はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
吹きでもの・シワ・シミなど、年齢を重ねると肌の悩みが増えていきます。
これらの悩みを一瞬でなかったことにしてくれるのが、メイクです。
だからといってファンデーションを厚くぬったりコンシーラーであっちもこっちもカバーしていては、ベースメイクが厚ぼったくなってしまいかえって老けて見えてしまいます。
事実私は専門学生のころ特殊メイクで老けメイクを習っていますが、化粧品だけで人を老けさせるときはかなりベースメイクを厚くして角質の厚みや透明感をなくすように作っています。
Make|Yukiko Ogawa(AimaBle)
ヘアメイクアップアーティストなので特殊メイクは仕事として行っていませんが、老けメイクを知ることでどうすればメイクで若く見せることができるのかが分かるので習っていて良かったと実感しています。
人の顔の中で一番面積を占めているのが、肌です。
メイクをするとき人はアイメイクや眉といったポイントメイクをていねいに作りがちですが、ベースメイクこそていねいに作ることが大切です。
なぜならば肌は、絵でいうキャンバスに当たるからです。
でもそもそものキャンバスの土台である肌自体が良い状態でなければ、ファンデーションを塗ってもキレイに仕上がりにくいですしコンシーラーを使って手間と時間をかけなくてはならなくなります。
そのため私は、日々のスキンケアに一番時間をかけるようにしています。
今日は湿度の低下とともに乾燥しやすくなる冬のスキンケア法についてご紹介します。
肌の乾燥を防いでしっとりなめらかな肌を保つ冬のスキンケア対策について
スキンケアにおいて大切なことは、いたってシンプルです。
・洗顔
・化粧水
・美容液
・乳液(またはクリーム)
あなたもふだん行っていることですよね。
でもただ肌につけているだけでは意味がありません。
つぎに私が日々行っているスキンケアの仕方についてご紹介します。
洗面所に導入美容液と化粧水を常備しておく
よく、
「お風呂から上がったらすぐに化粧水をつけるようにしましょう。」
と言われますが、じっさいにはむずかしいです。
からだを拭いてパジャマに着替え、そこから寝室へ移動。
これだけで2・3分はかかると思います。
そのため私は、洗面所に導入美容液と化粧水を常備しています。
なぜかというと、洗面所の近くにたいていお風呂場があるからです。
お風呂に入る前に導入美容液と化粧水を脱衣所へ持って行き、からだを拭いたあとすぐに使えるよう準備しておきます。
そしてお風呂から上がったら全身をタオルで拭き、すぐにこれらを使って保湿しています。
このとき脱衣所ではなく浴室内でスキンケアをすると、湯気がこもっているためより保湿効果が高くなります。
スキンケアが終わったらパジャマを着て寝室へ行き、そこでしっかりとスキンケアをおこないます。
ちなみに導入美容液についてですが、これは化粧水の浸透をより良くするための美容液です。
朝晩の洗顔について
まず洗顔についてですが、洗顔フォームを泡立てて35℃のぬるま湯で洗い流します。
このとき私が行っていることは、
- 手をぬらして牛乳せっけん(赤箱)をしっかりと泡立てる。
- 泡立てた洗顔フォームをTゾーンからホホやひたいにのせていく。
- 肌に手が触れないように気をつけながらマッサージするように洗顔フォームを顔全体に広げる。
- 35℃のぬるま湯で10回すすぐ。
- 洗面器にぬるま湯をはり、30回顔をすすぐ。
- 水道からぬるま湯を出して最後に10回すすぐ。
という、なんとも長い工程を行っています(苦笑)
ちなみに牛乳せっけんの赤箱を使っている理由については、昔ながらの製法で作れたもっとも肌にやさしいせっけんということを素肌美用研究所の元所長さんが教えてくださったからです。
私は超乾燥肌から敏感肌を併発しているため、市販の洗顔フォームは湿疹やトラブルが出そうなので怖くて使えません。
このことを元所長さんに教えていただいたころも、化粧品アレルギーが出て肌がとんでもない状態になっていました(涙)
ご縁あって元所長さんと知り合い教えていただいたのですが、今は大きな肌トラブルもなく安心して洗顔することができています。
途中で洗面器を使っているのはシンプルに流しっぱなしの状態で洗顔することがもったいないということもありますが、洗顔後に洗面器に溜まった水を見てみるとびっくりするほど汚れが浮いています…。
寝ているだけで顔は汚れていないと思いがちですが、空気中のホコリや夜のスキンケアで使った化粧品、そして顔ダニなんかも流れ落ちているのだと思います(苦笑)
ちなみに顔ダニはだれの肌にもいます。
これが増えると肌荒れの原因になるので朝晩の洗顔はとても大切です。
朝晩の化粧水の仕方について
洗顔をした後の肌は、夜のスキンケアで使った化粧品や皮脂だけでなく肌の水分もすべて落としてしまいます。
そのため化粧水をたっぷりと使って肌の細胞に水分を補給していきます。
私はこのとき2種類の化粧水を使って保湿しています。
1本目は、無印良品の敏感肌用高保湿化粧水
2本目は、アスタリフトの化粧水
無印良品の上記の化粧水は、ヘアメイクの業界において保湿力が高く敏感肌の方にも使いやすいと高評価の化粧水です。
私も仕事で愛用していますが、私自身も敏感肌なのでこの化粧水を使ってしっかりパッティングをしています。
また価格が安いので大量に使いやすいのもうれしいところ♪
コットンにたっぷり含ませてしっかり肌全体を保湿しています。
そしてアスタリフトの化粧水です。
これを使っている理由はLDK beautyで保湿力1位だったからですが、使ってみて肌が長時間しっとりすることを実感したので使い始めてからはずっとリピートしています。
【トピックス】化粧水は小分けにしておくと便利です
私は化粧水を2種類使って肌を保湿しますが、無印良品の化粧水は100均で買うことのできるアトマイザーに入れていつでも使えるようにしています。
ふだんは自室に置いていて、いつでも手の乾燥を感じたときにすぐつけられるよう常備しています。
また入浴のさいにこれをお風呂場へ持って行き、導入化粧水のあと化粧水をすぐにつけられるようにしています。
小分けにしておくことで持ち運びしやすく、いつでも化粧水を使って肌を保湿することができるのでとてもオススメです。
ちなみに私は、スプレータイプのアトマイザーを使っています。
美容液について
美容液を20代から使う方もいますが、これはNGです。
なぜならば肌本来が持つバリア機能や回復力が育たなくなるからです。
使い始めるのであれば30代に入ってからがオススメです。
また年齢に合った美容液を使ってください。
30代なのに50代の方向けの美容液を使っていると、これもまたバリア機能や回復力が低下してしまうからです。
美容液を適量手のひらに取りだしたら両手で美容液を包みこんで温めます。
こうすることで美容液の中の美容成分や良質な油分が溶け、より肌の奥へと浸透しやすくなります。
乳液やクリームのつけ方について
そして最後に乳液を使います。
このときに気をつけていることは、美容液を目の周りに使ったときは乳液やクリームをそこだけ避けるということです。
これはエスティローダーのB.C.さんが、
エスティローダー B.C.さん|
目の周りの皮ふはとてもうすいため美容液の上から乳液やクリームをかさねると重みでたるみやシワができやすくなるので、乳液とクリームは付けないようにしてあげてください。
と教えてくださったからです。
なので私も目の周りはさけて乳液をぬっています。
乳液やクリームを肌に付けるときですが、美容液とおなじように1度手のひらに取りだしてから両手のひらで包みこんで温めてからつけることがオススメです。
理由としては、
からです。
まとめ
シワやシミはコンシーラーでのカバーメイクが必要になりますが、ふだんからしっかりとスキンケアをすることでこれらもうすくすることはできますし、深刻な状態になることも遅らせることができます。
また保湿力が高まると肌のツヤ感がアップしくすみも飛んで透明感が出てくるようになるため、ベースメイクの仕上がりが美しくなり若く見られるようにもなりますよ。
これからどんどん湿度が低下して乾燥が進みやすくなってきますので、あなたもしっかり鏡を見ながら朝晩スキンケアをして肌をいたわってあげてくださいね。
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