はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
とつぜんですが、あなたは目の下のクマをカバーするときにどのような化粧品を使っていますか?
多くの方が、ファンデーションやコンシーラーと答えるのではないでしょうか。
私もコンシーラーを使ってカバーメイクをおこないますが、ここ数年のナチュラルメイクブームの影響か筆ペンタイプのリキッドコンシーラーが増え、クリームタイプのコンシーラーがとても少なくなったように感じています。
その中でも何色かのコンシーラーがセットになっているパレットタイプのものはとても少なくなりました。
つい先日、以前から気になっていたアディクションのコンシーラーパレットを購入しました。
今日は、私がどうしてこのコンシーラーパレットを選んだのかという理由とどのようにして使うのかについてご紹介したいと思います。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
アディクション|スキンリフレクト フレッシュコンシーラーを選んだ理由と使い方
私は、昔からシミやクマなどのトラブルをカバーするさいはコンシーラーを使っています。
その理由は、長時間トラブル部分を美しくカバーしてくれるためです。
今はエアブラシメイクの技術を取得したためシミや吹きでもののカバーはエアブラシを使っていますが、クマのカバーメイクにおいてはコンシーラーを使っています。
私がなぜクマのカバーにコンシーラーを使っているのかというと、
からです。
クマには、大きくわけて3種類あります。
- 青クマ…血行不良や冷え・寝不足によってできる。
- 茶クマ…色素沈着によってできる。
- 灰クマ…加齢による目の下のたるみによってできる。
もう少しくわしく説明をします。
青クマは、血行不良によって起こります。
人の血液は足に流れやすく、頭に流れるためには重力に逆らう必要があるため時間がかかります。
そのため時間の経過とともに血の巡りが悪くなり、クマが青く浮き上がってくるというのが仕組みです。
茶グマは、目をこすったときの摩擦による皮ふへの刺激で肌が茶色く変色してしまうことでできます。
そのほかの原因としては、アイシャドウやアイライナーがキレイに落ちきっていない状態がつみ重なることで肌に色素が沈着していくことも挙げられます。
灰クマは、加齢により筋肉が弱ってたるみ、それにより目の下の涙袋がふくらんだりくぼみが深くなることでできます。
私が今回購入したアディクションのコンシーラーは、4色のコンシーラーがセットになったパレットタイプのものです。
アディクションのコンシーラーパレットは、3種類あります。
1番人気色は、もう少し明るい色のコンシーラーがセットになったものでピンクベースになっています。
1番人気のある色と今回購入した色とでとても迷いましたが、結局この色を買いました。
その理由は、
からです。
茶グマは、名前のとおりクマの色が茶色くなっています。
茶色は黒に黄色を混ぜて作りますが、ピンクベースのコンシーラーでは黄色みの強い茶グマはカバーしきれません。
このコンシーラーはイエロー系のコンシーラーがひとまとめになっており、茶クマをカバーするのにもっとも適しているので私はこのコンシーラーパレットを購入しました。
ここ数年ピンクベースのコンシーラーを使うと肌に透明感を出すことができることもあってイエローベースのコンシーラーが少なくなり、圧倒的にピンクベースのコンシーラーが増えました。
(*コンシーラーパレットの話です。)
また使い勝手の良さから筆ペンタイプのコンシーラーも増えましたが、人の肌色がそれぞれちがうようにクマの濃さも人によってちがい日によってもちがいがあります。
このコンシーラーパレットであれば、色を混ぜてクマの色に合わせて色を調合しやすいことも選んだ理由の1つです。
このコンシーラーは、じっさいにはもっと暗い色をしています。
そのため色の濃いシミもキレイにカバーしやすく、女性よりも肌の色が濃い男性のメイクにも適しています。
撮影の現場では、男性モデルさんのメイクをすることもありますがそのときにも役立ちます。
Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
アディクション|スキンリフレクト フレッシュ コンシーラーの使い方について
このコンシーラーは、4色展開になっています。
左上 色補正
右上 ハイライト
左右下 コンシーラー
と少し使い方にちがいがあります。
左上は、オレンジベースのクリームコンシーラーになっています。
オレンジは赤に黄色を混ぜて作りますが、赤と黄色の要素を補正してくれるので茶グマはもちろん青クマのカバーとしても使いやすいです。
ですが、これだけだと目の下が濃く目立ってしまうので下の左右2色のコンシーラーを重ねてトーンを明るくしていきます。
色白の方は、お手持ちのコンシーラーを重ねると肌色に合わせやすくなります。
またベースメイクをうすくナチュラルに仕上げたい方は、リキッドファンデーションや化粧下地で割るとうすづきの仕上がりにすることができます。
ちなみにこのコンシーラーを使うときはクリームタイプなので指にとっても良いのですが、ぼってりと重くつきやすくなるのでできればコンシーラーブラシを使うことがオススメです。
コンシーラーブラシの毛は、ナイロン製のものの方が取る量を調節しやすく使いやすいです。
右上のハイライトは写真からは伝わりにくいですが、こまかいパールが入っています。
クリームタイプなので伸びもよくとても使いやすいです。
スティックタイプのハイライトのようなぬれたツヤ感を出すことはむずかしいですが、光沢感のあるツヤやかな質感の肌にすることができるので乾燥肌の方やアラフォー世代以上の方にとてもオススメです。
このハイライトは、コンシーラーブラシではなく指にとってポンポンと軽くたたきこみながら使うと肌になじみやすくなります。
使う場所は、ほお骨の上・鼻筋・おでこといった高さのある部分に使うと効果的です。
まとめ
クリームタイプのコンシーラーは、厚塗りになりやすいと思われてしまったり何色も色が入っているととても使いづらく感じられやすいですが、肌の上に色を重ねて調節したりコンシーラーを混ぜて色を作ってからクマをカバーすることができるので使ってみると案外こちらの方が使いやすく感じると思います。
また化粧下地やリキッドファンデーションと混ぜることで色を明るくしたりうすづきにすることもできとても便利です。
エアブラシメイクと合わせて使うことでより美しいベースメイクの仕上がりを実現していきたいです。
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