「時間が経つと目の下が黒くにじんでパンダ目になる」
「パンダ目にならないようになんとかしたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
はじめまして。
わたしは大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。
夕方になって鏡を見ると、目の下が真っ黒になっている…。
このような経験をしたことのある方がほとんどではないでしょうか。
でも、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使っても黒くにじむし。
もうどうすれば良いのかぜんぜん分からない(涙)
じつはパンダ目は化粧品だけでは防ぎようがありません。
今日は長年ヘアメイクアーティストとして活動しているプロならではの視点で、パンダ目を防ぐための簡単なメイクテクニックと、オススメのコスメ(=化粧品)についてご紹介していきたいと思います。
あなたのなやみが解決する一助となれば幸いです。
それではさっそくご紹介していきます。
パンダ目にならないアイメイクの方法と化粧品について
パンダ目にならないために一番有効なのは、ベースメイクでしっかりと目の下のベタつきをおさえることです。
なぜなら、アイシャドウ・アイライナー・マスカラなどのコスメには油分がふくまれており、コスメの油分と目の下のファンデーションや皮脂が混ざることで、黒くにじんでパンダ目になるからです。
事実、ここ数年ツヤのあるベースメイクが流行っているため、ファンデーション自体にオイルが入っていたり、パウダー系のコスメを使わずにベースメイクを仕上げることが主流となっているので、よりアイメイクがにじみやすく、パンダ目でなやんでいる方がとても多いです。
ではどうすればこの「ベタつき」をおさえることができるのでしょうか。
パンダ目にならないメイクテクニックについて
パンダ目をふせぐためにぜひ使っていただきたいのが、フェイスパウダーです。
フェイスパウダーは100%粉でできているので、油分や水分を吸収する作用があります。
お顔全体に使うとツヤ感のないマットな仕上がりになってしまうので、いまのメイクの傾向としてはおすすめできませんが、部分使いすることでメイクのよれやにじみを防ぐことができます。
メイクの仕方はとても簡単です。
パンダ目にならないフェイスパウダーの使い方
*このとき、アイシャドウを使ったブラシにとるとフェイスパウダーとまざってしまうので、かならずキレイなメイクブラシを使ってください。2.アイシャドウ用のブラシにフェイスパウダーを取ったら、目の下(まつげの生えているきわ~下まぶた全体)へ、たっぷりとフェイスパウダーをつけていきます。3.フェイスブラシでササッと軽くフェイスパウダーを払います。
*フェイスブラシがなければ、使っていないメイク用のブラシか、指の腹で軽く払ってください。
目の下をさわったときに、サラサラとした状態になっていれば完成です。
すこし話が変わりますが、あなたは小さいころに砂場で山を作って遊んだことはありませんか?
水を使って泥の砂を作り、それを固めて山を作ったら、最後にさらさらのサラ砂をかける。
するとふしぎなことに、とてもがっしりとしてベタつきのない丈夫な山が仕上がります。
じつはフェイスパウダーも、サラ砂とおなじはたらきを持っています。
ファンデーションの上から混じりけのない粉をかけることで、水分や油分が粉に吸収され、サラサラとした頑丈なベースメイクに仕上がるんです。
フェイスパウダーはパンダ目になることを防ぐだけでなく、小鼻やシミ・ニキビをカバーした上に使うことで、テカリをおさえたり、シミやニキビがひょっこり出てくることを防いでくれます。
ではつぎに、わたしがオススメする、パンダ目を防いでくれるアイライナーやマスカラについてご紹介していきます。
パンダ目を防ぐアイライナーやマスカラについて
アイライナーやマスカラに表示されている「ウォータープルーフ」。
これは、汗や涙などの水分に強いので、泣いても汗をかいてもメイクが崩れませんよ、という意味です。
ですがさきほども挙げたように、パンダ目の原因は、目の下のベースメイクと皮脂によるベタつきです。
そのため、ウォータープルーフの効果だけでは油分によるにじみを防ぐことができず、パンダ目になってしまいます。
アイライナーやマスカラをえらぶポイントとしては、水で落とせるという表記がされているものをえらんでください。
なぜかというと、水で落とせるということは、油分に強いオイルプルーフの効果がふくまれているからです。
もし水で落とせるのにオイルプルーフの効果が入っていなければ、汗や涙ですぐにメイクが崩れるだけでなく、皮脂でも崩れると言うこと。
このようなアイライナーやマスカラを、あなたは買いますか?
アイライナーやマスカラをえらぶときにはぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
わたしは結婚式のブライダルヘアメイクも行っていますが、お色直し以外ではほとんどメイクのお直しができないだけでなく、泣いたり笑ったりする場面が多いので、長時間くずれないメイクをしなければなりません。
そのため、フェイスパウダーを目の下にしっかりと付けて、さわったときにサラサラの状態になるまでしっかりとベースメイクをおさえて、パンダ目を防いでいます。
またアイメイクに使うアイライナーやマスカラも重要。
かならずウォータープルーフ処方だけでなく、お湯で落とせる(=オイルプルーフ処方)もいっしょになっているものを使ってメイクをしています。
簡単なメイクテクニックとコスメのえらび方でパンダ目を防ぐことができます。
安心してデートにでかけたり、お友達とおもいっきり笑ったりしながら、たのしい時間を過ごしていただけるとうれしいです。
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