツヤ感による印象(見え方)のちがいについて


Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
上の2枚の写真の左側はぬれたようなツヤ感のデューイ・スキンメイク、右側が光沢感のあるツヤ感のシマーメイクアップです。
ツヤ感は、光沢感が増すほど大人っぽいふんいきが強くなっていきます。
デューイ・スキンメイクの方はラメなどによる光沢感が少ないぶん、肌の表面がつるんとしたような仕上がりになります。
そのため透明感はアップしますが、ラメによるツヤの強さはひかえめなので、若々しいふんいきや落ち着いた印象をあたえることができます。
反対にシマーメイクアップの方はラメによる光沢感が強くなるため、大人っぽいふんいきや華やかな印象をあたえることができます。
この仕上がりのちがいを応用して、わたしはお客様の求めるイメージに合わせてツヤの出し方を変えるようにしています。
また、年齢によってもツヤの出し方を変えています。
Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
たとえば成人をむかえる20歳の方であれば、光沢感のあるツヤよりも、みずみずしいツヤを出すようにしています。
なぜならば年齢的に肌に透明感があり、みずみずしいツヤ感の方が若々しくフレッシュな印象を見る人に強くあたえやすいためです。
ただ、おなじ20歳の方でも大人っぽいふんいきのお好きな方は、少し光沢感のあるツヤ感に仕上げることもあります。
その方のお顔立ちやふんいきもありますが、おなじ20歳の方でも肌のツヤ感の出し方で、見た目の印象が大きく変わってきます。
なお、ご高齢の方のメイクにおいては、シマーメイクで光沢感のしっかりとしたツヤ感にすることがほとんどです。
Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
それにはきちんと理由があって、ツヤ感が強くなると、シワや毛穴の開きを飛ばして目立ちにくくする効果があるためです。
これは化粧品にふくまれているラメが、太陽やライトの光を反射して、白く肌を発光させることでシワや毛穴の開きにできる影が飛ぶからです。
また年齢とともに肌のツヤが出にくくなるため、年齢層が高くなるにつれてツヤ感を強く出すようにしています。
ここまで、ツヤ感によって人にあたえる印象がちがうことについてお話してきました。
つづいてツヤ感を出すのにオススメの方法や、お化粧品についてご紹介していきたいと思います。
ツヤ感を出すオススメの方法とお化粧品について
まず、肌に自然なツヤ感を出すために有効な方法としておすすめするのが、スキンケアでしっかりと肌を保湿することです。
ここ数年のツヤ肌ブームに合わせて、肌にツヤ感を出すお化粧品が各化粧品メーカーからいろいろと出ていますが、その化粧品をのせる肌自体がしっかりとうるおっていなければ、お化粧品をキレイに肌にのせることができません。
しっかりとスキンケアをしておくことで、それらのお化粧品の効果をより高め、効果を長時間持続させることができるようになります。
つぎに有効なお化粧品として挙げられるのが、オイルです。
スキンケアのときに使う美容オイルをスキンケアの最後にぬっておいたり、化粧品に混ぜて使うことで、上の写真のようなしっとりとしたぬれた質感を出せるようになります。
今は化粧品メーカーさんからオイルが配合されている化粧下地や、保湿効果の高いファンデーションも販売されているのでそのようなものを使うのもオススメです。
つづいておすすめするのが、ハイライト用の化粧品です。
ここ数年ぬれたようなツヤ感を出すことが流行っているため、スティックタイプのハイライトがとても人気です。
スティックタイプのハイライトは油分がとても多いため、肌にツヤをあたえるだけでなく、保湿効果を得ることもできます。
反対に光沢感のあるツヤ感を出すばあいは、パウダータイプのハイライトがオススメです。
スティックタイプのハイライトのようなしっとりとしたツヤ感は出ませんが、ラメによる強い光沢感を肌にあたえることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ベースメイクにおける肌のツヤ感には、ぬれたようなツヤと、光沢感のあるツヤ感があることをご紹介しました。
それぞれツヤ感の仕上がりがちがうだけでなく、ファッションや会う人などに合わせて使い分けることで、見た目の印象にも大きなちがいを出すことができるようになります。
また、それぞれのツヤ感を長時間保ち、より効果を高めるためにはスキンケアでしっかりと肌を保湿することが大切です。
それによって、ツヤ感を出すために必要なお化粧品が強い効果を発揮してくれることについても触れてきました。
メイクの中でも肌は一番面積を占めています。
そのベースメイクにツヤ感を出すことで、若々しい印象をあたえたり、肌をうつくしく見せたりとさまざまな効果を得ることができるようになります。
ベースメイクはお顔の土台。
ぜひあなたも肌にツヤ感を出して、見た目の印象のちがいを楽しんでみてくださいね。
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