「時間が経つと目の下が黒くにじんでパンダ目になる」
「アイメイクが崩れないよう、なんとかしたい」
この記事はそのような方へ向けて書いています。
はじめまして。
私は大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている「AimaBle」の小川敬子です。
夕方になって鏡を見ると目の下が真っ黒になっている…。
このような経験をしたことのある方が多いのではないでしょうか。
仕事が終わって人と会うときにアイメイクが崩れていると、ほんと泣きそうになる…。
ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使っても黒くにじむし。
もうどうすれば良いのかぜんぜん分からない(涙)
アイメイクの崩れは、化粧品だけでは防ぎようがありません。
今日は長年ヘアメイクアーティストとして活動しているプロならではの視点で、パンダ目を防ぐための簡単なメイクテクニックとオススメのコスメについてご紹介します。
あなたの悩みが解決する一助となれば幸いです。
このブログの信頼性について
このブログを書いている私は、ヘアメイクアップアーティストです。
専門学校を卒業後9年間結婚式場でブライダルヘアメイクの経験を積みました。
ブライダルヘアメイクにおいては、セントラファエロ・アンジェルミエールにて5年連続顧客満足度第1位を獲得しています。
現在はフリーランスとしてCMなどのメディア撮影から結婚式のヘアメイクなど、さまざま現場でヘアメイクアップアーティストとして活動を続けています。
それではさっそくご紹介します。
パンダ目にならないアイメイクの方法と化粧品について
パンダ目にならないために一番有効なのことは、ベースメイクのさいにしっかりと目の下のベタつきを押さえることです。
なぜならばアイシャドウ・アイライナー・マスカラなどのコスメには油分がふくまれており、コスメの油分と目の下のファンデーションや皮脂が混ざることで黒くにじんでパンダ目になるからです。
ここ数年ツヤのあるベースメイクが流行っています。
そのためファンデーション自体にオイルが入っていたり、パウダー系のコスメを使わずにベースメイクを仕上げることが主流となっています。
それによりアイメイクがにじみやすくパンダ目で悩んでいる方がとても多いです。
ではどうすればこの「ベタつき」をおさえることができるのでしょうか。
アイメイクをにじませない化粧品と使い方について
パンダ目をふせぐためにぜひ使っていただきたいのが、フェイスパウダーです。
フェイスパウダーは、100%粉でできているので油分や水分を吸収する作用があります。
顔全体に使うとツヤのないマットな仕上がりになってしまうため今のメイクの傾向としてはおすすめできませんが、部分使いすることでメイクのよれやにじみを防ぐことができます。
フェイスパウダーについてのくわしい説明は、エマブール ブログ|「ルースパウダー」と「プレストパウダー」のちがいについてご説明しますをご覧ください。
メイクの仕方はとても簡単です。
- アイシャドウ用のメイクブラシの先に直接フェイスパウダーを取ります。
*このときアイシャドウを使ったブラシにとるとフェイスパウダーと混ざってしまうので、かならずキレイなメイクブラシを使ってください。 - アイシャドウ用のブラシにフェイスパウダーを取ったら目の下(まつげの生えているきわ~下まぶた全体)へフェイスパウダーをのせます。
- フェイスブラシでササッと軽くフェイスパウダーを払います。
*フェイスブラシがなければ使っていないメイク用のブラシか指の腹で軽く払ってください。
仕上がりの目安は、目の下をさわったときにサラサラとした状態になっていれば完成です。
少し話は変わりますが、あなたは小さいころ砂場で砂山を作って遊んだことはありませんか?
水を使って泥の砂を作り、それを固めて山を作ったら最後にさらさらのサラ砂をかける。
するとふしぎなことにとてもがっしりとしたベタつきのない丈夫な山が仕上がります。
じつはフェイスパウダーも、サラ砂とおなじ働きを持っています。
ファンデーションの上から混じりけのない粉をかけることで水分や油分が粉に吸収され、サラサラとした頑丈なベースメイクに仕上がります。
フェイスパウダーはアイメイクのにじみを防ぐだけでなく、小鼻やシミ・ニキビをカバーした上に使うことでテカリをおさえたりシミやニキビ痕が出てくることを防ぐこともできます。
ではつぎに私がオススメするパンダ目を防ぐアイライナーやマスカラをご紹介します。
パンダ目を防ぐアイライナーやマスカラを選ぶポイントについて
アイライナーやマスカラに表示されている「ウォータープルーフ」。
これは、汗や涙などの水分に強いので泣いても汗をかいてもメイクが崩れませんという意味です。
ですがさきほども挙げたようにパンダ目の原因は、目の下のベースメイクと皮脂によるベタつきです。
そのためウォータープルーフの効果だけでは、油分によるにじみを防ぐことができずパンダ目になってしまいます。
アイライナーやマスカラを選ぶポイントは、水で落とせるという表記がされているものを選んでください。
なぜかというと水で落とせるということは、油分に強いオイルプルーフの効果がふくまれているからです。
もし水で落とせるのにオイルプルーフの効果が入っていなければ、汗や涙ですぐにメイクが崩れるだけでなく皮脂でも崩れると言うことです。
アイライナーやマスカラを選ぶときにぜひチェックしてください。
まとめ
私は結婚式のブライダルヘアメイクも行っていますが、お色直し以外ではほとんどメイクのお直しができないだけでなく、泣いたり笑ったりする場面が多いため長時間くずれないメイクをしなければなりません。
そのためフェイスパウダーを目の下にしっかりと付け、さわったときにサラサラの状態になるまでしっかりとベースメイクをおさえてパンダ目を防いでいます。
またアイメイクに使うアイライナーやマスカラも重要。
かならずウォータープルーフ処方だけでなくお湯で落とせる(=オイルプルーフ処方)もいっしょになっているものを使ってメイクをしています。
簡単なメイクテクニックとコスメの選び方でアイメイクのにじみを防ぐことができます。
安心しておでかけしたりお友達とおもいっきり笑ったりしながら楽しい時間を過ごしていただけるとうれしいです。
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