はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
あなたは朝起きたときや夜寝る前に顔を洗ったり化粧水や乳液をして肌を保湿していると思いますが、なぜスキンケアをするのかやどういう順番でスキンケアをすればより効果が出るのかをご存じでしょうか?
メイクレッスンのときにレッスンのご受講者様にご質問をしてみると案外ご存じでないことを実感します。
今日はスキンケアの効果を上げる順番と朝と夜のスキンケア方法、そしてスキンケアに必要なスキンケア用品についてご紹介します。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後、9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
スキンケアの順番と朝と夜のスキンケアの方法について
あなたが朝と夜におこなっているスキンケア。
と思うこともしばしばあるのではないでしょうか。
ですが、わたしたちがモデルさんやお客様にヘアメイクをするときにスキンケアは欠かすことができない施術であり、スキンケアの仕上がりがメイク全体の仕上がりを大きく左右するといっても言い過ぎではありません。
スキンケアの順番をご紹介する前に、なぜスキンケアをする必要があるのかについてご説明します。
スキンケアをする理由について
スキンケアをおこなう理由は、
という点です。
朝起きてすぐは寝ているだけなので顔は汚れていないように思いますが、肌から水分が蒸発することを防ぐために皮脂が分ぴつされた、新陳代謝によって古い角質がはがれ落ちて肌の上に積もっている状態になります。
人の顔には顔ダニというダニが住んでいますが、これらは皮脂や古い角質をエサとしています。
顔ダニはこれらを食べることによって肌を清潔に保つ役割を果たしてくれますが、顔を洗わずにいるとエサが豊富な状態になるため顔ダニが繁殖し、吹きでものができたり肌が荒れてしまう原因になります。
そのため洗顔は、肌を清潔な状態にするためにおこないます。
2つめは、洗顔後の肌は皮脂や古い角質だけでなく肌にうるおいをあたえる水分も落としてしまっている状態になります。
そのため肌がかさついたりつっぱったりするということがおこります。
洗顔後そのまま肌を放置していると、シワっぽさが目立つようになると感じる方も多いはずです。
洗顔後の肌に水分をあたえることで肌の細胞の1つ1つがうるおいで満たされ、ツヤとハリがよみがえり肌全体に透明感が出てくるようになります。
3つめは、わたしたちヘアメイクアップアーティストがメイクをするうえで大切にしていることです。
あなたも経験があると思いますが、十分にスキンケアをしていない上からベースメイクをしても下地やファンデーションが肌になじみにくくムラになりやすくなります。
これは肌が十分にうるおっておらず皮脂の分泌もじゅうぶんではないため、潤滑油としての効果を得ることができず肌に引っかかりをあたえてしまうためです。
このようにうるおいが不十分な肌にベースメイクをおこなっても、かえってメイクに時間がかかってしまうだけでなく仕上がりもツヤのない肌になり美しく仕上がりません。
メイクの仕上がったあとの肌をなめらかな状態にするためにもスキンケアは必要です。
年齢とともに肌がくすんだりごわついたようになるのは、古い角質が肌に残ってつみ重なっていくためです。
角質が肌の上でたまっていくと肌の表面に厚みが出て日の光を肌の奥までとおしにくくなるため、肌がくすんだように見えます。
そしてシミの原因となるメラニンも、古い角質がつみ重なることによってどんどんと濃く大きくなります。
毎日の洗顔で古い角質をしっかりと落としきることでシミができにくくなり、濃く大きくなっていくことを防ぐことができるようになります。
このような理由からスキンケアはとても大切ですが、では朝と夜でどのようなケアをしていけば良いのでしょうか。
朝のスキンケアの順番とスキンケアコスメを使ったケア方法について
朝のスキンケアの順番は、
が基本の手順です。
まず大切なのは、洗顔です。
その理由はさきほど挙げましたが、寝ている間にできた古い角質や皮脂を落とし化粧水や美容液の浸透をしやすくするためです。
つづいて化粧水を挙げていますが、その前に導入美容液についてご紹介します。
美容液のイメージとしてはエイジングケアや美白効果の高いものが多いですが、導入美容液のように化粧水の前に使うことで化粧水の浸透率を高めるはたらきをする美容液もあります。
乾燥肌で悩んでいる方にオススメです。
導入美容液にはきちんと表記がされているのでその表記があるものは、化粧水の前に使ってください。
化粧水は肌の内部にまで水分をあたえる効果があります。
しっかりと化粧水をすることで細胞の1つ1つをうるおいで満たすことができ、肌にツヤやハリ・透明感をもたらします。
化粧水には2種類あり、1つはシャバシャバとした水状のもの。
もう1つはとろみのあるものとに分かれます。
シャバシャバとした水状のものは手に取るとこぼれやすく肌の上ではじいたようになって肌の奥まで化粧水を浸透させにくいので、コットンを使って軽くたたくようにして使うと効果的に肌の奥に浸透させることができます。
反対にとろみのある化粧水は、コットンの上に出すとコットンにすべて化粧水が吸収されてしまうためこちらは手に取って肌全体に伸ばし、最後に肌全体を手で包みこむようにして保湿をすると効果が高まります。
最後は乳液ですが、その前に美容液を使うとより保湿の効果を高めることができます。
美容液は夜に使うもののほうが種類は多いのですが、今は朝と夜に使うことのできる美容液や朝専用の美容液もあります。
エイジングケアや美白などさまざまな種類のものが販売されているので、あなたの悩みに応じて使うこともオススメです。
そして乳液です。
乳液は肌から水分が蒸発することを防ぐために使います。
年齢とともに皮脂の分泌量が減っていくのでアラフォー世代以上の方はとくに使うことをおすすめします。
乳液をつけるときは手で伸ばすことがオススメです。
手のひらに乳液を取りだし、反対の手のひらを使って乳液を包みこむようにしてあたためます。
こうすることによって冬の寒い日も乳液の伸びが良くなり、美容成分がより肌の奥まで浸透しやすくなります。
ではつづいて夜のスキンケアについてご紹介します。
夜のスキンケアの順番とスキンケアコスメを使ったケア方法について
夜におこなうスキンケアも基本の手順はおなじですが、追加するケアがあります。
また不要な油分が肌に残らない状態になっているため、つぎに使う化粧水の浸透をより良くすることができます。
美容液は20代の方にはまだ不要かもしれませんが、アラフォー世代以上の方はエイジングケアや美白ケアとして使われるとより良い効果を発揮してくれます。
これがゴールデンタイムです。
夜に使う美容液が多い理由は、この高い修復効果をゴールデンタイムでさらに高めるという意味あいがあります。
そのため乾燥肌の方やアラフィフ世代以上の女性にオススメです。
まとめ
きっと肌の状態が変わってきますよ。
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