はじめまして。
わたしは大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。
あなたは朝起きたときや夜寝る前に顔を洗ったり、化粧水や乳液をして肌を保湿していると思いますが、なぜスキンケアをするのかや、どういう順番でスキンケアをすればより効果が出るのかをご存じでしょうか?
メイクレッスンのときにレッスンのご受講者様にご質問をしてみると、皆さん案外ご存じでないことを実感します。
今日はスキンケアの効果を上げる順番と、朝と夜のスキンケア方法、そしてスキンケアに必要なスキンケア用品についてご紹介していきます。
このブログの信頼性について
このブログを書いているわたしは、ヘアメイク歴19年のヘアメイクアップアーティストです。
9年間ブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在フリーランスとして、CMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざまな現場でヘアメイクアップアーティストとして活動をつづけています。
それではさっそくご紹介していきます。
スキンケアの順番と朝と夜とでのスキンケアの方法について
あなたが朝と夜におこなっているスキンケア。
(めんどくさいなぁ…。)
と思うこともしばしばあるのではないでしょうか。
ですが、わたしたちがモデルさんやお客様にヘアメイクをするときにスキンケアは欠かすことができない施術であり、スキンケアの仕上がりがメイク全体の仕上がりを大きく左右するといっても言い過ぎではありません。
スキンケアの順番をご紹介する前に、なぜスキンケアをする必要があるのかについてご説明していきます。
スキンケアをする理由について
スキンケアをおこなう理由としては、
2.肌にうるおいや透明感などをあたえる
3.化粧のりを良くする
4.肌の新陳代謝を正常にする
という点が挙げられます。
1つめの肌を清潔に保つという点についてですが、朝起きてすぐは寝ているだけなので顔は汚れていないように思いますが、肌から水分が蒸発することを防ぐために皮脂が分ぴつされたり、新陳代謝によって古い角質がはがれ落ちて肌の上に積もっている状態になります。
人の顔には顔ダニというダニが住んでいるのですが、これらは皮脂や古い角質をエサとしています。
顔ダニはこれらを食べることによって肌を清潔に保つ役割を果たしてくれているのですが、顔を洗わずにいると、エサが豊富な状態になるため顔ダニが繁殖し、かえって吹きでものができたり肌が荒れたりしてしまう原因を作ってしまいます。
そのため洗顔は、肌を清潔な状態にするためにおこないます。
2つめについてですが、洗顔後の肌は皮脂や古い角質だけでなく、肌にうるおいをあたえる水分も落としてしまっている状態になります。
そのため肌がかさついたりつっぱったりするということがおこってしまいます。
アラサー以上の方になると、洗顔後そのまま肌を放置していると、シワっぽさが目立つようになると感じる方も多いはずです。
洗顔後の肌に水分をあたえることで肌の細胞の1つ1つがうるおいで満たされ、ツヤとハリがよみがえり、肌全体に透明感が出てくるようになります。
3つめは、わたしたちヘアメイクアップアーティストがメイクをする上で大切にしていることです。
あなたも経験があると思いますが、十分にスキンケアをしていない上からベースメイクをしても、下地やファンデーションが肌になじみにくくムラになりやすくなります。
これは肌が十分にうるおっておらず皮脂の分ぴつも十分ではないため、潤滑油的な効果を得ることができず、肌に引っかかりをあたえてしまうためです。
このようにうるおいが不十分な肌にベースメイクをおこなっても、かえってメイクに時間がかかってしまうだけでなく、仕上がりもツヤのない肌に仕上がってしまいうつくしく仕上げることができません。
メイクの仕上がったあとの肌を、つるんとしたなめらかな状態にするためにもスキンケアは必要です。
そして最後ですが、年齢とともに肌がくすんだりごわついたようになるのは、古い角質が肌に残ってつみ重なっていくためです。
角質が肌の上でたまっていくと、肌の表面に厚みが出て日の光を肌の奥までとおしにくくなるため、肌がくすんだように見えてしまいます。
そしてシミの原因となるメラニンも、古い角質がつみ重なることによってどんどんと濃く大きくなってしまいます。
毎日の洗顔で古い角質をしっかりと落としきることで、シミができにくくなり、濃く大きくなっていくことを防ぐことができるようになります。
このような理由からスキンケアはとても大切なのですが、では、朝と夜でどのようなケアをしていけば良いのでしょうか。
つぎにご紹介していきます。
朝のスキンケアの順番とスキンケアコスメを使ったケア方法について
朝のスキンケアの順番としては、
2.化粧水
3.乳液
が基本の手順となります。
まず大切なのが洗顔です。
その理由はさきほど挙げましたが、寝ている間にできた古い角質や皮脂を落とし、化粧水や美容液の浸透をしやすくするための下地を作ります。
つづいて化粧水を挙げていますが、その前に導入美容液についてご紹介します。
美容液のイメージとしてはエイジングケアや美白効果の高いものが多いですが、導入美容液のように化粧水の前に使うことで、化粧水の浸透率を高めるはたらきをする美容液もあります。
乾燥肌でなやんでいる方にはとくにオススメです。
導入美容液にはきちんと表記がされているので、その表記があるものは化粧水の前に使ってください。
化粧水は肌の内部にまで水分をあたえる効果があります。
しっかりと化粧水をすることで、細胞の1つ1つをうるおいで満たすことができ、肌にツヤやハリ、透明感をもたらします。
化粧水には2種類あって、1つはシャバシャバとした水状のもの。
もう1つはとろみのあるものとに分かれます。
シャバシャバとした水状のものは手に取るとこぼれやすく、肌の上ではじいたようになって肌の奥まで化粧水を浸透させにくいので、コットンを使って軽くたたくようにして使うと効果的に肌の奥に浸透させることができます。
反対にとろみのある化粧水については、コットンの上に出すとコットンにすべて化粧水が吸収されてしまうため、こちらは手に取って肌全体に伸ばし、最後に肌全体を手で包みこむようにして保湿をすると効果が高まります。
最後は乳液ですが、その前に美容液を使うとより保湿の効果を高めることができます。
美容液は夜に使うもののほうが種類は多いのですが、今は朝と夜に使うことのできる美容液や朝専用の美容液もあります。
エイジングケアや美白などさまざまな種類のものが販売されているので、なやみに応じて使うこともオススメです。
そして乳液です。
乳液は肌から水分が蒸発することを防ぐために使います。
年齢とともに皮脂の分ぴつ量が減っていくので、アラフォー世代以上の方はとくに使うことをおすすめします。
乳液をつけるときは手で伸ばすことがおすすめです。
手のひらに乳液を取りだし、反対の手のひらを使って乳液を包みこむようにしてあたためます。
こうすることによって冬の寒い日も乳液の伸びが良くなり、美容成分がより肌の奥まで浸透しやすくなります。
ではつづいて夜のスキンケアについてご紹介していきます。
夜のスキンケアの順番とスキンケアコスメを使ったケア方法について
夜におこなうスキンケアも基本の手順はおなじですが、追加するケアがあります。
2.洗顔
3.化粧水
4.美容液
5.乳液
6.クリーム
そのため落とすことがとても大切になります。
また寝ている間に分ぴつされる皮脂とメイクが混ざりあい、より肌の奥にメイクの汚れが浸透してしまい、肌荒れやくすみ、シミなどの原因となってしまいます。
このような肌トラブルを防ぐためにもクレンジングをすることが求められます。
理由としては、わたしもダブル洗顔不要のクレンジングオイルを使っていたのですが、オイルがそのまま肌に残った状態で化粧水や乳液などを使ってスキンケアをしていたため、吹きでものがたくさん肌にできてしまった経験があるからです。
また不要な油分が肌に残らない状態になっているため、つぎに使う化粧水の浸透をより良くすることができます。
美容液は20代の方にはまだ不要かもしれませんが、アラフォー世代以上の方はエイジングケアや美白ケアとして使われるとより良い効果を発揮してくれます。
これがゴールデンタイムの意味です。
夜に使う美容液が多いのには、この高い修復効果をゴールデンタイムでさらに高めるという意味あいがあります。
そのため乾燥肌の方やアラフィフ世代以上の女性にオススメです。
まとめ
スキンケア用品によってはアルビオンのように先に乳液を使ってから化粧水をするものがあったり、イプサのように化粧水と乳液がいっしょになっているものもあるので、使うスキンケア用品に書かれている順番を知っておくことも大切になります。
あなたもぜひ今日のスキンケアから意識的にスキンケアをしてみてくださいね。
きっと肌の状態が変わってきますよ。
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