はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
先日のブログで兵庫県・宝塚市にある中山寺で成人式の後撮りをおこなったことをご紹介しました。
今回は、お客様から写真掲載の許可をいただけましたのでヘアメイクや撮影中の様子をたくさんの写真とともにご紹介します。
また撮影までの流れもいっしょにご説明します。
エマブールこのブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
【成人式前撮り】撮影準備と打ち合わせ・撮影当日の流れについて
成人式は一生に1度のことなので、お嬢様だけでなく親御様もはじめてのときはなにから準備をすれば良いのか分からないと思います。
また撮影については、どのような流れで撮影にいたるのかなどさらに分からないことが多くお困りの方も多いと思います。
今日は、成人式の前撮りや後撮りの流れについてご紹介をしていきます。
成人式の前撮りや後撮りに必要なことと流れについて
成人式の撮影をおこなうために必要なこととして、
１．振袖・髪飾りなどの準備をする
２．どこで・いつ撮影をおこなうのかを決める
３．撮影の予約をする
という点が挙げられます。
まず1つめは、振袖や髪飾りのご準備です。
振袖のレンタルやご購入をされる場合、撮影をおこないたい時期よりも早く着物をご準備しておかれることをオススメします。
というのも振袖をレンタルや購入をする呉服屋さんは、時期によって予約が埋まってしまっていることがあるため撮影間際になるとレンタルやご購入のできない事態も起こってくる可能性があるためです。
呉服屋さんの忙しい時期は、
・成人式前
・卒業式シーズン
・秋～冬
にかけてが多いです。
とくに振袖のレンタルやご購入の多い時期は、秋～冬にかけてです。
あなたの心理としては、
あなた成人式は来年の1月だし秋くらいに行けば間に合うはず。
と思うかもしれませんが、9月に入ったころくらいから呉服屋さんへのご予約が一気に増えます。
反対に成人式後や梅雨の時期8月ころは、ご予約が減るためねらい目です。
2つめは、撮影する場所を決めることです。
スタジオで室内撮影をおこなうのか、それとも神社や日本庭園など外でロケーション撮影をおこなうのか。
それによって撮影スタジオを予約するのか、またわたしたちのようなフリーランスにオーダーをするのかなどが変わってきます。
さらに外でのロケーション撮影の場合、いつの季節に撮影をおこなうのかも決める必要があります。
着物などの準備ができ撮影場所と時期が決まれば、あとは撮影の予約をするだけです。
ですが撮影スタジオも、時期によって予約の多い時期とそうでない時期があるため注意が必要です。
とくにロケーション撮影の場合は、桜の季節や紅葉の季節など撮影をしたい時期がとても重なりやすいため撮影場所と時期が決まった時点でご予約をされても良いと思います。
エマブールも成人式前撮りのヘアメイク依頼をいただくときは、ご希望の撮影時期よりも半年～3か月ほど早くご依頼をいただくことがほとんどです。
ここまで決まればあとは当日に向けた打ち合わせをおこないます。
撮影の打ち合わせから撮影当日までの流れについて
撮影が決まってから撮影当日までの流れについてですが、こちらは撮影スタジオと外でのロケーション撮影で大きく異なります。
私は、過去に某大手企業様で成人式の前撮り用ヘアメイクに入っていました。
そこでは成人式の前撮りや後撮りをスタジオでおこなえますが、撮影スタジオでの撮影の場合髪型やメイクについての打ち合わせだけになるため事前にお嬢様とやりとりをして髪型やメイクのご相談をすることはありません。
またご家族様との撮影のご希望などもあらかじめご予約をいただくさいに決めてしまうため、撮影当日にヘアメイクのご希望のみをおうかがいして撮影に入ります。
おそらくほかの撮影スタジオにおいてもおなじではないかと思います。
外でのロケーション撮影についてですが、エマブールでは撮影の1か月前に入ったころにお嬢様と髪型やメイクのイメージについて文章や写真でやり取りをさせていただきながら打ち合わせをおこないます。
また着付けや撮影のイメージについても、同様におこないます。
先日の撮影では、中山寺の撮影のほかに室内での撮影希望があったりユリの花を使いたいといったさまざまなご希望を打ち合わせの流れでうかがいました。
室内撮影とちがって外での撮影は、いろいろなシチュエーションで撮影をすることができるため事前にこまかく打ち合わせをおこなうことを大切にしています。
そして撮影当日を迎えます。
成人式前撮りや後撮り撮影の流れと撮影について
撮影前の打ち合わせで、ヘアメイクや着付けに必要な時間・撮影にかかる時間・撮影場所までの移動時間を決めます。
撮影スタジオの場合は、照明機材や室内の明かりがあるためヘアメイクと着付けにかかる時間を逆算した時間にお越しいただけますが、外での撮影は移動時間と太陽の明るさを考えてお越しいただく時間を出します。
ほとんどの方が夕方の空よりも明るい日差しの中での撮影をご希望されるため、ヘアメイクの開始時間は早朝になることが多くなります。
成人式撮影のヘアメイクについて
成人式当日までの事前の打ち合わせでお嬢様とおおまかな髪型とメイクのイメージを決めます。
今回ヘアメイクについてお嬢様からいただいたご希望は、
お嬢様髪型はアップヘアにしたいです。
これといったものは無いのですが、ちょっと個性的？？周りとかぶらない感じにできたらいいなと思ってます。
成人式のときは前髪を作ってなくて大人っぽくなったので、前髪を切るか迷ってます。
オン眉にしたいのですが着物に合うのかな～と思ったりして…。
メイクは髪型の雰囲気に合わせてもらえたらと思います。
とのことでした。
前髪を眉上までカットされることを悩んでおられたので、
エマブール個性的な雰囲気にされたいとのことなので、カットしていただいていも大丈夫ですよ。
オン眉で撮影される方もおおいですし、とてもかわいく似合われると思います。
とお伝えしました。
打ち合わせを進めていくなかで最終的な髪型のイメージとして、
お嬢様髪型はキレイめにまとめる感じでお願いしたいです。
とご連絡をいただいたので、
エマブールでは和髪をアレンジして少し個性的なスタイルにしてみますね。
とご案内をし、イメージは文章では伝わりづらいので当日ご相談をさせていただきました。
そうして仕上がった髪型がこちらです。
ここ数年和髪も少し毛束を引き出して崩すスタイルが流行っていますが、今回はあえて引き出さずに作りました。
反対に面のツヤ感やカールの動きがキレイに出るように仕上げています。
また左ななめから見たときと右ななめから見たときとで顔の印象がちがって見えるようにデザインを変えています。
和髪のアレンジになりましたがお嬢様から、
お嬢様言葉で表すのが難しいこともくみとって下さってとてもかわいく仕上げていただけてとても満足です♪
と気に入っていただけ、とてもうれしかったです。
髪型とメイクのくわしいご紹介は、またあらためてつづりたいと思います。
ヘアメイク後に着付けをし撮影がはじまります。
撮影前の最終の手直しについて
カメラマンさんが撮影の最後の準備をしている間にヘアメイクの最終調整をおこないます。
アイシャドウの発色を確認したり髪飾りが落ちそうになっていないかなどを確認したり、着物を着たあとのトータルバランスをチェックしていきます。
そして口紅をぬり足します。
そしていよいよ撮影がはじまります。
撮影中のヘアメイクについて
撮影スタジオでは、1日に何組もの撮影がおこなわれるため撮影前の手直しが終わった時点でヘアメイクは終了となります。
*ただし、カメラマンさんから手直しの要請が入った場合はスタジオ内に入ります。
エマブールは1日1組様限定の撮影であるため、カメラマンさんの横で撮影の様子を見ながら合間で手直しに入ります。
多くはカメラや照明の位置を換えるときに入りますが、場合によっては撮影の途中で入ることもあります。
撮影中にヘアメイクの手直しをこまかくできることにより、完成度の高い写真撮影をおこなうことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
成人式の前撮りや後撮りの撮影までの様子や流れをご紹介しました。
このブログをご覧いただくことで安心して撮影のご準備をしていただけましたらとても幸いです。
一生に1度の大切な記念日の撮影。
思い出に残る1日と何度も見返したくなる写真になられるとうれしいです。
最後までご高覧いただき誠にありがとうございました。
☆
☆
☆
”自由度の高い撮影で あなただけの特別な成人式・卒業式を想い出として残しませんか？”
エマブールは、成人式当日や成人式前撮り、卒業式の袴用ヘアメイクを1日1組様限定で承っております。
長年の経験から時間的制約により細かいご要望をご対応することが難しい状況を経験し、
ヘアメイクの時間からゆっくりとお過ごしいただきたいという想いを持ってヘアメイクを手がけております。
お客様の大切な日を丁寧にサポートし、
笑顔と安心感へとつなげることを心がけております。
成人式や卒業式用ヘアメイクのご質問やご相談につきましても承っております。
＼ お気軽にお問い合わせください ／
