はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
あなたは、化粧水を使うときどのように使っていますか?
化粧水は種類によって使い方を変えたほうが良いのですが、どの種類であってもちょっとしたことで肌の奥への浸透率を高めることができます。
今日は、その方法と化粧水の種類についてご紹介します。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
化粧水の種類について
あなたは、化粧水を選ぶときにどのようなことを基準にしていますか?
保湿力でしょうか、それとも香りでしょうか。
はたまた美容効果でしょうか。
化粧水は、各コスメメーカーからいろいろな種類が販売されています。
おなじメーカーのものであっても、さまざまな種類がありします。
ですが、基本的には大きく分けると3つの種類しかありません。
・シャバシャバとした液状タイプ
・とろみのあるタイプ
・アルコールがふくまれているタイプ
です。
あなたも、シャバシャバとした液状タイプかとろみのあるタイプの化粧水を使っていると思います。
この2種類の化粧水は、ボトルをふったときのシャバシャバ感がちがい使い方もちがいます。
まずシャバシャバとしたタイプの化粧水ですが、こちらはコットンを使ってパッティング*しながら使うことがオススメです。
理由としては、手に取りだすと液状のためこぼれやすく使いづらいことと、パッティングをした方がより肌の奥に化粧水を浸透させやすくなるためです。
*パッティングとは…肌の表面にパンパンと化粧水などをたたきこんでいくこと。
とろみのあるタイプについては、手で使うことことをオススメします。
その理由は、コットンに化粧水を取りだすとコットンに吸収されてしまい肌に化粧水を浸透させることができなかったり、肌の表面でコットンが毛羽だってとても使いづらくなるからです。
種類はともあれ使い方は、どのメーカーの化粧水であっても上のどちらかであるため覚えておいてください。
なおアルコールタイプの化粧水とはどのようなものかというと、名前のとおり化粧水のなかにアルコールがふくまれています。
そのためスキンケアで使うと、保湿成分が蒸発しやすくなるので肌が乾燥しやすくなります。
ではどのようなときにアルコールタイプの化粧水を使うのかというと、
・日やけをして肌が赤くなってしまったとき。
・男性のように油分の多い脂性肌の人。
に向いています。
アルコールは、蒸発しやすいため気化するときに体温を下げるはたらきがあるので日やけをして赤くなった肌の体温を下げ、日やけによる痛みや赤みをやわらげることができます。
また油分をふき取る効果もすぐれているため、皮ふに厚みがありあぶらっぽくテカりやすい男性の肌の保湿に向いています。
なおアルコールタイプの化粧水と通常の化粧水の見分け方はとても簡単です。
ボトルをふってみてください。
アルコールは気化しやすいのでボトルをふっても泡立ちませんが、通常の化粧水は泡立つのですぐに見分けることができます。
肌の奥まで化粧水を浸透させる方法について
ではどのようにすれば使っている化粧水をより肌の奥まで浸透させることができるのでしょうか。
それは、
・ホホ・おでこ・あごなど、部分ごとに分けてしっかりと化粧水をパッティングさせる。
・化粧水を使ったさいごに両手で顔を5秒包みこむ。
これだけです。
つぎによりくわしい説明をしていきます。
化粧水は「質より量が大切」
化粧水や乳液などは、量より質が大切なのかそれとも質よりも使う量が大切なのかについてよく議論されていたり質問を受けることがありますが、私は質より量が大切と伝えています。
その理由は、人の体の60%以上は水分でできており、体をつくっている細胞も水分で覆われているからです。
赤ちゃんの肌がパンッと張って透明感にあふれているのは、肌の細胞1つ1つがパンパンに水分で覆われているためです。
ですが、年齢とともに肌の細胞が劣化していき水分を貯める力が弱まっていきます。
これにより肌をささえているコラーゲンやエラスチンといった肌の繊維が切れはじめ、シワやたるみができます。
保湿について過去にビューティーエキスパートとして女性誌や美容関連イベントで活躍をされている大高博幸さんが、とても興味深い発言をされています。
シワができて気になる部分は、化粧水を100回パッティングしなさい。
大高博幸さんのこの発言からも、化粧水を使う必要性や大切さをとても強く感じます。
私は、大高博幸さんのこの発言を拝見してから気になる部分に化粧水を100回パッティングしています。
また全体的に乾燥肌であるためホホやおでこなど各パーツごとに分けてのパッティングも、そのつど化粧水をおぎないながらしっかりと保湿しています。
そのおかげもあって実年齢よりも若く見てもらいやすく、シワも深刻な深さにはなっていません。
ちなみに私は、シャバシャバした液状タイプの化粧水を2種類使っています。
1つは、たくさん使って肌を全体的にしっかりと保湿するため。(大量に使う用)
もう1つは、リンクルケア*の効果が高い化粧水を使ってシワの気になる部分を中心に全体的に使っています。(こちらは適量使い)
*リンクルケアとは…シワのケアを差します。
とろみのある化粧水を使っている方は、手のひらに出した化粧水を指にとってからシワが気になる部分へトントンと化粧水をたたきこんでいきます。
そしてさらに適量を取りだして顔全体に化粧水を伸ばしたら、両ほほ・おでことあご・顔のりんかくをそれぞれ5秒ずつ包みこんで肌の奥に化粧水を浸透させます。
化粧水にも美容成分と油分が入っているので手のひらで温めることによってそれらが溶けだし、より肌の奥に浸透しやすくなります。
まとめ
化粧水はただ肌につけているだけではより肌の奥まで浸透させることができず、充分なはたらきと効果を得ることはできません。
使っている化粧水の種類によって使い方を変え、しっかりと肌の奥まで水分と美容成分を浸透させる。
これによって化粧水の効果が上がり、肌がうるおうだけでなくツヤが出るようになったりシワをうすく改善させることができるようになります。
この内容を読んだその日からできることばかりですのでぜひためしてみてください。
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