冬のカサカサ乾燥肌にツヤを生み出す優秀な化粧品と使い方について

はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBleエマブール」の小川敬子おがわゆきこです。

寒さが増してきました。
寒くなると気がかりなことは、「空気の乾燥」です。

気温が下がるにつれ湿度もどんどん低下していきます。

それにともなって肌をはじめ、のどなどの粘膜や内臓も乾燥しやすくなるためのどが渇きやすくなったり風邪をひきやすくなったりします。

体は一番水分・酸素を必要とする内臓を優先にそれらを送り込むため、必要度の低い肌や手先や足先はとても乾燥したり冷えやすくなります。

マスクをしていると多少保湿できますが、マスク自体に肌の水分をもっていかれるので効果としては微々たるものです。

肌の乾燥でおそろしいのが、シワが増えやすくなることと肌の水分が失われることです。

シワは増えたぶんだけ老けて見えるので作らないようにすることが大切です。

そのためこまめな水分補給やスプレータイプの化粧水・美容液を使って肌を乾燥から守る対策をとることがとても望ましいです。

そして肌の水分がう失われることも老けて見える原因の1つ。
肌から水分がいちじるしく蒸発すると、ツヤがなくなり顔全体がくすんで見えてしまいます。

ですが肌のツヤ感は、化粧品でおぎなうことが可能です。

今日は化粧品を使った肌のツヤを長時間もたせる方法とその化粧品についてご紹介します。

エマブール

このブログの信頼性について

このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。

専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。

現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。

目次

冬の乾燥肌にツヤ感を出すオススメ化粧品とその使い方について

Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)

冬になり気温と湿度が低下すると、肌表面の水分がいちじるしく減少しやすくなります。

肌から水分が減ると、シワができやすくなるだけでなくツヤ感が損なわれるためとても老けた印象に見えてしまいます…。

ですが、肌にツヤをおぎないながら肌の乾燥を守る化粧品がたくさん出てきています。

つぎにその化粧品と使い方についてご紹介します。

肌の乾燥を防ぎツヤ感を出す化粧品と使い方について

肌にツヤを出すことも大切ですが、なによりも肌の乾燥を防ぐことができるとより良いです。

まず最初に下地でできる肌の保湿力を高め、ツヤ感をあたえるオススメの化粧品とその使い方についてご紹介します。

まず最初にご紹介するのは、オイルが入った化粧下地です。

化粧下地

オイルカプセルが、粒子状になって配合されている化粧下地です。

色は自然な肌に近い色をしていますが、とても水っぽい質感のためカバー力はありません。

肌に付けるとカプセルが破れて中に入っているオイルが溶けだし、肌の表面にぬれたようなうるおい感のあるツヤを出すことができます。

オイルが入っていますが、ベタベタとしたイヤな感触はありません。
サラッとしていて伸びが良く、とてもここちよい質感になっています。

年齢を重ねるとともに皮脂が作られにくくなることで肌表面がかさつき、ツヤのないとてもマットな肌へと変わっていきます。

オイルが入っている化粧下地は皮脂の役割を果たしてくれるので、肌表面に皮膜を張り肌になめらかなツヤをあたえながら肌の水分が蒸発することを防ぐ効果があります。

使い方はスキンケアのあとでファンデーションの前に使うことがおすすめですが、コントロールカラーなどを化粧下地として使っている場合は乳液に混ぜて顔全体に伸ばして使うと時間短縮を図りながらコントロールカラーの効果を落とすことなく使うことができます。

またファンデーションに混ぜて使うことで(少しカバー力は落ちますが)肌のなめらかさとうるおいのある質感を出すことができるようにもなります。

ただし注意点があります。

オイルが入っているため皮脂と混ざりやすくなり、メイクが崩れやすくなります。

マスクが当たる顔の下半分や皮脂が出やすいTゾーンはうすく塗ることでメイクを1日中長持ちでき、ツヤのある美しい肌を持続させることができます。

次にオススメするのは、肌の保湿力を高める保湿剤です。

化粧下地

化粧品売り場では、「モイスチャライザー」という名前で販売されていることが一般的です。

名前のとおり「モイスト=うるおい」をあたえるための下地です。

この保湿剤を使うことで肌の表面にオイルとはちがうみずみずしいツヤをあたえることができ、肌の水分量をおぎなうこともできるようになります。

保湿剤は、肌の保湿を目的としているためこれ自体にカバー力はありません。

またスキンケアの1種としても使うことはできますが、パールやラメの入っているものも多いので化粧品とおなじようにメイク落としを使うことを私はオススメしています。

こちらは少しクリームのようなコクのある質感をしているため、ファンデーションに混ぜるとファンデーションのカバー力がかなり落ちてしまう可能性があります。

そのためスキンケアの最後に使用するか乳液に混ぜて使うことをオススメします。

ただパールが入っているものは、化粧下地の上からツヤを出したいところへ部分的にうすく重ね付けすることでさらにツヤ感を出すことが可能です。

私もこの2種類の化粧下地は、冬から春にかけての湿度が低い季節と40代以上の方のヘアメイクをするときにかならず現場へ持って行きます。

なめらかで美しい自然なツヤ感を長時間維持することができるのでとても重宝しています。

ツヤを出す化粧品と使い方について

さきほどご紹介した化粧下地とはちがい、化粧品でツヤ感を出す場合は部分的に使用することがほとんどです。

なお化粧下地のように保湿力を高めたり肌を乾燥から守るような効果はありません。

ただ化粧下地以上にしっかりとしたツヤ感を出すことができるため、冬場は欠かせない化粧品です。

ツヤ感を肌にあたえる化粧品にもいろいろな種類がありますが、いちじるしくツヤ感の失われる冬の季節にオススメなのがスティックタイプの化粧品です。

パウダータイプのツヤを出す化粧品もありますが、パウダーに肌表面の水分を吸収されてしまい肌自体の乾燥がすすんでしまうため湿度の低くなる時期にはおすすめできません。

反対にスティックタイプは、油分が多いので肌を乾燥させてしまう心配はほとんどありません。

また油分が多いぶんパールだけのきらきらとしたツヤ感だけでなく、少しぬれたようなみずみずしい肌の質感を生み出すことができるようになり若々しいベースメイクに仕上げることもできるようになります。

まとめ

冬から春にかけての一番湿度の低くなる季節は、いかに肌がかさついていないように見せることができるのかがもっとも大切です。

そのためにはスキンケアでしっかりと保湿をしておくことも大切ですが、保湿した肌の状態を長時間もたせたり乾燥をさせにくくすることも大切になります。

ファンデーションだけでは肌のかさつきをおぎなうことはむずかしいですが、化粧下地や化粧品と組み合わせることで真冬も美しくなめらかな肌の状態を作ることができます。

なお上記の化粧品すべてを使う必要はありません。

あなたの肌の乾燥具合や悩みに合わせてうまく使ってください。

この内容が、あなたのベースメイクの悩みを解消する一助となるとうれしいです。



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