すっぴん見え・濃すぎメイクから卒業!プロが教える「メリハリの法則」とパーツ別引き算テクニック

おはようございます。
「なりたい印象」を、あなたといっしょに見つけていく。
骨格・肌質・お顔立ちから魅力を読み解き、”選ばれる印象”をデザインする。
印象ナビゲーター・ヘアメイクアーティスト「AimBle」の小川敬子です。
あなた朝時間をかけてていねいにメイクしたのに『すっぴん?』と言われたり、逆にしっかり仕上げようとすると昔っぽい濃いメイクになるんです…
メイクレッスンやヘアメイクの現場で多くの女性とお話しする中で、このようなお悩みをたくさん伺います。
がんばってメイクをしているのに、思うような仕上がりにならないと悲しいですよね。
すっぴんに見えてしまったり反対にメイクが濃く見えてしまう原因は、あなたのメイクの技術不足ではありません。
最大の理由は、「メイク全体のバランス(メリハリ)」にあります。
今回は、私がヘアメイクの現場でも実践している「メイクのメリハリの法則」と、今日からすぐに試せる引き算・足し算テクニックを分かりやすく解説します。
各パーツごとの正しい強弱を覚えるだけで、いつものコスメのまま、一気にあか抜けたメイクに仕上げることができますよ。



このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、顔の印象戦略コンサルタント
ヘア&エアブラシメイクアップアーティストです。
大阪府生まれ。
ヘアメイク歴23年。
専門学校卒業後、ヘアメイク事務所で経験を積み、2015年に独立。
ブライダルをはじめ、CM・広告・メディア撮影など幅広く活動。
ACA エアブラシメイクアップディプロマ取得。
骨格・肌質・お顔立ちから、なりたい印象を読み解く「顔の印象戦略」の視点を交えながら、コラムや情報をお届けしています。
なぜ「すっぴん見え」や「濃すぎる」メイクになってしまうのか?


まずは、なぜメイクの仕上がりが「すっぴん風」や「濃すぎ」に偏ってしまうのか、その根本的な原因からひも解いていきましょう。
原因は「メイク全体のメリハリ(強弱)」不足
メイクで一番大切なのは、メイク全体の「主役と脇役のバランス」を取ることです。
人の視線は、顔の中で「きわ立っている部分」に自然と惹きつけられます。
顔全体を見たときにどこかに視線が止まる「ポイント」があると、人は「きちんとメイクをしていてあか抜けている」と感じます。
しかし顔のすべてのポイントメイクを均一な濃さで仕上げてしまうと、立体感が失われ、メリハリのない印象になってしまいます。
全パーツを同じ濃さで仕上げると「濃すぎ」に、ナチュラルすぎると「すっぴん風」に
具体的な例を見てみましょう。
全パーツを「すべて濃く」仕上げた場合
眉もアイラインもチークもリップも、すべて同じように濃く仕上げてしまうと、ポイントメイクの主張がとても強くなります。
結果として全体的に主張が激しくなり、「派手」な印象や少し昔っぽい仕上がりになってしまいます。
全パーツを「ナチュラル」に仕上げた場合
「ナチュラルメイクにしよう」と思って眉・目元・チーク・リップすべての発色をひかえめにしてしまうと、顔の中に視線を引きつけるポイント(メリハリ)が一つもなくなってしまいます。
これが、周りの方から「すっぴん?」と見られてしまう最大の原因です。
つまりあか抜けメイクの鍵は、「どこかを強調したら、どこかを引く」というメイクの濃さのコントロールにあります。
私が実践するメイクの黄金比「ペアパーツの法則」


メリハリをつけるといっても、



どこを濃くして、どこを薄くすればいいの?
と迷ってしまいますよね。
そこで覚えていただきたいのが、おたがいにメイクで影響をあたえ合う「ペアパーツの法則」です。
【眉×目元】距離が近いパーツはどちらかを強調する
眉と目は、顔の中でもとても距離が近いペアパーツです。
距離が近いパーツ同士を両方とも主張させると、顔から上半分が主張しすぎて、きつそうな見た目の印象になってしまいます。
反対に両方を薄くすると、顔全体の印象がボヤけてしまいます。
- アイメイクがナチュラルの日: 眉のフレームや毛流れをきれいに整え、存在感をやや強める。
- アイメイクをしっかり楽しむ日: 眉は色味を少し明るくしたり、パウダーでふんわり仕上げて引き算する。
このように、眉と目のどちらかを「主役」、もう片方を「脇役」に設定するのが基本のバランスです。
【チーク×リップ】同じ血色感パーツは「濃淡」でバランスを取る
チークとリップは、どちらも顔に「血色感(温かみ・華やかさ)」をあたえるペアパーツです。
この2つのパーツは、片方を濃く発色させるなら、もう片方は淡く発色させるのが黄金バランスです。
例えば、華やかな赤の口紅を塗りたい日にチークも同じように濃いピンクやオレンジでしっかり入れると、顔の下半分の主張が強くなりすぎてしまいます。
リップを主張させたい日は、チークは血色感を感じるていどに淡く仕こむていどにとどめることで、リップの赤が品よくきわ立ちます。
【実践】「眉×アイメイク」がナチュラルの日のメリハリ術


Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
ここからは、具体的な実践テクニックをご紹介します。
まずは、「時短やデイリーメイクで、眉やアイメイクをナチュラルに仕上げた日」のメリハリ術です。
主役は「リップ」|ひと塗りで顔全体が引き締まる色の選び方


目元をナチュラルに仕上げた日に、すっぴんのように見えることを防ぐ一番簡単な方法は、「リップを主役(ポイント)に持ってくる」ことです。
眉やアイメイクが控えめなぶん、くちびるに少し深みのある色やパッと顔色が明るくなるあざやかなカラーを持ってくると、顔全体がキュッと引き締まります。
- おすすめの色選び
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肌なじみの良いコーラルピンクやローズ系に、ほんの少し「赤み」や「ブラウン」が混ざったカラーを選ぶと品良くなじみます。
- 塗り方のポイント
-
りんかくをキッチリ取りすぎず、くちびるの中央にポンポンとなじませてから全体に広げると、主張しすぎず自然な血色感が生まれます。
チークは「ツヤ」と「血色感」を控えめに仕こむ
リップを主役にする場合、チークは脇役に使います。
先ほども触れましたが、チークまでしっかり塗ってしまうと、顔の下半身に色が集中してメイク全体のバランスが崩れてしまうためです。
肌の透明感を底上げするような透明感のある発色のものを選び、ほほの高い位置にほんのり「血色感を感じる」ていどにふわっとのせましょう。
ツヤ感のあるクリームチークやハイライトを軽く仕こんでおくと、色を濃くしなくても肌が生き生きと見えます。
【実践】「しっかりアイメイク」の日の引き算テクニック


Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
つぎに、お仕事やお出かけなどで「アイラインやアイシャドウをしっかり塗りたい日」の引き算テクニックです。
リップは肌なじみの良いヌードカラーや粘膜カラーへ


アイシャドウのグラデーションを楽しんだり、アイラインやマスカラで目元をパッチリきわ立たせる日は、リップで引き算を行います。
ここで濃いリップを塗ってしまうと「がんばりすぎた印象」になってしまうため、あなたのくちびるの元の色に近い「粘膜カラー」や、ベージュニュアンスの入ったピンク・ローズを選びましょう。
アイメイクに主張があるぶん、くちびるの色味を抑えることで洗練された「知的で大人っぽいあか抜け感」を演出できます。
眉は毛流れを活かした、やわらかい質感に
アイメイクをしっかりメイクする日は、眉も少し力を抜くのがポイントです。
ペンシルでかっちり形や色を描きこむのではなく、アイブロウパウダーを使ってふんわり仕上げ、スクリューブラシで毛流れを整えるていどに留めます。
眉マスカラを使ったり、眉頭を薄く仕上げるだけでも目元の印象がよりいっそう引き立ちます。
メイク初心者・アラフォー女性が「即・あか抜ける」ための3つのコツ


パーツごとの強弱に加え、全体を通して意識すると劇的に仕上がりが変わる「3つのプロのコツ」をお伝えします。
メイク中の鏡は「離して使う」
メイクをするとき、大きな鏡を使わず、手鏡で目元や眉だけをアップで見ながらメイクをしていませんか?
パーツだけをアップで見ていると、どうしても「もっと描かなきゃ」「もっと塗らきゃ」とメイクをする量が増え、結果として全体を見たときに濃くなりすぎてしまいます。
メイクの工程が一区切りつくたびに、かならず腕を伸ばした位置(顔全体が映る距離)まで鏡を引き、全体のバランスをチェックする習慣をつけましょう。
「目元が濃くなったから、リップは指で軽く塗るようにしよう」といった引き算の判断が自然とできるようにもなります。
鏡のサイズについて
鏡は、できれば顔全体が映る大きいサイズのものを使いましょう。
もし老眼や近視などで見えづらい場合は、拡大鏡がセットになった鏡も販売されているので、そのような物を使いながらメイクをすると仕上がりが格段に良くなりオススメです。
色の「質感(マット・ツヤ・ラメ)」をそろえすぎない
メイクのメリハリは「色の濃淡」だけでなく、「質感を変える」ことでも作ることができます。
例えば、目元もくちびるも肌もすべて「マット(ツヤなし)」にすると、古風な印象になりやすかったり老けて見えやすくなります。
- 目元にマットなブラウンを使うなら、リップは透明感のあるツヤ系にする。
- 目元にキラキラしたラメをのせるなら、リップは落ち着いたセミマットにする。
このように、質感で遊ぶことで発色が淡くても自然な立体感とこなれ感が生まれます。
素肌感を活かす「ベースメイクの薄膜仕上げ」
どれだけポイントメイクのメリハリを意識しても、土台となる肌がファンデーションの厚塗りで立体感が失われていると、顔全体の印象が重たく見えてしまいます。
大人の肌悩み(シミやくすみ)はコンシーラーでピンポイントにカバーし、ファンデーションは顔の中心から外側に向かって「薄く」伸ばすのが鉄則です。
素肌感を残すことで、ポイントメイクのメリハリがより美しく引き立ちます。
まとめ:メイクは「足し算と引き算」であなたらしい魅力を引き出そう


メイクで「すっぴん」に見えたり「濃くなりすぎ」てしまうのは、テクニックのせいではなく、「メイク全体の足し算と引き算のバランス」を知らなかっただけです。
- 眉と目元: 近いパーツだからこそ、どちらかを主役に
- チークとリップ: 同じ血色パーツだからこそ、濃淡でメリハリを
- 仕上げ: 最後にかならず鏡を引いてメイク全体のバランスを確認する
明日からのメイクで、まずは「アイメイクがナチュラルだから、今日はちょっと華やかなリップにしてみようかな」など、小さなバランス調整から始めてみてください。
きっと、鏡を見るのが楽しくなるような変化を実感していただけるはずです。
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