アラフォー世代以上の女性がー5歳肌をかなえるためのメイクとは

はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBleエマブール」の小川敬子おがわゆきこです。

メイクの技術だけでなく、化粧品もさまざまな進化を遂げています。

とくにベースメイク用品は目覚ましい進化を遂げており、ファンデーションだけで濃いシミやクマ、大きくなってしまった毛穴もカバーできるようになりました。

それだけでも十分若々しい見た目にはなりますが、若く見えるのであればさらに-5歳肌を目指したいところ。

今日は、アラフォー世代以上のあなたがベースメイクにおいてカバーすべきポイントについてご紹介します。

エマブール

このブログの信頼性について

このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。

専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。

現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。

目次

見た目年齢を若く魅せるベースメイクについて

Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)

CMではありませんが、見た目年齢は「肌」で決まります。
とはいえ年齢を重ねるごとにシワやシミなど隠したいところが出てくるのが悩ましいところ。

ですが今は、化粧品の進化により下地やファンデーションであるていどこれらの悩みを簡単にカバーできるようになりました。

その化粧品をご紹介する前に肌について少し触れたいと思います。

見た目年齢の80%は「肌」で決まる

見た目が若く見えるか老けて見えるのかの分かれ道は、「肌」で80%以上決まります。

赤ちゃんとくらべるととてもわかりやすいですが、赤ちゃんの肌はハリ・透明感があり、毛穴がなくシミやくすみ・シワといったものもありません。

ですが加齢によってできたシミやシワなどは、どれだけキレイにアイメイクや口紅などのポイントメイクができていてもベースメイクがくすんでいたりシワやシミが目立っていると老けて見えます。

特殊メイク

Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)

ではどのようにベースメイクをすれば若く美しい肌に仕上がるのでしょうか。

つぎにご紹介していきます。

-5歳肌をかなえる化粧品について

あなたは、ふだんのベースメイクでどのような化粧品を使っていますか?

たいていの方が、化粧水・乳液のあとファンデーションを使っているのではないでしょうか。

わたしたちヘアメイクアップアーティストが撮影現場や結婚式などでメイクをするさい、ベースメイクをするうえで大切にしている化粧品があります。

それが、化粧下地です。

ほとんどの方はファンデーション選びを一番大切にしますが、じつは化粧下地にこそベースメイクの仕上がりを大きく変えてしまう効果があります。

またここ数年カバー力があって簡単に使えることからクッションファンデーションがとても人気です。
ですが、シミやクマはカバーすることができてもシワをカバーすることはできません。

またベースメイクは、厚くなればなるほど老けて見えてます。
クッションファンデーションよりもシワを改善するのに最適なのが、コンシーラーです。

ではこれらは、どのようなものを選ぶと良いのでしょうか?

つぎにご紹介します。

-5歳肌をかなえる化粧品の選び方

アラフォー世代以上の年齢になると、肌のくすみが気になりはじめます。

これは、肌のターンオーバー*が年齢とともに遅くなっているためです。
*ターンオーバーとは…新しい角質が生まれて古い角質がはがれ落ちる肌の新陳代謝こと。

通常のターンオーバーは28日周期で古い角質がはがれ落ちます。

ですが20歳を過ぎたころからターンオーバーが遅くなり、古い角質がはがれ落ちずたまっていくことで肌の透明感が失われくすみが発生します。

このくすみを解消するのにオススメの化粧下地が、「コントロールカラー」です。

コントロールカラーとは、肌のくすみをはらったり赤みを消したりと肌の悩みを解消してくれる効果があります。
また肌色を整え、ファンデーションの発色をより良くする効果もあります。

コントロールカラーにはさまざまな種類がありますが、アラフォー世代以上の女性にオススメなのはピンク系のコントロールカラーです。

化粧下地

ピンク系のコントロールカラーはくすみを払う効果があるため、肌をワントーン明るくし透明感を出してくれます。

サラッとしたうすづきのものよりも少し濃度の濃いもののほうが、くすみといっしょに毛穴もカバーしてくれるのでオススメです。

そのぶんファンデーションは、軽くのせることで厚みが出にくくなり自然で美しい肌に仕上がります。

続いてシワーをカバーするコンシーラーについてですが、肌よりも明るい色のコンシーラーを使うことがオススメです。

コンシーラー

肌よりも明るい色のコンシーラーを細くシワにそって少量のせ、指でトントンと軽くたたきながらシワに伸ばしていきます。

こうすることでシワの影が消えてシワがうすくなり、肌を若々しく見せることができます。

ただしあまり色が明るすぎるとかえって白く目立つので、テスターを使ったりビューティーカウンセラーさんに相談して色を選んでください。

そしてもう1つ。

明るい色のコンシーラーを使ってさらに肌を若く見せる方法があるのでそのことについてご紹介します。

まずそのまえに意外と知らない老けて見えるポイントについてお話をします。

雑誌やメイク動画では教えてくれない「老けて見えるポイント」について

くすみやシミなどのカバーメイクは雑誌やメイク動画でたくさん紹介されていますが、老けて見えるポイントはほとんど紹介されていません。

それはどのようなポイント化というと、影の出る部分です。

赤ちゃんの肌は全体的に丸みがあって凹凸がほとんどありませんが、年齢を重ねるにつれて骨格が発達していきます。

それに比例するかのようにコラーゲンなどの肌のハリを維持する繊維が切れたり、顔の筋肉がおとろえることで肌にたるみが出てくるようになります。

また皮ふは途切れがなく1枚でつながっていますが、筋肉がおとろえると重力にはさからえず皮ふといっしょにどんどん下へ下がります。

そのため肌のたるみは顔の筋肉のゆるみだけでなく、頭皮のゆるみも関係しているためケアをするのであれば頭皮もいっしょにおこなうことが大切です。

肌がたるむと、顔の印象が老けてしまう原因がたくさんできてしまいます。

・口角が下がる
・まぶたやこめかみ、ホホ骨の下がへこんで見える
・クマがひどくなったように見える

上記が代表的な例です。

メイクでカバーしも目の下のクマが消えにくくなるのは、眼球が収まっている部分がたるんですこしずつへこんでくることで影ができやすくなり、そこにクマが重なるのでクマが濃くなったように感じるからです。

ここは明るい色のコンシーラーを使ってカバーすると反対に灰色に浮いて見えてしまうので、肌色に近い色のコンシーラーを使ってカバーすることがオススメです。

そしてあまり知られていないのは、こめかみのくぼみです。

20代の若い世代の方と比べると分かりやすいのですが、加齢とともにこめかみがくぼみ暗く影の入った状態になっていきます。

骨格がきわだつほど老けて見えてしまうため、ここも明るい色のコンシーラーを使ってカバーをすると影が消え、すこしふっくらと見えることで若い印象に近づくことができます。

また同様にホホ骨の下がくぼんで影が出ている方も、影が一番濃い部分に明るい色のコンシーラーを入れることでホホがふっくらとして見え、健康的で若々しい印象の顔立ちに仕上げることができます。

またくちびるの両端もコンシーラーを使って影を消すことで口角がキュッと上がって見え、若々しい印象に見えるだけでなく明るくやさしいイメージも出すことができるようになります。

Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)

まとめ

ベースメイクで-5歳肌をかなえる化粧品とメイクの仕方についてご紹介しました。

化粧品をうまく効果的に使うことで見た目の印象を大きく変えることができるようになります。
ちょっとしたことで簡単に、でも劇的に変化が現れるのでぜひ活用していただけるとうれしいです。

見た目が若く見えるようになると、うれしいだけでなく気持ちが明るくなったり人との交流も楽しく変わってきます。

メイク1つで人生が良い方向に好転する。
たくさんの方にそのことを実感し、毎日を明るく楽しく過ごしていただけると幸いです。



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