メイクブラシ

1年の終わりにメイクブラシやお化粧品の大掃除・整理整頓をしましょう

ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です。

 

クリスマス気分もすっかり抜けて、新年をむかえるための準備をしている方も多いのではないでしょうか。
その1つに上がるのが『おおそうじ』です。

わたしも窓をふき、おふろやキッチン・洗面所をキレイにみがきあげ、自室をそうじしていらない物を処分しました。
とくにお風呂は毎年ねんいりにそうじをしていて、浴槽の側面を取りはずして中も洗っています。
親友から、「あれって外れるの!?」とおどろかれましたがかんたんに外すことができます(笑)

おおそうじをすると空気もきれいになってとても居心地がよくなります。
風水的に居心地のいいおうちでなければ運気が上がらないそうですが、このことからもそうじを徹底しなければならない理由がわかるような気がします。

 

わたしはヘアメイクアップアーティストという職業がら化粧品やヘアー用品などをたくさん持っているのですが、メイクブラシを洗ったり、パレットの中をふいてキレイにしたりすることもたいせつにしています。
今日はメイクブラシの洗い方やべんりな除菌グッズ、お化粧品の整理整頓方法についてご紹介していきます。

 

 

■このブログの信頼性について

このブログを書いている私はヘアメイク歴18年のフリーランスのヘアメイクアップアーティストです。
9年間、結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
現在フリーランスとしてCMなどのメディア撮影や個人撮影など、さまざまな現場でヘアメイクアーティストとして活動を続けています。

それではさっそくご紹介していきます。

 

 

メイクブラシの洗い方と便利な除菌グッズについて

 

メイクブラシ

 

メイクをするときに使う道具として挙げられるのが、スポンジ・パフ・チップ、そしてメイクブラシです。
このなかのどれも使わずにメイクを仕上げているという人はあまりいないのではないでしょうか。

メイク道具は直接肌に触れるもののため、定期的に洗わなければなりません。
なぜならば皮脂や化粧品が付着し、雑菌が増えるからです。

このようなメイク道具の中で一番洗うのに手間がかかるのが「メイクブラシ」です。
メイクブラシはおもに動物の毛がメインで作られていますが、チップやパフにくらべると乾くのに日にちがかかります。
真夏の暑い日でも3日ほどかかると思います。

たまに、

 

お客様
メイクブラシって洗ったあと、ドライヤーで乾かせばはやく乾くんじゃないですか?

 

と言われることもありますが、さきほども挙げたようにメイクブラシは動物の毛でできているものがほとんどなので、ドライヤーで乾かすと毛先がパサパサになって傷んでしまったり、広がったまま形が戻らなくなってしまうことがあります。
そのなかでも高級毛といわれるコリンスキーの毛はとてもデリケートなため、とく気をつけなければなりません。

ではどのようにしてメイクブラシを洗えばいいのでしょうか。
つぎにその方法についてご紹介していきます。

 

メイクブラシの洗い方について

メイクブラシにアイシャドウやファンデーションがずっと付いたままなのは気持ちいいものではないですし、使いたいアイシャドウやチークの色がブラシに付いていると、ほかの色を使うときに色が混ざってにごってくるため最低でも月に1度は洗うようにしています。この洗う回数ですが、仕事でつかう回数が多かったり、いまのように湿度と気温が高いときは月に2・3度洗うこともあります、また、あまり使わなかったときは月に1度にとどめるようにしていたりもします。

洗う回数に変化をつけている理由としては、動物の毛をつかった天然毛のブラシが多いので、洗いすぎると摩擦でブラシがパサパサになってしまい、肌に当てたときにチクチクして不快感をあたえてしまうからです。

よくいただくご質問の中に、

 

お客様
メイクブラシやチップはなにを使って洗うといいのでしょうか?

 

とよく聞かれるのですが、私は固形せっけんで洗っています。
メイクブラシを洗うための専用洗浄剤が販売されていたりもしますが、固形せっけんでじゅうぶんです。

 

メイクブラシの洗い方は、

1.ブラシをしっかりと水でぬらし、ブラシについているよごれやほこりなどをかんたんにすすぎます。

2.固形せっけんをぬらし、せっけんの上をブラシでなでるようにしながらブラシにせっけんをつけていきます。
このときブラシを横にふると毛がいたむので、ブラシの毛流れとおなじように上から下へなでるようにして両面を洗います。

3.てのひらの上で軽くブラシをにぎるようにして、やさしくこすりながらさらに泡立てていきます。

4.しっかりと流水で泡といっしょによごれをキレイに洗いながし、軽くてのひらでにぎりって水気をしぼったら、ティッシュやタオルでくるんでさらに水分を取りのぞき、コップなどに立てかけて乾燥させます。
*チップも同様の方法で洗い、ティッシュの上に寝かせて乾燥させます。

 

メイクブラシ


すこし手間に感じますが、洗ってキレイになったメイクブラシは見ているだけですがすがしい気持ちになりますし、使っていてもとても清潔でここちいいです。

ではつづいてメイクブラシや化粧品をかんたんに除菌できる便利グッズについてご紹介します。

 

メイクブラシや化粧品をかんたんに除菌できる便利グッズ 

コロナ禍にはいってからは除菌や衛生面に気をつかわなければならないことがとても増えました。
わたしたちヘアメイクアップアーティストは美容師さんたちとちがい、メイクのさいに自分の手や指だけでなく、メイクブラシやスポンジ・パフといった物をお客様の肌に直接当ててメイクをしなければなりません。

とはいえさきほども挙げたように、メイクブラシは洗うと乾かすまでに時間がかかってしまうことと、毎回洗うと毛先がとても傷んでしまうため、毎回のメイクごとに洗うことができません。
そこで便利に使えるものが「除菌ボックス」です。

3Coins

3 Coins 除菌ボックス


こちらが除菌ボックスです。

このなかにメイクブラシなどを入れてふたをし、スタートボタンを押すと、紫外線除菌をしてくれます。

手はアルコール消毒やせっけんで洗ったりできますが、携帯電話やメガネをはじめとした毎日つかうものや精密機器は、洗ったり消毒ができません。
でもこの除菌ボックスをつかうと、紫外線でウィルスなどを殺菌をしてくれます。
そしてその効果もほんの数分で99%殺菌してくれるためとても優秀です。

昨年あるテレビ番組でこの除菌ボックスが紹介されていたのですが、すこし高額であったことや、テレビで放送されたことで即完売になってしまっていたこともあって買うことができませんでした。
それがいまは3 Coinsで2,000円(税別)で買うことができます。

この除菌ボックスを買ってからは、メイクブラシを洗う回数を減らすことができるようになったのでブラシの毛が傷みにくくなりました。
おかげであたらしくメイクブラシや仕事でつかう小物るいを買いたす必要もなくなりとても助かっています。

 

ここまではメイクブラシの洗い方や便利な除菌グッズについてご紹介してきましたが、ここからは化粧品のせいりせいとんについてご紹介していきます。

 

化粧品を整理整頓するメリットについて

化粧品収納

メイクブラシの掃除とおなじくらいたいせつなことが、「メイク道具の整理整頓」です。
仕事がらアイシャドウやチークなどをいろいろと買ってしまうのですが、使わないまま忘れてしまっているものや、美容液や化粧水なども使いわすれて中途半端にのこってしまっているものなどがあったりします。

化粧品を整理整頓するメリットについてご紹介していきます。

 

化粧品を整理整頓するメリットについて

化粧品は食品までとはいきませんが、開けて使わずにいると酸化したり腐ってしまったりします。
そのような化粧品などがのこっていないかどうかを、メイクボックスや収納ケースの中をふきながら探していくのですが、毎年いろいろな物が出てきます…。
今年も使いかけのままになっているふきとり化粧水や、使いやすい色なのに収納ケースの中で眠ったままになっている化粧品などがいろいろと出てきました。

アイシャドウ

クリスチャン・ディオールのアイシャドウパレット


(仕事でつかおう。)

と思って収納ケースに入れてしまったのでしょうが、存在を忘れてしまっているんですよね。
見つけられてよかったです。

このアイシャドウはゴールドやシルバーといったとても使いやすい色がセットになっているため、先日のクリスマスのようなイベントや、結婚式などのはなやかな場所に出席をするさいのパーティーメイクにもとても使いやすい色です。
そのため、ブライダルヘアメイクや成人式のヘアメイク、またイベント事業のヘアメイクといろいろな仕事でも使いやすいので、今度はケースにしまわずに仕事用のメイクパレットの中へ収納しました。

おおそうじをかねた整理整頓のおかげで化粧品がむだにならずにすみました。
また収納スペースを空けることもできたので、ほかの化粧品やストックをあらたに収納することもできるようになりました。

アイシャドウやチークなどの化粧品の整理収納については当ブログ内過去記事、無印良品や100均の収納アイテムを使った化粧品の整理収納についてをご覧ください。

 

 

まとめ

自分用のメイクブラシやチップであっても、皮脂やほこりなどがついていると不衛生です。
メイクが上手になるコツは、道具をキレイにメンテナンスして使っているかどうかで決まります。
これはメイクブラシやスポンジだけではなく、鏡やビューラーなどにも当てはまります。

またこれは私の持論ではなく、多くの有名なメイクアップアーティストの方々も、道具をたいせつに使うことや清潔にたもつことのたいせつさを語られていたり、それがメイクの上達にも関係しているとも話されています。

今回のおおそうじにおいても、眠ったままになっているアイシャドウや口紅などが見つかったり、不要になったままでのこっている化粧品が見つかったりしたことで、あたらしく化粧品を買う必要がなくなりました。
また、メイクブラシやアイシャドウチップなどをていねいに洗ったことで、見た目がきれいになっただけではなく、自分自身の気持ちもとてもスッキリとしました。

みなさんもキレイになった化粧品やメイク道具で、新年からのメイクをあらたな気持ちでたのしんでくださいね。

 

 

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