はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
立春が過ぎアパレルや食器などを取りあつかっている雑貨屋さんでは、春らしいデザインの商品を見かけることがでてきはじめました。
化粧品も春を意識した色づかいのアイシャドウや口紅などを見かけるようにもなってきました。
あなたは、化粧品を買うときにテスターを使ってその化粧品の発色や色を調べていますか?
コロナ禍以降テスターを使うことにたいして少しためらいがある方もおられると思いますが、私としてはできるだけテスターで色の発色などを確認することをオススメします。
今日は、その理由についてご説明してたいと思います。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
アイライナーやアイブロウ用品も買う前にテスターを使った方が良い理由について
アイシャドウや口紅などの化粧品を買うときは、雑誌で気になる商品を見つけたり化粧品売り場を歩いているときにふと目に留まったからなどさまざまな理由があります。
私も、あなたとおなじ理由で買うことが多いです。
百貨店などの化粧品売り場へ行くと、ビューティーカウンセラーさんがいるので気になる化粧品の説明を聞きながら使い方を教えてもらったりじっさいに色をつけてもらうことができたりします。
またアイシャドウや口紅の場合は、プチプラコスメもならんでいるテスターを手にとってじっさいの発色を見ることが多いと思います。
ところで、アイライナーやアイブロウ用の化粧品を買うときにあなたはテスターを使っていますか?
アイライナーやアイブロウ用の化粧品はあまりテスターを使わずに買ってしまう理由について
アイライナーやアイブロウといった化粧品は、パッと選んだものをそのまま買ってしまいがちです。
なぜならば、色が黒・茶色とほぼ決まっているためです。
*カラーライナーなどはのぞく。
そのため今まで使っていたメーカーとはちがうメーカーのアイライナーなどに買い換えるときも、色の確認だけをしてそのまま買ってしまいがちになります。
とくに筆の太さにあまり差のないリキッドアイライナーによく起こりがちです。
テスターを使わずに購入すると起こりうる失敗について
テスターを使わずに化粧品を買った場合に起こりがちなことは、
という点です。
これは、私が仕事で使っている茶色のリキッドアイライナーを試し描きしたものです。
どちらも茶色のリキッドアイライナーを使って描いていますが、メーカーはちがいます。
おなじように描いたのに色の濃さと太さがちがうことにお気づきでしょうか。
見出しに「茶色」と書かれていても、メーカーによって濃さや筆の太さがちがいます。
かりに筆の太さがおなじでも、ブラシの毛質の硬さによって描いたときの太さが変わってきます。
またペンシルアイライナーやジェルアイライナーについては、芯に使われている油分の配合量のちがいによって色の濃さや描いたときの太さにちがいがでます。
あと今回試して分かったこととして、おなじウォータープルーフの表記がされていてもメーカーによってクレンジング後の落ち方に差があるということです。
上はクレンジングをするとスッとキレイに落ちましたが、下はうすく残っていました。
これによって下の線を描くときに使ったアイライナーは、皮脂くずれにも強いオイルプルーフの成分も配合されていることがわかりました。
試し描きによって季節や撮影内容に合わせてアイライナーを使い分けることができるようになったので、テスターがあるのであれば使った方が良いということをあらためて実感します。
今回は分かりやすいようにリキッドアイライナーを使って試し描きをおこないましたが、これはアイブロウペンシルにもおなじことがいえます。
アイブロウペンシルも、リキッドタイプのものが販売されていたり芯の形や太さがメーカーによってもちがうからです。
芯がとてもほそいアイブロウペンシルも、芯にふくまれている油分が多いと眉尻が少し太くなりやすいです。
またおなじメーカーから販売されているアイブロウペンシルも、色の展開がとても多くなっています。
そのため自分の髪やひとみの色に合わせて色を選ぶのか、もしくは自分の見た目の印象をどのように見せたいのかで選んぶのかで大きく変わります。
あなたの好みに合わせて幅広く色や芯の太さを選ぶことができるので、テスターを使ってしっかりとほしいものを見きわめていくことはメイクの仕上がりをより良くするうえでもとても大切です。
まとめ
あなたが描きたい眉やアイラインを思いどおりに描くためには、テスターを使ってしっかりと使う化粧品を見きわめていくことが大切です。
またこれはアイライナーやアイブロウだけではなく、ファンデーションやコンシーラーといったおなじ色でありながら色の展開が多い化粧品についてもあてはまります。
またテスターをお店側が置いてくださっているのは、納得のいく化粧品を選んでほしいという思いがあるからです。
私も化粧品は、仕事で使うものも自分のものもテスターがあればそれを使って納得のいくものを買うようにしています。
それは、メイクの仕上がりをイメージどおりに作りたいからです。
あなたが、今後化粧品を買うときにこの内容がお役に立てているとうれしいです。
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『たくさんの人たちに心のこもった技術を届ける』
という想いを込めて仕事をしています。
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