はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
先日、私の母からこのような質問がありました。
母|
60歳を越えるとファンデーションは、パウダーよりもリキッドが良いの?
ファンデーションを変えたら少しシワっぽさがマシになったように思うんだけど…。
とのことでした。
私の母とおなじような悩みをお持ちの方も多いと思います。
今日は年齢にあったファンデーションの選び方をご紹介します。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
アラフィフ・アラカン世代の女性にオススメのファンデーションについて
アラフィフ・アラカン世代の女性にオススメのファンデーションは、リキッドファンデーションです。
なぜならば水分量が多いので肌の保湿効果を持続させることができ、カバー力もあって使いやすいからです。
つぎにその理由とファンデーションの種類・肌質に合わせた選び方などについてくわしく触れていきます。
ファンデーションの種類について
ファンデーションは大きく分けると、
・パウダーファンデーション
・リキッドファンデーション
・クリームファンデーション
・ケーキファンデーション
の4つに分かれます。
各ファンデーションの性質は名前のとおり、パウダーファンデーションは粉が主成分としてもっとも多く、リキッドは水が、クリームは油が多いというようになっています。
ちなみにケーキファンデーションは少し特殊で、水にぬらしたスポンジを使ってパウダーファンデーションのような固形のファンデーションをぬらして肌へ塗っていきます。
イメージとしては、舞台に立つ役者さんたちが使っている化粧品とおなじで汗や皮脂くずれにとても強くカバー力があります。
じつは、私の母が使っているファンデーションがケーキファンデーションです(笑)
若いころからずっと気にいって使っていますが、先日化粧品を買ったときにパウダーファンデーションのサンプルをもらったので使ってみたところシワっぽさがとても少なく感じられたとのこと。
(使っているファンデーションを変えたほうが良いのではないか…。)
と悩むようになったそうです。
ケーキファンデーションは、先にも挙げたようにカバー力が強いため肌にのせるとしっかりファンデーションがつきます。
ファンデーションは、厚くなればなるほどシワに入りこみやすくなるのでどうしてもシワっぽさが出やすくなります。
そのため母も、おなじパウダー系のファンデーションでもカバー力が弱いパウダーファンデーションのほうがシワっぽさを感じにくかったようです。
ではつぎに肌質にあわせたファンデーションの選び方についてご紹介します。
肌質に合わせたファンデーションの選び方について
アラフィフ・アラカン世代の女性にオススメのファンデーションは、先にも挙げましたがリキッドファンデーションです。
ですがいまは、リキッドファンデーションも化粧品メーカーによって大きなちがいがあります。
たとえば若い女性に人気のTHREEやルナソルのリキッドファンデーションは、若い女性に人気のあるブランドということもあってとてもナチュラルなベースメイクに仕上がります。
そのためカバー力といった点では、アラフィフ・アラカン世代の女性にはとてももの足りなさを感じる仕上がりになってしまいます。
オススメそこで私のオススメは、ディオールやイヴサンローランといったハイブランド系のコスメブランドやロレアルのリキッドファンデーションもカバー力が高いのでオススメです。
ちなみにロレアルの化粧品はドラッグストアで購入できますが、以前は百貨店ブランドとして販売されていました。
安価に販売されていますが、化粧品の品質はとても良いものです。
*これは過去にクリスチャン・ディオールで美容部員をしていた友人が教えてくれました。
またほかにもオススメとして、クリームファンデーションも挙がります。
クリームファンデーションは、油分がとても多いためリキッドファンデーションよりも肌にうるおいやツヤ感を出すことができます。
そのため乾燥肌で悩まれている方にとてもオススメです。
さらにカバー力も高いため、毛穴の開きが気になっていたりシミで悩んでいる方にもオススメです。
ただし注意点としては、カバー力がとても高いので厚塗りにならないように気をつけることです。
さきほども挙げましたが、カバー力が高いとファンデーションが厚くなりやすいです。
そのためシワが目立ちやすくなったりと老け感が増してしまうので、使う量に気をつけなければなりません。
クリームファンデーションのオススメブランドは、クレ・ド・ポーボーテのクリームファンデーションがオススメです。
なおファンデーションは、肌色に合わせて色の展開がとても豊富です。
手の甲につけて色を見るのも良いですが、可能であればじっさいに化粧品カウンターでつけてもらうほうがよりあなたの肌に合ったファンデーションの色を選びやすくなります。
またお使いの化粧下地によっては、肌色が明るくなるものがあります。
そのような化粧下地をお使いの場合は、ワントーン暗めのファンデーションを選ぶと肌が白くなりすぎず自然な肌色に発色することができます。
まとめ
私の母にも言えますが、ファンデーションは1度気に入って使いはじめるとなかなか買い替えることがなくなってしまいます。
ですが年齢や肌の状態に合わせて替えることで見た目の印象が若々しく見えたり、悩んでいたくすみ・シワ・シミが解消されたりもします。
あなたも私の母とおなじように見た目の印象や肌の状態に悩みをお持ちでしたら、使っているファンデーションを見直してみてください。
化粧品カウンターでメイクをしてもらったり試供品でファンデーションの使いごこちを試すことができるので、きっとあなたの肌に合った最高のファンデーションが見つかるはずです。
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