はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
今年は梅雨入りも早いですが真夏日になる日も多いですね。
まだ6月なのに晴れた日は気温が30℃を越えることがあり、外を歩いているとすぐに汗がにじんできます。
湿度と気温が高くなると困るのが、メイク崩れではないでしょうか。
ベースメイクの崩れはもちろんですが、朝しっかりと描いたはずの眉毛が夕方には半分消えて麻呂のようになっている…。
ということもあるかと思います。
今日は、
についてご紹介したいと思います。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
眉毛のメイクが落ちないメイクの仕方とオススメの道具について
ヘアメイクの仕事をしていてもっとも多いメイクのご相談の中でもトップ3に入ってくるのが、メイク崩れです。
とくに眉毛については朝しっかりと描いたはずなのに夕方になると半分消えていて、顔の印象が大きく変わってとても気恥ずかしい思いをしたという経験をあなたもしたことがあるのではないでしょうか。
ではなぜメイク崩れは起こってしまうのでしょうか。
メイク崩れが起こる理由について
メイク崩れは肌から出る皮脂が化粧品と混ざることによって起こります。
皮脂とは、体や細胞の中から水分が蒸発しないよう分泌される保護膜のことを言います。
毎朝洗顔をすると、肌がカサカサに乾燥するためスキンケアをして肌を保湿します。
このとき肌に乳液や美容液をつけますが、そのうえから化粧下地やファンデーションを塗ると油分の上にさらに油分をふくむものを重ねている状態になります。
これだけしっかりと油分をのせているにもかかわらず、時間とともに肌からは少量ずつ水分が蒸発してしまいます。
それを防ぐために皮脂が分泌され、その分泌された皮脂と乳液や化粧品の油分が混ざることで化粧崩れが起こります。
そのため眉毛を描くときに使うアイブロウペンシル・アイブロウパウダーにも油分がふくまれているので上記と同じように皮脂と混ざってしまい、夕方になると眉尻が消えてしまっているという状態になってしまいます。
ではどうすれば眉毛のメイクが落ちることを防げるのでしょうか。
化粧崩れを防ぐコスメについて
化粧崩れを防ぐ優秀なコスメがあります。
それは「フェイスパウダー」です。
フェイスパウダーについて書いてしまうと長文になるため割愛しますが、過去に当ブログでこのコスメについてくわしく説明をしていますのでそちらをご高覧ください。
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フェイスパウダーはベースメイクの仕上げとして使いますが、そのときに眉の上からパフやブラシを使ってフェイスパウダーをつけ、フェイスブラシや使っていないチークブラシで粉っぽさを払って取りのぞけば描いた眉毛のメイクが落ちにくくなります。
ちなみにフェイスパウダーを使うとなぜメイク崩れが起こりにくくなるのかというと、フェイスパウダーには水や油分が一切ふくまれておらず、100%粉のみで作られているため水や油分を吸収する性質がある*からです。
*一部油分を含むものもありますので成分表を見て確認してください。
このようにフェイスパウダーを使うとメイクは落ちにくくなりますが、それでも毎年40℃近くなる気温の中では眉毛がうすくなってしまうこともあります。
つぎに本題である、眉毛のメイクが落ちないメイクの仕方についてご紹介します。
眉毛のメイクが落ちないメイクの仕方について
あなたは眉毛を描くときにどのようなコスメを使っていますか?
意外に多いのは、アイブロウペンシルだけもしくアイブロウパウダーだけを使っている方です。
まずそれぞれのコスメの特徴についてお話します。
アイブロウペンシルとアイブロウパウダーの特徴について
アイブロウペンシルとアイブロウパウダーについてですが、
- アイブロウペンシル
主成分は油。
眉を濃く描くことができ、細いスッとした線を描くときに適している。 - アイブロウパウダー
主成分は粉。
ペンシルにくらべて淡く発色するためやわらかい印象を出しやすい。
また眉に太さを出すときに便利。
上記はそれぞれの特徴と長所ですが短所としては、
そのためエマブールでは眉メイクのレッスンを開催するさい、アイブロウペンシルとアイブロウパウダーの両方をご準備いただくことをオススメしています。
真夏の暑さでも落ちない眉毛の描き方について
美容専門学校などで習う基本の眉毛の描き方は、
1.アイブロウパウダーで眉のおおまかな形を作る。
2.アイブロウペンシルで眉尻を描き、毛の抜けている部分を埋めていく。
の順番で教わります。
ですがこの描き方の場合、40度を超える真夏の暑さの中では長時間メイクを持たせることができません。
なぜならば、アイブロウパウダー(粉)の上から皮脂と混ざりやすいアイブロウペンシル(油)を使って眉を描き終えているため皮脂ととても混ざりやすい状態になってしまうからです。
そこでオススメの描き方は、
1.アイブロウパウダーで眉のおおまかな形を作る。
2.アイブロウペンシルで眉尻を描き、毛の抜けている部分を埋めていく。
ここまでは基本の描き方と同じですが、さらにもうひと手間加えて。
3.ペンシルで描いた上からもう一度アイブロウパウダーを重ねる。
という方法で描いてみてください。
ベースメイクの最後にフェイスパウダーをのせるとメイクが崩れにくくなるのと同じで眉毛のメイクがより落ちにくくなります。
またベースメイクの最後にフェイスパウダーを使っていれば、
フェイスパウダー→アイブロウパウダー→アイブロウペンシル→アイブロウパウダーと粉で始まり粉で終わるため、さらにメイクが落ちにくくなります。
ですが営業職の方や私のように外で1日ロケ撮影に就いたりと、外にいる時間が長い方はメイクを直す時間も少ないため上記の方法でも不安だと思います。
そこで、私がロケーション撮影でも1日眉毛のメイクが落ちずに済んでいるオススメのコスメをご紹介します。
1日外で仕事をしても眉毛のメイクが落ちないオススメのコスメについて
仕事で1日中外に出ると分かっている日や長時間メイクを直す時間のないことが分かっているときは、眉毛を描いた最後にリキッドアイブロウライナーを使ってメイクの落ちやすい眉尻やうすくなりやすい部分を描くようにしています。
リキッドアイブロウライナーは失敗すると修正しづらいですが、リキッドアイライナーでアイラインを描くのと同じようにスッと眉尻を描いたり眉を1本1本埋めるように描けばキレイに描くことができるので難しくありません。
汗をたくさんかくようなむし暑い日に1日外で仕事をしたり10時間以上のロケに入っても、帰宅して鏡を見るとキレイに眉毛が落ちずに残っているのでオススメです。
ちなみに私は、セルヴォークのアイブロウライナーを愛用しています。
セルヴォークは、アイブロウメイクのコスメに特化したブランドであるためアイブロウコスメがとても充実しています。
このリキッドアイブロウライナーは、化粧崩れへの耐久度を重視して作られているため汗や皮脂くずれに強い点がポイント。
そのため自分のメイクにも使っていますが、ブライダルヘアメイクや長時間の撮影に臨むモデルさんたちにも使っています。
とくにブライダルヘアメイクではお色直しの時間が限られていることや披露宴中にメイク直しができないためとても重宝しています。
まとめ
高温多湿の気候となる真夏の眉毛メイクが落ちないようにするためのポイントは、
- フェイスパウダーを使う。
- アイブロウパウダーで眉の形を作り、アイブロウライナーで仕上げた上からアイブロウパウダーを重ねる。
- リキッドアイブロウライナーを使う。
ことです。
夏はお祭りや花火大会・レジャーなどの楽しいイベントがたくさんありますが、メイク崩れを気にせず楽しく過ごしたいですよね。
この内容が眉毛のメイク崩れで悩んでいる方のお役に立つことができるとうれしいです。
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今の流行りを取り入れながらメイクの基本を学ぶことのできるメイクレッスン。
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メイクの仕方が分からない
自分に自信が持てない
そのような方ひとりひとりに寄り添い、
上手にメイクする方法を楽しく学ぶことができます。
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