はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
あらためまして新年明けましておめでとうございます。
2023年が始まってすでに成人式の業務も終わり、ようやくブログをつづる時間を持つことができました。
毎年年始はありがたいことに成人式のヘアメイクを担当させていただいてますが、今年もお客様にとても喜んでいただくことができて安堵しています。
そのときのこともブログでご紹介ができればと思いますが、その前に今回当エマブールの新しいロゴを作成しましたのでご紹介させていただきます。
エマブールの新しいロゴについて
一昨年前にこのホームページを開設し、そこから働き方や仕事のあり方について少しずつ仕組みづくりを行っていますが、今回長年に渡って使っていたロゴから新しいロゴへと刷新することを決めました。
ロゴを刷新しようと思った理由は、ロゴからエマブールのコンセプトが伝わるようにしたい。
そう思ったからです。
以前のロゴは、落ちついていて洗練されたデザインと書体が大好きでずっと気に入って使っていました。
じつはそのロゴ、私の大学時代からの親友が作成してくれたものなんです。
とてもステキなロゴを作ってくれた親友の気持ちもうれしいですし、とても気に入って名刺などにも使わせてもらっていました。
気づけば私がヘアメイクという仕事を始めてから20年近くずっと愛用していましたが、これだけ長く使うことのできるロゴを作ってくれた親友に心から感謝していますし、新しく作り替えることを決心するまでには時間がかかりました。
ではなぜそこまで思い入れのあったロゴを作り替えたのかについてお話したいと思います。
ロゴを作り替えた理由について
さきほども挙げたように一昨年から仕事の仕組みづくりを行っていますが、それに当たってさまざまなビジネス書籍を読みつづけています。
今読んでいる本にロゴの大切さについてくわしく理由が書かれていたのですが、
なるほどなぁ。
と、とても心に響き納得することが多かったため今回ロゴを新しく作り替えることにしました。
蝶々から妖精にイメージイラストを変更した理由について
あなたは『ヘアメイクアップアーティスト』という職業からどのような連想をしますか?
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人の見た目を美しく華やかに変身させる。
少し表現にちがいはあっても似たような考えに行きついたのではないでしょうか。
少し話はそれてしまいますが、特殊メイクアップアーティストとしてご活躍をされている遠藤慎也さんにお会いしたさい、遠藤さんはご自身の仕事について、
遠藤慎也さん|
特殊メイクは、無から有を作る仕事
という表現をされていたことが今も強く印象に残っています。
特殊メイクとは、傷を作ったり人を老けさせたりするだけでなく実在しない狼男などのモンスターやリアルなワニなどをさまざまな道具を使って造りあげていく仕事です。
一方わたしたちヘアメイクアップアーティストは、目の前にいる方にメイクやヘアセットをほどこして美しく華やかな見た目へと印象を変えていくことが仕事です。
ときおりヘアメイクを終えたお客様から、
すごいっ!
魔法みたい!!
とおっしゃっていただくことがあります。
お客様からいただく「魔法みたい」という言葉から当初は童話に出てくるプリンセスや魔法使いのイラストを採用しようと思っていましたが、プリンセスではブライダルヘアメイクの印象が強くなりすぎてしまうことや私の中で魔法使いはシンデレラに出てくるやさしい魔法使いよりもプリンセスたちを追いつめる悪い魔女の印象の方が強いので、ティンカーベルのようなかわいい妖精のイラストを選びました。
この妖精のイラストは、頭にのっているクラウンが洗練された雰囲気を感じさせてくれますしブライダルヘアメイクの印象も高めてくれます。
私たちは、裏方の仕事になるため表に出ることはほとんどありません。
影から見えないようにお客様を支えるという意味においても、小さな妖精はイメージにピッタリです。
控えめでありながら華やかさも感じることのできるイメージにピッタリなかわいいイラストが見つかってとてもうれしいです。
書体について
今回一番探すのに苦労したのが、書体です。
書体ってとても大切だと私は思っています。
なぜならば、書体によってホームページだけでなく私個人の性格的なことやエマブール自体の印象までも決まってしまうからです。
たとえば、「AimaBle」という書体で書かれていればどのような印象を受けますか?
かわいくはありますが、どこか幼さや頼りなさのようなものを感じるのではないでしょうか。
私たちの仕事は、洗練された技術が必要であることと信頼感を持っていただけることがとても大切です。
結婚式や成人式といった一生に一度しかないイベントはもちろん、プロフィール写真や広告といった会社や今後の仕事、またその方の印象を大きく左右する仕事であることとやり直しが効かないためしっかりとした印象を与えることも必要になります。
そのためエレガントさ繊細さ、そして力強さを感じるこの書体を選びました。
あともう1つこの書体を選んだ理由としては、親友が作ってくれたロゴの書体に一番近かったからです。
ほんとうはまったく同じ書体を使いたかったのですが、どれだけ調べてみても出てこなかったんです…。
とはいえ似たような書体が見つかって今はホッとしています。
イラストにシルエットデザインを起用したため、今回は書体の色を変えることにしました。
ほんとうは屋号を黒にしたかったのですが、イラストが合わさると全体的にかなり重さを感じるため今回はやさしくどこかエレガントさを感じるミルクティーのようなベージュ系の色を選びました。
新しいロゴとともに
10年前まではずっとブライダルヘアメイクに従事していましたが、私がフリーランスに転向した大きな理由は、
- ヘアメイクの仕事に就くきっかけになった媒体関係(CM・広告撮影)などのヘアメイクも手がけていきたい。
- ブライダル以外のヘアメイクの現場にも身を置くことで、知識や技術・現場経験をたくさん積んでいきたい。
と思ったからです。
ありがたいことに今はそれが叶って、イベントや撮影・舞台などの現場から結婚式や成人式といった長年の経験を活かすことのできるヘアメイクとさまざまな現場で仕事をさせていただいています。
エマブールのコンセプトは、
たくさんの人たちに心のこもった技術を届ける
小川敬子
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”美容サロンがあなたの玄関先へ”
ヘアメイクを通じて
『たくさんの人たちに心のこもった技術を届ける』
という想いを込めて仕事をしています。
ご自宅の扉を開けるだけで
美しさと最高の笑顔を体感いただけます。