はじめまして。
私は、大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
ようやく秋らしく過ごしやすい気温になってきました。
そろそろクーラーのフィルターを掃除して、加湿器の準備などをしていきたいと思っています。
スキンケア用品なども、保湿力の高いものへシフトする時期ですね。
私も、乳液の量を増やしたりなど保湿の強化をしています。
お客様にメイクをさせていただくと、
ベースメイクをするときにみなさんよくブラシを使っていますが、やっぱりブラシのほうが良いですか?
というご質問をいただくことがあります。
今日は、こちらへの回答をご紹介したいと思います。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
ベースメイクの道具選びで差がつく!メイクブラシ・スポンジ・手の徹底比較
ベースメイクを作るときに使う道具として、
・メイクブラシ
・スポンジ
・手
が挙がります。
さきほどの質問に挙がった、
「ベースメイクをするときは、ブラシのほうが良いですか?」
の答えを先にいうと、上記3つのどれを使ってもまちがいではなく仕上がりに差はありません。
では、なぜ上記の3つが挙がるのでしょうか。
つぎにそれぞれの長所と短所について挙げていきます。
ベースメイク時のメイクブラシ・スポンジ・手による長所と短所について
なにごとにおいても長所と短所があります。
メイクをするときに使う道具についても、それはおなじです。
まず、メイクブラシ・スポンジ・手の長所と短所についてご紹介します。
長所
- 手早く顔全体にファンデーションを伸ばすことができる。
- 肌に引っかかりにくくとても使いやすい。
短所
- コストが高い。
- 毛先がチクチクすることがある。
長所
- ファンデーションをたっぷり吸収し、しっかりファンデーションを塗ることができる。
- ファンデーションの濃淡をつけやすい。
短所
- 肌の表面で摩擦が起きやすい。
- 塗り方で濃淡が変わるため、少しテクニックが必要。
長所
- 体温でファンデーションにふくまれる油分が溶けるため肌にツヤが出る。
- 塗り心地が良い。
短所
- 指の痕や塗りムラがつきやすい。
- 顔全体へファンデーションを伸ばすのに時間がかかる。
どれも一長一短ありますが、初心者の方はメイクブラシか手で付けるのが簡単でオススメです。
エマブールが使用する道具について
私自身は、化粧下地やファンデーションを塗るさいメイクブラシを使っています。
理由としては、
からです。
ヘアメイクの現場は、ときにとても短い時間でヘアセットやメイクを仕上げなければなりません。
そのためテクニックが必要であったり伸ばすのに時間がかかるものを使っていては、時間内に終えられない可能性が出てきます。
その点メイクブラシは、ファンデーションで肌にグラデーションをかけたり、ナチュラルな仕上がりからしっかりとしたベースメイクまで作りこみやすいのでとても重宝します。
また私は手早く仕上げたベースメイクの上から「エアブラシメイク」を行うため、ナチュラルに仕上げやすいメイクブラシを使うというのも理由の1つです。
エアブラシメイクは、
という長所があります。
シミやニキビ痕などをカバーした最後に仕上げとして顔全体にエアブラシを使ってファンデーションを吹きかけるのですが、ミスト状に吹き出すファンデーションを薄く重ねていくとしても、もとのベースメイクに厚みがあると多少の厚みはさらに出てしまうのでナチュラルに土台を作っておくことが大切。
その点でもメイクブラシを使うことがとても多いです。
エアブラシメイクについてのさらにくわしい情報やメイク後の仕上がりについては、当ホームページ|エアブラシメイクについてのページをご高覧ください。
ただ、指やスポンジをまったく使わないということはありません。
まぶたや目の下の皮ふの薄い場所は、指で塗る方がムラがなく、刺激も少なくキレイに塗ることができます。
またまつ毛のキワや口角などのせまい部分は、スポンジの角を使うことでとてもキレイにファンデーションをギリギリまで塗りこむことができます。
インスタグラムなどのショート動画を観ていると1つの道具だけでベースメイクをしているように見えますが、youtubeなどのあるていど長さのある動画を観ると、メイクブラシ・スポンジ・手を駆使してベースメイクを仕上げているのがよく分かります。
メイクブラシの選び方について
私はベースメイク用のメイクブラシを選ぶさい、動物の毛を使っているものを優先的に選んでいます。
理由としては、肌当たりが心地良く不快感が無いからです。
メイクブラシは先端が細くとがっているため、当て方によってはチクチクとした不快感を感じることがあります。
またメイクブラシは使っていると傷んだところから切れてくることも多々ありますが、そうなるとさらにチクチクとした感触が増します。
動物の毛はナイロンと比べるとやわらかく柔軟性が高いため、チクチクとした不快感が少なく肌に当てるととても心地良いです。
そのため肌の上で摩擦が起こりにくく、目に見えない細かい傷もできにくいです。
このような理由から私は、動物の毛を使っているメイクブラシを使うようにしています。
まとめ
メイク動画を観ていると、ベースメイクにメイクブラシを使っているシーンをとてもよく見かけます。
ですが、メイクブラシ・スポンジ・手のどれを使ってもまちがいではなく仕上がりに差はありません。
上記にはそれぞれ、
という長所があります。
どれも一長一短ありますが、初心者の方はメイクブラシか手で付けるのが簡単でオススメです。
ベースメイクはメイクの土台を作るメイクであるため、ベースメイクがキレイに仕上がると1日の気持ちの上がり方が格段に変わります。
そのため使う化粧下地やファンデーション選び、道具類はとても大切です。
ですが、メイクブラシが一番良いのかというとそうではありません。
それぞれに使いやすさや仕上がりに差が出るので、あなたが求めるものを選んで使ってください。
☆
☆
☆
”この秋、トレンドカラーを使ったメイクで印象を一新しませんか?
季節感をプラスしたメイクであなたらしいスタイルを見つけましょう!”
「年齢に関係なく、たくさんの女性を笑顔にしたい」という想いで、エマブールのメイクレッスンは生まれました。
メイク初心者の方でも安心して学べるプライベートレッスンです。
プロのヘアメイクアップアーティストが、あなたの肌質や顔立ちにぴったりなメイクのコツを、
楽しく分かりやすくレッスンします。
「メイクが苦手…」
「もっと自信を持ちたい…」
そのような悩みに寄り添いながら、
あなたに合ったメイク方法をお伝えします。
\ お気軽にお問い合わせください /