はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
2021年6月下旬ころ、疲れなどがたまっていたようで顔の左側半分にヘルペスが出ました。
ヘルペスにかかったのは人生で初めてでしたが、よく聞くような痛みはなく、ただかゆみと膿のようなものができていたので吹きでものだと思って放置していました。
ですがあっという間に広がってしまい、
これはまずいかもしれない…。
と思い、皮膚科へ行ったところヘルペスとの診断が下りました。
病院で薬を処方していただいたおかげで今はキレイに痕も残らず治りましたが、ヘルペスが出ている当初はスッピンの顔を見るたびに毎日落ち込んでいました。
ポツポツと赤くなっているところが、ヘルペスです。
写真は一部切り取って掲載していますが、あごの方にかけてヘルペスの出ている部分がほかにもあります。
よく聞くような痛みを感じなかったのは幸いでしたが、ヘルペスは疲れがたまるとまた再発すると言われたのでとてもショックです。
なによりも顔に出るため肌の状態が良くないことは仕事にも影響するので、とてもそのことが気がかりで仕方がありませんでした。
なぜ肌の状態が良くないと仕事に影響が出るのかという点については、なんとくお察しがつくかと思います。
見た目の印象だけでなく、衛生面の部分でもあまり良い印象を持っていただけないからです。
たとえヘルペスであっても、人から見ると吹きでものにしか見えないのでほんとうにやっかいです。
ヘルペスが顔に出ても、身体的には健康なので仕事へ行かなければなりません。
そのこともあってヘルペスが出たことをさかいにしばらくの間エアブラシを使ってメイクをしていました。
コンシーラーを使ってカバーしても良いのですが、ヘルペスがつぶれてほかの部分に液が付くとそこにヘルペスができてしまいます。
また直接患部に触れることになるのでブラシや指にウィルスが付いてしまうと、触った部分にヘルペスができる恐れもあったため触れずにメイクができるエアブラシを使ってベースメイクをしていました。
エアブラシを使うと、写真のようにいっさい肌に触れずにメイクができるためとても衛生的で肌への負担もかかりません。
またファンデーションをうすく何度も重ねて厚みを出していくため、しっかりとしたカバー力があるにもかかわらずそこだけが白く浮き出したように目立つ心配もありません。
今はテレビなどの撮影も8K対応の美しい動画撮影が増えていますが、メイクのちょっとした部分がとても目立つようになっています。
近年美容業界では映像クオリティが上がったことに対して技術力が追いついておらず、メイクの仕方にもさまざまな変化や試みが見られるようになりました。
エアブラシメイクもその1つです。
従来のコンシーラーによるカバーメイクも簡単にトラブルのある部分をカバーできますが、メイクに厚みが出過ぎて白くご飯粒が付いたように目立ったり、キレイにカバーしようと何度もコンシーラーを使った部分を触っているうちにどんどんメイクがよれて汚くなってしまうと言うことが起こります。
エアブラシを使うと1か所ずつ的確に美しくカバーできるだけでなく、手早くカバーができる点においても今の撮影にとても対応ができるメイク技術です。
*広範囲のカバーリングやベースメイクの仕上げには時間がかかります。
エアブラシの長所である「カバーした部分が分からないほど美しくカバーできる」メイクの技術がとても魅力的で技術を取得しましたが、今は私のメイクの強みになっているので取得していてほんとうに良かったと実感しています。
ヘルペスが出ている状態からエアブラシを使ってカバーメイクをしました。
どこにヘルペスが出ていたのかが分からないほどキレイにカバーできています。
先にも書きましたが、エアブラシはいっさい肌に触れずにメイクができるためヘルペスがつぶれたりかゆみが出る心配をすることなく安心してベースメイクできます。
なによりもうれしいのは、ヘルペスの痕が分からなくなったこと。
肌がキレイになるととてもうれしいですし自信を持って出かけられます。
私の仕事は、お客様にメイクをほどこす仕事なので距離感がとても近くなります。
そのような状態でもこれだけ目立たなければまったく気にすることなく仕事ができ、お客様に不快感を感じさせたり心配をさせてしまうこともありません。
写真を並べると、ヘルペスの痕の見え方に大きなちがいがあることを実感していただけると思います。
このようにとてもきれいにヘルペスの痕をカバーすることができますが、これはヘルペスや吹きでものだけではありません。
年齢とともに増えてるシミも、キレイにカバーできます。
Hair & Make : Yukiko Ogawa(AimaBle)
この写真にはまったく修正は入っていません。
ですが、シミのある場所は分からないと思います。
ベースメイクにエアブラシを使っていますが、大きく濃くなっているシミもキレイにカバーできるのもエアブラシメイクの長所です。
コンシーラーを使ったカバーメイクでは、このような仕上がりにならなかったと思います。
なぜならばコンシーラーはファンデーションよりもカバー力が強いためクマやシミなどのトラブルカバーに適していますが、濃いシミなどをカバーするにはしっかりと重ねづけをしなければならないため、肌の質感がその部分だけちがって見えたり白く浮いて見えるのでとても目立ってしまいます。
そのようなことが起こらずに肌のトラブルをカバーできるのが、エアブラシメイクの最大の魅力です。
ふだん私のメイクにエアブラシは使わないため、痕が残らず肌がきれいに治った今はエアブラシを使っていませんが、あらためてエアブラシメイクの良さを実感しています。
肌に悩みを持つ方に安心して喜んでいただける技術をお届けできるよう、これからもエアブラシを使っていきたいです。
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ヘアメイクを通じて
『たくさんの人たちに心のこもった技術を届ける』
という想いを込めて仕事をしています。
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